ヒマラヤの氷河消失、報告書は誤りとIPCC陳謝 国連が 見直し決定

2010.1 
 
朝日とAFPBBで記事が出た二日後に、
読売と中日から記事が出ました。


    報告書は虚偽 IPCCは 陳謝
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■ ヒマラヤの氷河は本当に消失するのか? 池辺豊 2010年1月22日 日経 Ecolomy
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■ ヒマラヤ氷河の2035年消失は「誤り」 国連パネル   2010年 1月22日 朝日
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■ ヒマラヤの氷河消失、報告書は誤りと陳謝         2010年1月21日 読売   
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■ 気候変動:「35年ごろ氷河消失」は誤り IPCC認める     2010. 1.21 中日
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■「25年後にヒマラヤ氷河消失」根拠なし英紙が報道      2010. 1.19 朝日
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■「ヒマラヤ氷河は2035年までに消滅」は誤り 国連が見直し決定  AFPBB News
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25年後、ヒマラヤ氷河消失説は「根拠なく 憶測で」と判明 英 サンデー・タイムズ
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「ヒマラヤ氷河が2035年までに溶ける」の インド人科学者は匿名のまま     
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■ ヒマラヤの氷河は本当に消失するのか?
   池辺豊 2010年1月22日 日経 Ecolomy
   http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh000021012010



インドとパキスタン国境付近のヒマラヤの氷河[AP] MMECzh000021012010_2_0_000zh
インドとパキスタン国境付近のヒマラヤの氷河[AP]

地球温暖化の影響でヒマラヤの氷河が2035年にも消失する――国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が第4次報告書に盛り込んだ衝撃的な記述が誤りだったことが判明した。

同氷河が消失すると、インドやパキスタンが深刻な水害や渇水に見舞われるなどの懸念があり、温暖化問題で緊急対策を要する象徴的な課題のひとつとされていた。いったい何があったのだろう。

 07年に発表された同報告書の信ぴょう性を疑う記事をサンデー・タイムズが17日に掲載し、それを重く見たIPCCのパチャウリ議長が調査を指示していた。IPCCは20日、「科学的根拠を確認する手続きに不備があった」との声明を出した。

 報告書は世界自然保護基金(WWF)インドの資料を引用し、資料は英科学誌ニューサイエンティストの1999年の記事をもとにしていた。科学誌の記事はインドの科学者による「2035年にも氷河消失」という予測を取り上げたが、予測には科学的根拠がなく、論文などで公表されなかったことが明らかになっている。

 ヒマラヤの氷河調査で10回以上も現地を訪れている名古屋大学の藤田耕史准教授は「報告書を取りまとめた第2作業部会には氷河研究の専門家がおらず、学術的な価値がないWWFの資料を引用していいのかという議論が、氷河研究者の中にはあった」と語る。

同部会で査読者を務めた横浜国立大学の伊藤公紀教授は「WWFの資料を引用したIPCC報告書の著者のレベルが低く、それを見抜けなかった査読者たちの責任でもある」と、IPCCの査読システムに問題があったことを認めている。

 ロイター通信によると、インドのラメシュ環境相は「ヒマラヤの氷河消失には科学的根拠がひとつもない。過去にも異議を唱えたが、疑似科学(voodoo science)呼ばわりされた」とIPCCの対応を非難している。

 英米印メディアは パチャウリ議長の環境ビジネスによる蓄財疑惑を報じており、去年11月に発覚したクライメートゲート事件で損なわれたIPCCの権威がさらに低下したとみることもできる。

 ただし、ヒマラヤの事情は複雑だ。名大の藤田准教授は「この3年間の現地調査の結果、小規模の氷河は確かに後退しており、35年までに消失するものも出てくるだろう。温暖化に加え降水の減少が要因と考えられる」と言う。一方、大氷河は簡単に踏査できない難所にあり、実態はほとんど未解明だ。人工衛星で面積を測る試みもあるが、「氷河の厚みを現地調査しないと、減少の度合いは分からない」(藤田准教授)。

 IPCCは第4次報告書で「氷河の後退は21世紀中に世界中で加速する」とうたっている。3年後にまとまると見られる第5次報告書に向けた作業は始まったばかりだ。藤田准教授は「今度は専門家が加わり、きちんとした評価してもらいたい」と注文をつけている。 池辺豊





「25年後にヒマラヤ氷河消失」根拠なし? 
  英紙が報道
 2010. 1.19 朝日

【ワシントン=勝田敏彦】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2007年に出した第4次評価報告書で、ヒマラヤの氷河が「このまま地球温暖化が続くと、2035年までに消失する可能性が非常に高い」とした記述について科学的根拠がなかったと、英紙サンデー・タイムズが17日付で報じた。 IPCC報告書は世界の一線の研究者約1千人が学術雑誌に掲載された論文やデータなどを元に作成しており、これだけで報告書の結論が揺らぐものではないが、地球温暖化懐疑派の攻撃材料がまた一つ増えることになる。 同紙(英紙サンデー・タイムズ)によると、報告書のこの記述は、一般向け英科学誌「ニューサイエンティスト」が1999年に掲載したインドの科学者への電話インタビューが根拠だったが、この科学者が「憶測だった」ことを認めたという。この記述は、世界自然保護基金(WWF)が2005年に作成した報告書のデータにも使われ、第4次報告書はWWFの報告書を参考文献にしていた。 世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)の呼びかけで1989年に設立されたIPCCの影響力は大きく、07年にはノーベル平和賞をゴア米元副大統領と共同受賞している。

 英紙テレグラフは、IPCCのパチャウリ議長が、温室効果ガスの排出量取引などでもうけている銀行の顧問なども務め、その報酬はパチャウリ氏が理事長を務める団体に振り込まれていると報じている。 同紙はパチャウリ氏のIPCC議長としての活動が、団体の活動拡大につながった可能性を示唆。「利益相反」の疑いに言及している。  IPCC報告書に関しては昨年11月にも、基礎になった気温データで温暖化を誇張したとも受け取れる研究者間の電子メールのやりとりが盗み出される騒ぎ「クライメートゲート」が発覚している。


■ ヒマラヤ氷河の2035年消失は「誤り」 国連パネル 2010年 1月22日 朝日
   http://www.asahi.com/science/update/0122/TKY201001210560.html

【ワシントン=勝田敏彦】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は20日、「ヒマラヤの氷河が2035年までに消失する可能性が非常に高い」などとしていた第4次評価報告書の記述について、「十分に立証されていない見積もりに基づいていた」との声明を発表、事実上、誤りを認めた。ただ、声明では「氷河から流れ出る水や冠雪が減る傾向は今世紀いっぱい加速し、水不足につながる」などとする報告書の記述については、「ゆるがず、適切なものだ」と強調した。この問題は17日付英紙サンデー・タイムズの報道で発覚した。誤った経緯として、「2350年」としていた研究を引用する際に、「2035年」と書き誤った可能性も指摘されている。



■ ヒマラヤの氷河消失、報告書は誤りと陳謝 2010年1月21日 読売
   http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20100121-OYT1T00347.htm?from=nwla

 【ワシントン=山田哲朗】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は20日、声明を発表し、2007年の第4次報告書で「ヒマラヤの氷河が2035年までに解けてなくなる可能性が非常に高い」とした記述は科学的根拠がなく誤りだったと陳謝した。

 世界中の科学者が協力して作成した報告書は信頼性が高く、IPCCはアル・ゴア元米副大統領と2007年にノーベル平和賞を受賞したが、地球温暖化の懐疑派は「報告書の信頼は揺らいだ」と攻勢を強めている。

 欧米の気象学者らが20日、独自に発表した分析によると、報告書は問題の部分を世界自然保護基金(WWF)のリポートから引用した。WWFは英国の一般向け科学雑誌ニュー・サイエンティストが1999年に掲載したインド人研究者についての記事を引用した。しかし、この研究者の論文は未公表で、氷河消失の時期も予想していなかった。

 「2035年」という時期は、別の文献の「2350年」を写し間違えた可能性があるという。分析は「査読を経た論文を基礎に置くという科学の基本を守れば回避できた間違い」と指摘している。
(2010年1月21日10時22分 読売新聞)




■ 気候変動:「35年ごろ氷河消失」は誤り IPCC認める 2010. 1.21 中日
   http://mainichi.jp/select/world/news/20100121k0000e040064000c.html

国連「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は20日、07年に公表した4次報告書の記述のうち、ヒマラヤの氷河が35年ごろまでに消失するという予測が誤りだったと発表した。

 誤りだったのは、報告書のうち、地球温暖化の影響をまとめた「第2作業部会」担当部分の一部。環境NGO(非政府組織)世界自然保護基金(WWF)の05年のデータの引用などとして、「ヒマラヤの氷河は世界のどの地域よりも早いスピードで崩壊が進み、35年ごろまでに消失する」と指摘していた。IPCCは、報告書作成の過程で必要とされる科学的根拠の確認などが十分でなかったとしている。

 また、カナダや米国の研究者らは同日、米科学誌サイエンス電子版で誤りの背景などを解説。IPCCが消失の時期を「2035年」としたのは「世界全体の氷河は2350年ごろに(現在の)50万平方キロメートルから10万平方キロメートルに縮小する」という過去の研究を誤って引用した可能性もあるという。研究者らは、35年ごろまでにヒマラヤの氷河が消失するには、1960~99年の間の消失率の25倍の速度で減少していかなければならない計算になり、氷河と気候の関係に関する知見と相反すると指摘した。【大場あい】




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AFPBB Newsというところに
朝日新聞よりもう少し詳しい記事がありました。

ただしAFPBB Newsの文章は、日本語として変な部分があちこちにあります。
(朝日の記事は滑らかです)

文章を日本語として通じるように、テニオハと表現を一部、直しましたが
リンク先の元文章を読まれたほうがいいかもしれません。
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「ヒマラヤ氷河は2035年までに消滅」は誤り? 国連が見直し決定 AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2684513/5197797  2010年 1月19日

「ヒマラヤ氷河は2035年までに消滅」は誤り?

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長は18日、専門家から「誤り」との指摘があった2007年の報告書におけるヒマラヤ氷河の解氷速度について見直すことを明らかにした。

IPCCの2007年2月の第4次評価報告書に記載された「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅する」という予測に対して、前週末の英紙サンデー・タイムズが、疑問を呈する記事を掲載した。 

記事によると、この予測の出所となったのは世界自然保護基金 WWFであり、同基金は1999年の英科学誌「ニュー・サイエンティスト」に掲載されたインド人氷河学者のインタビュー内にこの予測が言及されていたと主張している。

だが、英紙サンデー・タイムズによると、こうした予測がニュー・サイエンティストに掲載された形跡はないという。

また、第4次評価報告書の作成に関わったオーストリア・インスブルック大学の氷河学者、Georg Kaser氏はAFPに対し、発表から数か月前の2006年末にこの予測が「重大な誤り」であることに気付き、同僚らに伝えていたことを明らかにした。 
同氏によると、「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅する」には、気温上昇を予想値より2~3倍高い12度以上に設定する必要があったという。

こうした警告はなぜ見過ごされたのだろうか。Kaser氏は「報告書に携わった専門家集団は氷河については何も知らなかったから」と答えた。 

ヒマラヤ氷河の溶解は、南アジアにとっては重大な意味を持つ。洪水または水ストレスの影響を数億人が被ると見られるためだ。インドのジャイラム・ラメシュ環境相は、氷河に関する予測を見直すようIPCCに繰り返し求めていた。 以上 和訳を円滑に修正  原翻訳文章はリンク先でどうぞ 














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日本の大手新聞が報道しないニュースを、海外の新聞社の記事から翻訳して
紹介する活動をしているサイトがいくつかあります。
 
それらの翻訳ニュースは、ネットでしか伝わりません。
それらを収集したり紹介したりするサイトがあって、そこで「はてなブックマーク」する人が数名になると、はてなぶくマークで紹介されて、より多くの人の目にとまり、引用され他のブログに記載され、中には、ネット空間で検索された時に役立つようにとブログに収納され予備のバックアップになったりしていきます。


以下は、そういうルートからのニュースです。

大手新聞からの記事ではないから、怪しいでは ありません。
報道しない大手新聞が怪しい時代です。





  ドイツ・キール大学ライプニッツ研究所 太平洋および大西洋の水温自然循環の分析により
   「地球ミニ氷河期説」を発表
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■ 海外研究:地球はミニ氷河期に突入か?  
   http://www.epochtimes.jp/jp/2010/01/html/d11871.html 大紀元日本 2010.1.15

【大紀元日本 1月15日】英紙「デイリーメール」10日の報道によると、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の重要メンバーであるドイツ・キール大学ライプニッツ研究所は、太平洋および大西洋の水温自然循環の分析により、「地球ミニ氷河期説」を発表したという。

実際、コロラド州の米国家雪氷資料センターの数値によると、2007年より、北極は夏に海面氷結面積がすでに約106万平方キロ増加しており、増加率は26%にのぼったという。

「地球ミニ氷河期説」は、北極が2013年の夏までに、完璧に融けてしまう「地球温暖化説」と1900年から始まった地球温暖化は人類が排出した温室効果ガスが原因であるとのこれまでの認識を覆した。

 ライプニッツ研究所・研究チームを率いるラティフ氏は、海洋の寒さと暖かさの循環の始まる所、即ち地表下914メートルのところの海水温度の測定を発案し成功したと2008年に発表、地球が寒い成り行きに変わることを予測し、2009年のIPCC会議で同説の主張を繰り返した。

 ラティフ氏は、20世紀初頭及び1980年~2000年の地球温暖化をもたらした大部分の原因が海洋の寒さと暖かさの循環にあると指摘した。さらに、その循環は現在 逆の動きになっていることから、ここ数年のような寒冬と冷夏が現れたとした。この現象が長く続くとさらに、氷河が融け海水が上昇する現象は無くなり、地球温暖化に終止符が打たれ、気候も寒くなると示した。ラティフ氏は、この現象は今後20年間またはそれ以上にわたり続くと予測した。

 また、現在の寒冬現象は北極振動(Arctic oscillation、北極と北半球中緯度地域の気圧が逆の傾向で変動する現象のこと)によるものであっても、実質上、長期にわたる太平洋および大西洋の「数十年振動(multi-decadal oscillations、MDOs)」と深く関わっているとラティフ氏が指摘。

 これに対して、米ウィスコンシン大学大気科学組織責任者ティサンニス氏は、「数十年振動」は世界各地で同時に発生したことによって、地球気候は「温暖化」から「寒冷化」に変化し、20~30年後に再び逆転すると説明した。ティサンニス氏は、「数十年振動」は地球の気候を変え、20世紀と21世紀における地球気候変化の重大な要因の一つであるとラティフ氏に同調した。

【大紀元日本 1月15日】  英紙「デイリーメール」10日の報道によると、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の重要メンバーであるドイツ・キール大学ライプニッツ研究所は、太平洋および大西洋の水温自然循環の分析により、「地球ミニ氷河期説」を発表したという。実際、コロラド州の米国家雪氷資料センターの数値によると、2007年より、北極は夏に海面氷結面積がすでに約106万平方キロ増加しており、増加率は26%にのぼったという。「地球ミニ氷河期説」は、北極が2013年の夏までに、完璧に融けてしまう「地球温暖化説」と1900年から始まった地球温暖化は人類が排出した温室効果ガスが原因であるとのこれまでの認識を覆した。

 ライプニッツ研究所・研究チームを率いるラティフ氏は、海洋の寒さと暖かさの循環の始まる所、即ち地表下914メートルのところの海水温度の測定を発案し成功したと2008年に発表、地球が寒い成り行きに変わることを予測し、2009年のIPCC会議で同説の主張を繰り返した。

 ラティフ氏は、20世紀初頭及び1980年~2000年の地球温暖化をもたらした大部分の原因が海洋の寒さと暖かさの循環にあると指摘した。さらに、その循環は現在逆の動きになっていることから、ここ数年のような寒冬と冷夏が現れたとした。この現象が長く続くとさらに、氷河が融け海水が上昇する現象は無くなり、地球温暖化に終止符が打たれ、気候も寒くなると示した。ラティフ氏は、この現象は今後20年間またはそれ以上にわたり続くと予測した。

 また、現在の寒冬現象は北極振動(Arctic oscillation、北極と北半球中緯度地域の気圧が逆の傾向で変動する現象のこと)によるものであっても、実質上、長期にわたる太平洋および大西洋の「数十年振動(multi-decadal oscillations、MDOs)」と深く関わっているとラティフ氏が指摘。

 これに対して、米ウィスコンシン大学大気科学組織責任者ティサンニス氏は、「数十年振動」は世界各地で同時に発生したことによって、地球気候は「温暖化」から「寒冷化」に変化し、20~30年後に再び逆転すると説明した。ティサンニス氏は、「数十年振動」は地球の気候を変え、20世紀と21世紀における地球気候変化の重大な要因の一つであるとラティフ氏に同調した。
(翻訳編集・豊山) 2010.1.15  大紀元日本より 以上引用





■ 地球温暖化の4割は自然変動がもたらした 
  池辺豊 2009年12月3日 日経Ecolomy
   http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh000003122009

20世紀後半に起きた地球温暖化の地理的分布の4割は、温室効果ガスとは無関係な自然変動がもたらした――筑波大学計算科学研究センターの田中博教授らはこんな研究結果をまとめた。

「20世紀後半に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた可能性が非常に高い」というIPCC報告書の論旨とは異なっており、気象関係者の間で注目されている。

 田中教授らが注目したのは、1998年に米ワシントン大学のマイク・ウォレス教授らが提唱した「北極振動」という現象。北緯60度付近の南北で、一方の気圧が平年より高いともう一方が低くなるというように、シーソーのように変動することを指す。偏りの程度を北極振動指数と呼び、南が高いとプラス、北が高いとマイナスになる。

 北極振動は北半球の天候への影響が大きく、同指数がプラスだと例えば日本付近は暖冬になり、マイナスだとその逆になることが分かっている。さらに地球全体の平均気温も指数がプラスの時に上昇し、マイナスの時に下降する傾向がある。

 最近の地球温暖化はシベリア付近で最も顕著で、カナダ北部でも気温上昇が著しいが、グリーンランド周辺の気温は低下したという特徴がある。ウォレス教授らはこの地理的な特徴と北極振動にともなう地上気温のパターンを50年間にわたって比較し、温暖化の4割は北極振動の変動で説明できると主張していた。

田中教授らは気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2007年にまとめた第4次報告書のデータを解析し、「北極振動の10年スケールの長期変動が(温室効果ガスのような)外部強制応答によるものではなく、カオス的に変動する大気の純粋な内部変動として十分に説明できる」ことを明らかにしたという。

 北極振動指数は1990年代を通じてプラスであり、この間の地球全般の気温上昇を反映している。21世紀になってからはマイナスに転じており、この10年間は温室効果ガスの増加にもかかわらず、気温上昇が止まっていることの説明にもなっている。

 田中教授はまた、「大方の気象学者やシミュレーション研究者は、20世紀後半の温暖化の地理的分布には北極振動に代表される自然変動の影響があると考えているが、定量化には踏み込んでいなかった。IPCCは自然変動の割合を過小評価しているが、もっと大きいはずだ」と話している。

 その一方で、国立環境研究所の江守正多温暖化リスク評価研究室長は「複数のシミュレーションモデルで20世紀末の北極振動の振る舞いがバラバラなのにもかかわらず、どのモデルも同じような地球平均気温の上昇を示すことを考えると、実際の気温上昇の大部分が北極振動という結論にはならないのではないか」と温暖化全般への影響には否定的な見方を示している。

 北極振動がなぜ起きるかはまだ分かっていないが、太陽活動が影響するという説もある。今後、温室効果ガスの増加により北極振動はプラスに振れる見通しだ。北極振動と地球温暖化の関係を解明する研究の進展が待たれる。

北極振動にともなう地上気温偏差の分布図。シベリアとカナダで高温になり、グリーンランドでは低温になっている(ウォレスとトンプソン、2002)MMECzh000003122009_4_0_000zh
北極振動にともなう地上気温偏差の分布図。(ウォレスとトンプソン、2002)
シベリアとカナダで高温になり、グリーンランドでは低温になっている



■ 地球温暖化データにねつ造疑惑      池辺豊   2009年11月26日 日経Ecolomy
   http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh000025112009

「クライメートゲート(Climategate)」 英イーストアングリア大学。何者かが気候研究ユニット(CRU)のコンピューターに侵入し、1996年から最近までCRUが外部とやり取りした1000通以上の電子メールをハッキングして匿名サーバーに置いた。さらに、温暖化懐疑派のブログなどにその存在を知らせ、メールの内容が明るみに出た。
そこで注目されたのが有名な「ホッケースティック曲線」だ。過去1000年間にほぼ横ばいだった気温が、温室効果ガスの排出が増えた20世紀後半に急上昇したことを示す。IPCC報告書でもたびたび引用されたが、あいまいなデータ処理が以前から問題視されていた。メールの中で、フィル・ジョーンズCRU所長は1960年代からの気温下降を隠すことで、80年代からの上昇を誇張するデータのtrick(ごまかし)があった




■ 地球規模で変わる海のしょっぱさ     池辺豊   2009年11月20日 日経Ecolomy
   http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh001018112009

海洋は熱容量がケタはずれに大きく、地球環境に及ぼす影響は陸地の比ではない。
しかし、海洋の観測データは陸地に比べて圧倒的に少ないという問題がある。








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ホッキョクグマが共食いする写真を、地球温暖化の警鐘にしてはならない  2010.1.19 青空と麦穂
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25年後、ヒマラヤ氷河消失説は「根拠なく 憶測で」と判明 英 サンデー・タイムズ 2010.1.20
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「ヒマラヤ氷河が2035年までに溶ける」の インド人科学者は匿名のまま     2010.1.20
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ヒマラヤの氷河消失、報告書は誤りとIPCC陳謝 国連が 見直し決定     2010.1.22
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「過去10年は史上最も暖かった」NASA説はダメ。 最低の平均気温は2008年! 2010.1.23
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地球温暖化を疑問視、温室効果ガス削減支持者が減少 米国 CNN     2010.1.23
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菜の花沖の高田屋嘉平と鵜野日出男。 冬 暖かくして 人を健康に長寿に幸せに 2010.1.23
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グリーンランド南部が草地になるまで地球温暖化は大丈夫! (経験的知見) 2010.1.23
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スパコン予算と クライメートゲート事件の、大手新聞が報道しない事実 2009.12.10 青空と麦穂
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