◆新型インフルエンザ・ワクチン・伝染病・公衆衛生・

■ 致死率高い鳥インフル、豚で人感染型に変異  2010年9月1日 読売
■ 致死率高い鳥インフル、人間に感染しやすい型に変異 2010年9月1日 朝日

■ 抗生物質効きにくい病原性大腸菌 米で確認、日本でも  2010年8月19日 朝日
■ 耐性菌、医療ツーリズムで?拡大 インドから欧州へ 2010年8月17日 朝日
■ インフル・ワクチン接種、10月から 今季は1回でOK 2010年7月28日 朝日
■ インフルワクチン供給、今季は5810万人分の見込み 2010年7月12日 朝日
■ 国産初の抗インフル薬、発売へ 厚労省、スピード承認 2010年1月13日朝日
■ 鳥インフルと季節性、混合で重症化も 東大など研究  2010年2月23日 朝日
■ インフルワクチン、秋から1種類でOK 国産で確保可能 2010年 2月18日 朝日
 北米で集団発生の強毒カビ 感染患者、国内で初確認 2010年8月24日 朝日
■ 新型インフル、季節性扱いに…今年度末めど       2010年8月27日 読売
■ 新型インフルワクチン、副作用1万人に1人         2010年8月26日 読売
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■ あのインフル機内検疫、発見は22万人中4人    2010年4月26日 読売
■ インフル死は推計200人 史上3番目の低水準で「新型は弱毒」裏付け 2010.4.26 産経
■ 新型インフル発生から1年 大流行騒ぎが残した教訓 2010.04.27 CNN
■ 新型インフル、機内検疫には限界あり 厚労省調査  2010.4.28 朝日
■ 新型感染、持病なくても7割超の子ども呼吸困難   2009.4.25 読売
■ 新型インフルで異常行動、季節性の1・5倍      2009.4.25 読売
■ インフル沈静化…患者数「流行」指標下回る      2010年3月12日 読売
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 インフルエンザワクチン、秋以降は一本化    2009.3.15 読売
 新型ワクチン、「細胞培養法」で製造増強へ  2009年12月15日 読売
■ 季節性ワクチン「足りない」…新型インフル警戒余波 2009.11.5 読売
■ 希望者4人に1人、受けられない?…季節性ワクチン 2009.11.5 読売
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 畜産革命がもたらした新型インフルエンザの流行:2010.1.26 日経 石 弘之
 若者よ、新型インフルエンザに大いにかかれ   2009.10.22 JBpress
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■ タミフル耐性の鳥インフル、国産新薬が効果    2009年12月22日 読売
■ 国産新薬、強毒インフルに有効 動物実験で確認 東大研   2009.12.22 朝日
   http://www.asahi.com/health/news/TKY200912210449.html
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インドネシア豚から鳥インフル、体内で変化「新型」の恐れ 2009.4.29 読売
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リンク切れ、記事削除のときの自分用控え


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■ 致死率高い鳥インフル、豚で人感染型に変異  2010年9月1日 読売

人に感染すると約6割が死亡する高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が、インドネシアで豚に広がり、一部は人に感染しやすいタイプへ変異したことが、東京大の河岡義裕教授らの研究で明らかになった。

豚の体内で変異しやすいとされ、研究チームは豚の監視を強めるよう警告している。
米専門誌電子版に掲載された。

 研究チームは2005~09年、インドネシアの豚702匹から鼻の粘膜を採取して分析。52匹(7・4%)が高病原性鳥インフルに感染していた。特に05年1~2月の調査では、167匹中35匹(21%)が感染。このうち1匹から見つかったウイルスは、人ののどなどに感染しやすい形へと遺伝子が変異していた。








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■ 致死率高い鳥インフル、人間に感染しやすい型に変異 2010年9月1日 朝日 

人に感染すると6割近い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が、インドネシアで豚に感染し、一部が人ののどや鼻の細胞に感染しやすいウイルスに変異したことがわかった。解析した東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームは、致死性の高い新型インフル出現に備え、豚インフルの監視の必要性を強調している。

 河岡さんらはインドネシアのアイルランガ大と共同で、2005年から09年にかけて3回、インドネシアの延べ14州で、無作為に選んだ702匹の豚の鼻汁や血液、ふんなどを調べた。

 05~07年に調べた豚の7.4%から高病原性鳥インフルのウイルスが分離され、分析すると、どの豚も近隣の鶏で流行した鳥インフルに感染していた。詳細に調べた39のウイルスのうち、一つが人の鼻やのどの細胞にくっつきやすく変異していた。08~09年の調査では過去に感染していた形跡はあったが、ウイルスは分離されなかった。

 これまで見つかった高病原性鳥インフルは人には感染しにくいが、人に感染しやすい高病原性の新たなインフルの出現が懸念されていた。豚は鳥型インフルにもヒト型インフルにも感染するため、豚の体内で、人に感染しやすく変異したとみられる。

 高病原性鳥インフルは、豚では症状を起こしにくく、感染した豚は無症状だったため、気づかないうちに広がった可能性がある。河岡さんは「高病原性で人に感染しやすいウイルスが知らぬ間に広がる恐れがあり、症状がなくても豚のウイルス検査をきちんと実施すべきだ」と話す。

 調査結果は米疾病対策センター(CDC)の専門誌「新興感染症」電子版で報告された。(大岩ゆり)





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■ 耐性菌、医療ツーリズムで?拡大 インドから欧州へ 2010年8月17日 朝日

【ワシントン=勝田敏彦】ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性細菌がインド、パキスタンから欧州に広がっていることがわかった。安価な医療などを求めて世界を旅する「メディカルツーリズム」が拡大を助けたとみられる。英国、インド、パキスタンなどの国際チームが論文を発表したが、インドからは反発も出ている。

 英医学誌ランセットの伝染病専門姉妹誌に先週掲載された論文によると、チームはインド、パキスタン、英国の患者から分離された大腸菌などを分析。幅広い抗菌効果を示す抗生物質カルバペネムに対する耐性遺伝子「NDM1」を持つ細菌の試料をインド、パキスタンから計143例、英国で37例見つけた。

 カルバペネムは重症の感染症の治療の「最後のとりで」ともされる重要な薬。耐性菌の発生を防ぐため、乱用は強く戒められているが、論文によると、インドでは処方箋(せん)なしで大量に使われ、耐性遺伝子発生の温床になっているという。

 英国の患者の多くは、美容外科手術などを受けるために、医療費が安いインドやパキスタンに旅行していた。チームは、患者は現地で感染して帰国したとみている。

 今回見つかった細菌は病原性がそれほど高くないと見られるが、チームは、耐性遺伝子がほかの細菌へと飛び移って耐性が広がりやすい性質に注目。ほとんど抗生物質が効かない病原性の高い菌が生まれるおそれがあり、「世界的な医療問題になる可能性がある」と監視の必要性を訴えている。

 こうした指摘に対し、インドは反発している。

 耐性遺伝子の名前が首都ニューデリーにちなむこともあり、現地メディアによると、野党・インド人民党の幹部は「論文はインドがメディカルツーリズムの人気目的地となってきたタイミングで出ており、疑わしい」と述べた。AFP通信によると、パキスタンを旅行していたベルギー人男性が6月、この耐性遺伝子を持つ細菌に感染して死亡した。





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■ 抗生物質効きにくい病原性大腸菌 米で確認、日本でも  2010年8月19日 朝日

【ワシントン=勝田敏彦】抗生物質で治療しにくい新型の多剤耐性の病原性大腸菌が米国で広がっていることが、ミネソタ州の退役軍人医療センターなどの研究でわかった。ST131と呼ばれる型で、従来の耐性大腸菌に比べて病原性が比較的高く、感染すると重症になりやすい。日本でも見つかり、西日本などで拡大中という。

 米感染症学会の専門誌に今月、掲載された論文によると、2007年、米国で抗生物質が効かない大腸菌の流行があった。研究チームが入院患者127人から採取した大腸菌を調べたところ、うち54人がST131だった。

 耐性がある大腸菌は病原性が低いものが多く、病原性の高い大腸菌は抗生物質による治療が可能だったが、ST131は病原性が比較的高いうえに耐性もある。

 カルバペネムなど切り札となる薬への耐性はみられていないが、チームのジェームズ・ジョンソン博士は「この菌がもう一つ耐性遺伝子を獲得すると、ほとんど治療不能。大変、憂慮される」と警告している。

 ST131は米国以外の数カ国で見つかっている。九州大病院の内田勇二郎助教によると、耐性がやや異なるST131が西日本を中心に拡大中という。

 大腸菌の多くは無害だが、まれに重い感染症を引き起こすものもある。ST131は、激しい下痢を引き起こしたりするO(オー)157とは異なる型だが、食中毒を起こすこともある。必要以上に恐れることはないが、尿管感染が悪化した敗血症などで患者が死亡する場合もある。

 抗生物質の乱用などによる耐性菌の発生は世界的な問題になっており、世界保健機関(WHO)は来年4月の世界保健デーのテーマを「薬剤耐性」にする予定。また最近、インド由来とみられ、抗生物質がほとんど効かない耐性遺伝子NDM1を持つ菌も見つかっている。














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■ インフル・ワクチン接種、10月から 今季は1回でOK 2010年7月28日 朝日

 秋以降の流行が見込まれるインフルエンザ対策で、厚生労働省は28日、国民全員を対象にワクチンの接種を10月1日に始める方針を示した。新型の豚インフルエンザに加え、従来の季節性インフルであるA香港型とB型の3タイプのウイルスに対応する。接種料金は、市町村が決める。

 昨季は新型インフルのワクチンと、季節性のワクチンを別々に打つ必要があったが、今季は1回で済む(13歳未満は2回)。今季に製造されるワクチンは約5800万回分の見込み。

 新型インフル対策については、昨季のワクチン在庫が約7300万回分あるため、厚労省は「国民全員に対応できる量がある」として、昨季のように接種対象者に優先順位はつけない。

 厚労省によると、接種料金は、昨季、新型インフルは1回3600円(2回接種が必要な子どもは6150~7200円)で全国一律。季節性は、定期接種の対象である65歳以上の人は市町村が料金を決めていたが、それ以外は医療機関が自由に決めており、約2千~4千円前後だった。混乱を避けるため、厚労省は近く目安となる補助金額を示したいとしている










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■ インフルワクチン供給、今季は5810万人分の見込み 2010年7月12日 朝日

インフルエンザワクチンの需要などを議論する厚生労働省の検討会で12日、今季のワクチンは、最大で計5810万人分(13歳以上の接種量で換算)の供給能力が見込めることが報告された。厚労省は医療機関調査などから、この冬の需要を4460万~5340万人分と予想し「十分な供給能力は確保されている」とした。予測する接種率は、乳幼児や小学生が60%、13~64歳が25%、65歳以上の高齢者が50%だという。

 昨季は新型の豚インフルのワクチンと、従来の季節性のワクチンとを別々に打つ必要があった。今季は季節性のワクチンに新型を組み込むため、1回の接種で済むという。









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■ 国産初の抗インフル薬、発売へ 厚労省、スピード承認 2010年1月13日朝日

塩野義製薬は13日、同社が開発した抗インフルエンザ薬「ペラミビル」について、製造販売の承認を厚生労働省から得たと発表した。国内で開発された「国産」薬としては初めての承認事例で、早ければ今月中にも販売を開始する見込み。発売にあたって同社は「ラピアクタ」という商品名をつけ、新たな治療の選択肢として年300万~400万人分の生産を目指す。

 ラピアクタは1回の投与が15分程度の点滴剤で、成人でのインフルエンザ感染では1回の投与で済み、重症度に応じて複数回の投与もできる。高齢者やせき、嘔吐(おうと)がひどい患者など、飲み薬のタミフルや吸入薬のリレンザの使用が難しい場合にも使え、医療現場のニーズも高いとされる。

 抗インフル薬は国内ではほかに第一三共、富山化学工業が開発中だが、ラピアクタは昨年10月末に国産第1号として承認申請した。新型インフルエンザの流行をふまえ、通常は1~2年かかるところを約2カ月半という異例のスピードで承認された。塩野義は「優先審査品目の指定を受けるなどした努力の結果。一日でも早く患者に届けられるようにしたい」(広報室)としている。

 発売は厚労省による薬価の決定後だが、同省も薬価の決定を急ぐとみられ、同社は米国のメーカーから薬の原材料を初年度分はすでに確保するなど生産体制を整えつつある。現在はまだ承認が得られていない小児への使用についても、年度内を目標に申請を行う準備を進めている。











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■ 鳥インフルと季節性、混合で重症化も 東大など研究  2010年2月23日 朝日

鳥インフルエンザが人の季節性インフルと遺伝子の組み換えを起こすと、
哺乳(ほにゅう)類に効率的に感染するだけでなく、
重症化しやすいウイルスに変わる恐れがあることが分かった。

鳥インフルが、人の間で世界的大流行(パンデミック)を起こす新型インフルになる可能性が引き続き高いようだ。東京大医科学研究所の河岡義裕教授や米ウィスコンシン大の八田正人准教授らの研究で、今週の米科学アカデミー紀要電子版に発表する。

これまで鳥と季節性との遺伝子組み換えでは、
重症化しないウイルスしか生まれないと見られていた。

鳥インフル(H5N1)は鶏などに対しては100%近い致死率になるが哺乳類にはそれほど強い症状を起こさない。世界でアジアを中心に300人近くが亡くなっているが、治療まで時間がかかるなどウイルスの性質以外の要因が影響しているとみられる。人から人へ効率良く感染するように変異もしていない。

河岡さんらは、鶏で流行しているウイルスと、季節性インフルのA香港型(H3N2)とで遺伝子が混合する組み合わせを254通り想定。実際に遺伝子工学でつくって性質を調べた。

254種類のうちパンデミックを起こす恐れが強く、増殖能力の高い75種類をマウスに感染させた。そのうち22種類は、ウイルス1万個を感染させたマウス4匹がすべて2週間以内に死んだ。とくに致死性の高い3種類はわずか10個のウイルスの感染で半数のマウスが死亡した。22種類すべてで、ウイルスの増殖に関係する遺伝子(PB2)は季節性インフルのものだった。

人の場合、季節性と鳥の両インフルに同時に感染すると、体内で遺伝子組み換えがおこり、病原性の高いウイルスが誕生する可能性がある。 河岡さんによると、感染力は強くないが、PB2がヒト型の鳥インフルはすでに欧州で散発的に見られる。鳥インフルの調査を継続的に実施することが大切だという。(大岩ゆり)








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■ インフルワクチン、秋から1種類でOK 国産で確保可能 2010.2.18 朝日

国内のインフルエンザワクチンが今秋、1種類にまとめられる見通しになった。世界保健機関(WHO)が18日、来季のインフルワクチンに新型の豚インフルを組み込むことを推奨すると発表したからだ。今季のように季節性と新型の2種類のワクチンを打つ必要がなくなる。例年約4千万人にものぼる接種希望者の負担が軽くなる。

 今季の季節性ワクチンはAソ連型、A香港型、B型の3タイプのウイルスを対象にしてつくられた。インフルワクチンは1種類で最大3タイプのウイルスにしか対応できない。このためこれとは別に新型のワクチンもつくった。特に1~12歳の子どもは季節性と新型を2回ずつ計4回も打つことになった。

 国立感染症研究所のまとめでは、昨年8月末から今年2月中旬までに全国の定点医療機関などを受診した患者から採取され、地方衛生研究所で分析されたインフルウイルスのうち新型が1万8076件。これに対し、Aソ連型はゼロ、A香港型は15件、B型は9件と、圧倒的に新型が多かった。世界的には、B型が日本より多い地域もあるが、おおむね似たような傾向だ。

 過去のパンデミック(世界的大流行)では、新型の流行に取って代わられる形でそれまで流行していたウイルスが世界的に姿を消している。理由はまだわかっていないが、今回も同じことが起きた。

 WHOはAソ連型の代わりに新型を入れることを推奨した。

 18日に電話会見したケイジ・フクダWHO事務局長特別顧問は「パンデミックが終わったというわけではない。秋以降も新型がインフル流行の中心になると予測される」と強調した。

 国内では今季、インフルワクチンをつくっている4社が季節性(成人換算で約4千万人分)と新型(同約5400万人分)の両方を製造しなくてはならなかった。このため、国産だけでは新型が足りなくなるという予測から外国産の新型(予定で同9900万人分)も輸入された。来季は、1種類のワクチン製造だけで済むため必要量を国産でまかなえる可能性が高い。

 国内では感染研が今後、WHOの推奨などを踏まえて専門家の検討会議でワクチンのもとになるウイルス株を選び、最終的には厚生労働省が決める。来季ワクチンが、新型とA香港型、B型という組み合わせになるのは確実だ。(大岩ゆり)
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 北米で集団発生の強毒カビ 感染患者、国内で初確認 2010年8月24日 朝日

北米で集団発生が問題となり健康な人でも死亡することがある強毒カビに、東京都内の40代男性が感染していたことが分かった。「クリプトコッカス・ガッティ」という真菌で国内初の感染例だ。男性に北米への渡航歴はなく、国立感染症研究所は他に患者がいないか実態把握に乗り出す。

 東京大チームが突き止めた。男性は健康に問題はなかったが、頭痛やものが見えにくくなり2007年に都内の病院を受診。検査で脳に直径5センチほどのこぶが見つかり手術で取り出して調べた結果、このカビを検出した。点滴や飲み薬で1年後に快復した。

 感染者から体外にカビが出ることはなく人から人へは感染しない。植物に付着し何かの拍子で舞い上がったカビを吸い込んで感染する。このカビは、1999年にカナダ・バンクーバー島で人の感染が集団で起こり、その後、北米大陸に広がり最近は米西海岸の複数の地域で報告されている。男性で見つかったカビの遺伝子は、カナダのものと同じだった。

 米疾病対策センター(CDC)によると、7月までに米西海岸側で60人の患者報告があり、経過を確認できた45人のうち2割の9人が亡くなった。免疫力の落ちた患者だけでなく、健康な人も含まれていたという。

 東大病院の畠山修司感染症内科副科長は「北米から輸入された木材についたカビを吸い込んだかもしれないが、既に国内の植物にカビが定着している可能性もある」とみる。カビの潜伏期間は平均6~7カ月。男性が最後に渡航したのは、受診時から8年前のサイパンで、そこからの感染は考えにくいという。

 国立感染症研究所の宮崎義継・生物活性物質部長によると、早く発見すれば治療できるが、病院で見落とす恐れがある。「1年以内に北米に行った経験があれば診断時に医師に伝えてほしい」という。(熊井洋美)






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■ 新型インフル、季節性扱いに…今年度末めど     2010年8月27日 読売

厚生労働省は27日、今年度末をめどに新型インフルエンザの法的な位置づけを見直し、従来の季節性インフルエンザ並みの対策に戻す方針を発表した。

 世界保健機関(WHO)が10日に世界的大流行の終息宣言を出したことと、国内で昨年のような季節はずれの流行が見られないことなどから判断した。ただ、今年度中は警戒を続け、ワクチン接種事業などを実施する。流行の仕方などに例年の季節性インフルエンザと大きな違いが見られなければ、感染症法に基づく「新型」から外す。

 新型の指定が外れると、昨年の発生当初に実施された徹底した検疫やウイルス検査などは行わなくなり、高校や大学、専門学校は集団発生の報告が不要になる。ワクチン接種の推奨は終了し、低所得者への接種費用の補助もなくなる。

 同省によると、国内ではこれまでに推定約2100万人が感染し、202人が死亡している。流行は昨年11月にピークを越え、今年3月以降は大きな流行は起きていない。政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長=菅首相)も、27日に解散した。










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■ 新型インフルワクチン、副作用1万人に1人     2010年8月26日 読売

 厚生労働省の検討会は25日、昨シーズンの新型インフルエンザワクチンについて、副作用の傾向や頻度は通常の季節性インフルエンザワクチンと大差なかったと結論付けた。

 ただ、重い持病のある高齢者などでは直接の因果関係は認められなかったが、死亡例の報告もあったため、今年10月からのワクチン接種でも、注意を呼びかける。

 新型ワクチンの推定接種者数は約2200万人。副作用は計2433人分報告され、このうち重い症状は417人分だった。季節性ワクチンと副作用の報告方法が異なるため、単純に比較はできないが、大きな違いはなかったという。

 また、接種後の死亡例が133例報告されたが、接種と直接の因果関係が認められた例はなかった。

 今年10月からは新型に加え、季節性のA香港型、B型を含む3種混合ワクチンの接種が始まる。国内メーカーは約5800万回分を生産する見込み。





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■ あのインフル機内検疫、発見は22万人中4人    2010年4月26日 読売

新型インフルエンザウイルスの国内侵入を遅らせる目的で、昨年4月28日~5月21日に成田空港など国内3空港で行われた機内検疫は、計907便の乗員乗客21万6718人が対象となったことが厚生労働省のまとめでわかった。
 このうち、機内検疫で見つかった感染者は4人にとどまった。
 この期間には1日平均で医師28人、看護師48人が応援部隊として、3空港に動員された。厚労省は「水際作戦でウイルスの国内侵入がどれだけ遅れたかわからない」としている。









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■ インフル死は推計200人 史上3番目の低水準で「新型は弱毒」裏付け 2010.4.26 産経

 インフルエンザの流行によって増加した死者数を推計する「超過死亡」が、新型が流行した今シーズンは約200人に留まり、昭和62年の調査開始以来3番目に低い水準だったことが26日、国立感染症研究所の調べで分かった。例年は1万人程度で推移しており、弱毒性といわれた今回の新型インフルの毒性が、季節性インフルよりも低かったことが裏付けられた。

 超過死亡は、インフルが流行しなかったと仮定した場合の死者数と、流行時の実際の死者数を比較することでインフルによる死者を推計する手法。インフル感染者は毎年1千万人近くに上り、すべての死亡例を調べることが困難なため、毎年この手法で死者数を推計している。

 この手法で推計すると、今シーズンの超過死亡は約200人だった。
例年の超過死亡は1万人程度で、インフルが大流行した平成10~11年のシーズンでは3万5千人を超えていた。






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■ 新型インフル発生から1年 大流行騒ぎが残した教訓 2010.04.27 CNN

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が昨年4月に新型インフルエンザ(H1N1型)のウイルス発見を発表してから1年が過ぎた。その後数カ月にわたって世界中で大流行し、新型インフルだが、1年たった今、人々の記憶からほとんど消えつつある。

世界保健機関(WHO)によると、これまでに約1万8000万人が新型インフルで死亡したと確認されている。しかし検査を受けなかった患者も多数いるとみられる。

CDCの推計では米国の感染者は6000万人、死者は1万2000人。死亡した患者の10%は17歳以下だったとみられる。これに対して季節性インフルエンザでは年間約3万6000人が死亡し、その90%を65歳以上の高齢者が占めている。

当初「豚インフルエンザ」と呼ばれた新型インフルは当初、パニックに近い恐怖を巻き起こし、予防接種には長い行列ができた。しかし秋ごろになってワクチンの供給が安定してくると、安全性を疑問視する見方が浮上したこともあり、需要は減少。米国ではこれまでに1億6250万回分のワクチンが供給されている。

CDCなどの当局に対しては、危険性を誇張し不安をあおったとの批判もあるが、いまでも流行が終わったわけではない。最近ではハワイの学校で生徒11人が感染している。

カリフォルニア州のジェシカ・ホルトさんは昨年11月、新型インフルエンザで7歳の長男を亡くした。当初はまったく心配していなかったというホルトさんだが「息子に予防接種を受けさせていたら、きっと今でも生きていたかもしれない」と悔やむ日が続いているという。その後、息子の名前を付けた「ジョーイ・ホルト財団」を設立し、予防接種を呼びかける運動を開始。今後も自分の家族には必ず予防接種を受けさせるつもりだと話している。

専門家からは、新型インフルエンザを経験したおかげで予防接種の重要性が認識され、手を洗う習慣や衛生面に気を配る習慣が身に着いたなどの効果を指摘する声もある。








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■ 新型インフル、機内検疫には限界あり 厚労省調査 2010.4.28 朝日
   http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY201004270489.html

新型の豚インフルエンザ対策で政府が検疫を強化した昨年4月28日~6月18日に国内で新型インフルと確認された人のうち、海外に渡航したことのある人が154人だったことが、厚生労働省の調査でわかった。厚労省は、検疫を受けた時に、発症していたのに見つからなかった人、感染しているが発症していない潜伏期間だった人といういわゆる「検疫すり抜け」の人が大半だったとみている。

 厚労省研究班で機内検疫の効果を分析している加来浩器(かく・こうき)防衛医大防衛医学研究センター准教授は「検疫は理論、技術、量いずれの面でも限界がある」との結論をまとめている。

 成田、関西、中部の3空港では昨年4月28日~5月21日、メキシコ、米国、カナダから到着した航空機内に担当者が乗り込んで検疫をした。厚労省によると、全対象者21万人余のうち、630人を簡易検査キットで調べ、そのうち8人が陽性になり、遺伝子検査で4人が新型と確定した。機内検疫の終了後、6月18日までに、3カ国からの帰国者のうち新たに新型感染が確認された人は6人にとどまった。

 加来准教授は実際に機内検疫に参加した。体温を感知する測定器(サーモグラフィー)が飲酒や日焼けに反応することがあるほか、乗客が発熱していても、冷たいおしぼりで顔をふくと発熱を見抜けない弱点があったという。

 加来准教授によると、検疫では一人ひとりの乗客に質問票に記入してもらったが、ある乗客は「具合が悪いところはなし」と記したのに、同行者の感染を知ると、「実は熱っぽい」と言い出した。「同行者1人」と申告した別の発熱患者が「本当は36人」と発言を翻し、検疫官があわてて同行者らを追いかけたこともあった。(熊井洋美)





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■ 新型感染、持病なくても7割超の子ども呼吸困難 2009.4.25 読売
   http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100425-OYT1T00709.htm

新型インフルエンザを発症し、息苦しさなどを訴え入院した子どもは、ぜんそくの持病がなくても76・4%が呼吸困難に陥ったことが、日本小児アレルギー学会の調査で分かった。 ぜんそくの子は94・9%と、さらに高かった。同学会の松井猛彦・都保健医療公社荏原病院小児科部長が25日、盛岡市で開かれた日本小児科学会で発表した。 松井部長らは昨年4~12月に新型インフルエンザと診断され、呼吸器症状で入院した全国の19歳以下の患者を対象に、ぜんそくの持病がある316人と、持病のない195人を比較分析した。
新型インフルエンザによる発熱から呼吸困難になるまでの平均時間は、ぜんそくの子が12・9時間だったのに対し、持病なしの子は17時間。
呼吸困難になった子の9割近くは、発熱から24時間以内に呼吸困難に陥っていた。 また、入院した患者のうち、ぜんそく治療に使うステロイド剤を投与された子は、ぜんそくの持病の有無にかかわらず、約9割で呼吸器症状に改善がみられた。








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■ 新型インフルで異常行動、季節性の1・5倍  2009.4.25 読売
   http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100425-OYT1T00007.htm

 新型インフルエンザで脳症になった子供が意味不明なことを言うなどの異常行動を起こす割合は、季節性の1・5倍に上ることが、厚生労働省研究班(主任研究者=森島恒雄・岡山大教授)の調査で分かった。

 盛岡市で開かれている日本小児科学会で24日発表した。

 研究班は、昨年7月~今年2月に新型インフルエンザで脳症と診断された15歳未満の160人を調査。2005年1月~06年12月に季節性で脳症と診断された159人と比較した。

 脳症の子供のうち、けいれんを起こした割合は新型が49%で、季節性の78%を下回ったが、異常行動の割合は56%で、季節性の38%の1・5倍だった。新型の脳症患者の脳をMRI(磁気共鳴画像装置)で調べたところ、28%に脳の一部が白く映る「異常」が見られ、うち11%は左右の脳をつなぐ「脳梁(りょう)」に集中していた。研究班は「脳梁には、感情や行動を制御する働きもあり、脳梁の障害が、異常行動につながった可能性がある」と分析している。

 森島教授は「次の流行では、新型の感染が乳幼児にもっと広がる恐れがある。乳幼児は十分な感情表現ができないため異常行動が分かりづらい。親は注意が必要だ」と指摘している。




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■ インフル沈静化…患者数「流行」指標下回る  2010年3月12日 読売

 国立感染症研究所が全国約5000医療機関を対象としたインフルエンザの定点調査で、最新1週間(3月1~7日)の新規患者数が1医療機関当たり約0・8人となったことが11日、分かった。

 昨年8月中旬、流行入りの指標となる「1人」を超えて以来、初めて1人を下回った。今回の新型インフルエンザの流行は終息したと見られる。

 患者数は昨年11月23~29日の週に39・63人のピークに達した後、減少傾向が続いていた。季節性インフルエンザの患者も一部含まれているが、ほとんどは新型インフルエンザと見られる。

 世界的にも新型インフルエンザの流行は沈静化しており、世界保健機関(WHO)は現在、流行がピークを越えたと判断できるかどうか検討中。

 厚生労働省は、国内の7月から2月までの累積患者数は2059万人で、国民の大半は新型インフルエンザに対する免疫がないことから、「流行は沈静化しているが、再流行する可能性は十分ある」と指摘し、今後も再流行への警戒を続ける方針だ。
健康 新型インフルエンザ_convert_20100829230102
















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■ インフルエンザワクチン、秋以降は一本化    2009.3.15 読売

厚生労働省は15日、今年秋以降のインフルエンザワクチンについて、新型と2種類の季節性に対応する新たなワクチンとする方針を決めた。 大人は1回の接種で済むようになる。 従来は、Aソ連(H1N1型)、A香港(H3N2型)、B型の3種類の季節性インフルエンザウイルスに対応していた。H1N1型である新型の流行後、同型のAソ連がほとんど発生しなくなったため、代わりに新型用のワクチンを入れる。世界保健機関(WHO)も先月、新型、A香港、B型の3種類に対応するよう勧告している。 厚労省によると、接種費用の負担については未定。新型用だけの接種希望者には、現在余っているワクチンの備蓄品で対応する。






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■ 新型ワクチン、「細胞培養法」で製造増強へ  2009年12月15日 読売
   http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091215-OYT1T01105.htm
厚生労働省は新型インフルエンザ対策として、国内のワクチン製造体制を増強する方針を決めた。

今後3年をめどに、複数の企業に「細胞培養法」という技術を導入させ、全国民分のワクチンを半年間で製造できる工場を整備する。 新型インフルエンザウイルスの感染力が強まったり、毒性の強い新タイプのウイルスが出現したりした時に備えた措置。今年度の2次補正予算案に950億円を盛り込んだ。

国内のワクチンメーカーは「鶏卵培養法」と呼ばれる製造方法を利用しているが、卵の準備に時間がかかるため、新しいウイルスが出現してから全国民分を製造するまで1年半から2年間かかる。これに対し、細胞培養法は冷凍保存が可能な動物の細胞を培養してワクチンを製造するため、鶏卵培養法の3分の1にあたる半年間で全国民分のワクチンを準備できるという。 厚労省は5社前後の企業に実験用の培養タンクや臨床試験用の研究費などを助成し、実用化に向けた研究を後押しする。そのなかで生産性の高い数社を選び、製造工場の建設費も補助する。対象は既存の国産4社に限定せず、広く参加企業を募る方針。






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■ 季節性ワクチン「足りない」…新型インフル警戒余波 2009.11.5 読売
   http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=16435

早期接種が増加◆生産量、例年の8割

 新型インフルエンザのワクチン接種に関心が集まる中、季節性インフルエンザワクチンの早期接種を望む親子らが病院や診療所に押し寄せている。

 今年は各メーカーが新型ワクチンの製造を優先し、季節性の生産量は例年の約8割にとどまる。「新型の前にまず季節性を」という希望者が多いためか、予約がすでにいっぱいという医療機関が続出している。

 東京都文京区の「保坂こどもクリニック」では、例年より約半月早い10月1日から季節性の接種を始めた。同クリニックが確保したワクチンも昨年の8割程度の850ミリ・リットルで、大人だと1700回分。しかし、予約はすでにいっぱいで、新型流行も相まって訪れる人は昨年より2割ほど多い。昨年は週3日頼んでいた後輩医師の応援を今年は週5日に増やしてもらい、連日、40~90人に接種する日が続く。

 「近年はこれほど予約が集中することはなかった」と保坂篤人副院長。11月後半頃からは新型の接種に移行するため、応援態勢は2月頃まで続けるつもりだ。

 長女の千尋ちゃん(1)が同クリニックで接種を受けた同区白山の主婦佐藤陽子さん(31)は、インターネットで早く接種できるところを探し、9月下旬に予約した。「新型の接種もあるから早めに季節性の接種を受けようと思った。はしかやおたふく風邪の予防接種もあり、子供は注射ばかり」と戸惑う。

 西横浜国際総合病院(横浜市戸塚区)は10月13日に接種を開始。予約制を採用しなかったところ、ホームページを見た市民らが病院に殺到し、約700ミリ・リットルは10日ほどで底を尽いた。「希望者に比べ量が少ない。今後いつ入荷するか分からない」とお手上げ状態だ。

 自治体にも、ワクチン不足を訴える声が届く。東京都の担当者は「『予約がいっぱい。どこで接種できるか』という問い合わせは多く、不足していると感じるが、どこに在庫があるか確認する方法がない」。横浜市の担当者は「問い合わせは多いが、予約がいっぱいでも、本当に不足しているかどうかは分からない」とする。

 厚生労働省によると今年、国内で生産する季節性用のワクチンは約2250万ミリ・リットルで、大人だと約4500万回分にあたる。

ワクチンを製造する「北里研究所生物製剤研究所」(埼玉県北本市)も季節性用の製造を例年の約8割にとどめ、7月から新型ワクチンの製造に絞ったといい、「新型と季節性のワクチンを同時に作ることは、器具をすべて洗い直す必要があるなど設備面で難しく、新型を優先せざるを得ない」とする。

 東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は「接種は重症化防止が目的で感染そのものを防げるわけではない。接種出来なかった人も含め手洗いやうがいなどで予防に努めるべきだ」と話す。





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■ 希望者4人に1人、受けられない?…季節性ワクチン 2009.11.5 読売

季節性インフルエンザワクチンの接種を希望する人が昨年より2割多く、医療機関の9割近くがワクチン不足に陥っていることが、全国の内科医へのアンケートで明らかになった。

 希望者の4人に1人は接種を受けられない可能性があるという。アンケートは医療情報などのホームページを運営するキューライフ社が10月20~23日に実施し、全国の病院・診療所の内科医300人から回答を得た。

 「接種希望者が昨年より増えている」とした医療機関は57%。そのうち「昨年比50%以上の増加」は22%に上った。増加率を計算すると、医療機関あたりの接種者数は平均で昨年比19%増となった。一方、86%の医療機関がワクチン必要量を確保できないとし、現在の確保量が「必要分の50%以下」との回答も17%になった。









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■ 畜産革命がもたらした新型インフルエンザの流行:2010.1.26 日経 石 弘之
   http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20100112/102978/

牛海綿状脳症(BSE)、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザ・・・・・と、このところ家畜から人に感染する病気が繰り返し流行している。この背後にあるのは、世界的な食肉消費の急増とそれに伴う家畜の飼養頭数の増加だ。人の病気の多くは動物に起源がある。私たちが抱え込んだ家畜という感染源がますます巨大化している。

  野鳥が運ぶインフルエンザ

 米国野生動物保全学会の報告書によると、現在知られている1415種の感染症のうち、60%以上が動物と人間の双方に感染力をもっているという。数万年にわたって動物と密接な関係を持ち続けてきたことで、人間は犬と65種類、牛と55種類、羊と46種類、そして豚とも42種類の病気を共有している。

 たとえば、天然痘はウシの伝染病症である牛痘にきわめて近く、ハシカも犬のジステンパーと類縁関係にある。結核やジフテリアは牛の病気が起源と考えられている。普通のカゼは馬に由来する。ハンセン病はもともと水牛の病気だった。

 現在、世界中で恐れられている新型インフルエンザも人と鳥と豚に共通する感染症だ。20世紀に入ってインフルエンザの大発生は3回あった。最初は 1918~20年の「スペインかぜ」で、全人類の半数がかかり、2000万~4000万人が死亡したといわれる。日本でも38万人が犠牲になった。2回目は1957年の「アジアかぜ」で約100万人が死亡、最後は1968~69年の「香港かぜ」で約75万人の命を奪った。

 新顔の「豚インフルエンザ」が流行している。少し前まで、世界的な大流行が恐れられていたのは「鳥インフルエンザ」だった。両方ともに「新型」と呼ばれ、混乱をきたしているので整理しておこう。

 インフルエンザは「カゼ」と呼ばれることもあるが、まったく別物である。毎年にように発生する「季節性」と、何十年かの間隔で大発生する症状の重い「新型」とに分けられる。とくに、急性で致死率の高いものは「高病原性」と呼ばれる。

 原因になるウイルスはもともと鳥類特有のもので、90種以上の鳥類でウイルスが見つかっている。このウイルスは、はるか昔から野鳥と共生してきたため、宿主となる野鳥の多くはウイルスに感染しても発症しない。そのウイルスをもったカモやガンがシベリアやカナダ、アラスカなどから渡り鳥として南に渡ってくる。

 渡ってきたカモが狭い池や鶏小屋周辺で排せつすると、もともとカモから家畜化されたアヒルに感染し、さらに鶏や豚にうつる。過去のインフルエンザ大流行のときも、人とアヒル、豚が渾然となって暮らす中国南部の農村地帯が発源地と疑われることが多かった。


  処分された2億羽の鶏

 豚は鳥型と人型の両方のウイルスにかかり、豚の体内で両ウイルスの遺伝子の組み替えが起きる。ほとんどの場合は無害だが、ときとして強い病原性をもった新型ウイルスが生まれ、人に感染すると世界的流行病(パンデミック)に発展する。

 ウイルスが気道粘膜に取り付くと猛スピードで増殖し、感染者の1人がセキやクシャミをしても、人間がひしめく都会では多数の人がそのウイルスを浴びることになる。インフルエンザの潜伏期は非常に短く、短期間で流行を広げることができる。つまり、過密化する都市の環境に適応するように進化してきたのだ。

 「季節性」と異なってこのウイルスはひんぱんに遺伝子を組み替え、理論上135種のパターンが存在する。やっとワクチンが完成したころには、遺伝子が変わっていて予防がむずかしい。

 鳥インフルエンザは、97年に香港に現れて子どもが死亡させて以来、世界に広がっていった。この感染経路は野鳥からではなく、鶏を経由したと考えられている。このために、一羽でも感染した養鶏場は、すべての鶏が大量処分の対象になった。これまで世界で2億羽を超えるが鶏が処分された。

 鶏はつねに人間と接触しているために、人に感染する機会は多い。これまでの発生頻度と経験からみると、鳥インフルエンザ・ウイルスが変異を起こして「鶏から人へ」だけでなく「人から人へ」と伝染する事態になれば、世界規模でインフルエンザの「感染爆発」が予想される。

 その場合、最悪の場合には世界で15億人が重症となり、5億人が死亡する可能性があると世界保健機関(WHO)は発表している。厚生労働省の検討会資料の予測によると、鳥インフルエンザが流行すれば、世界で30億人が感染し、6000万人が死亡するという。この発表で、各国政府はあわてて緊急対策を作成した。だが幸いなことに、2009年3月30日現在、15カ国で感染症は413人、死者は約256人にとどまっている。


  背景に畜産革命

 そこに、2009年4月に別の遺伝子をもった「豚インフルエンザ」が、新たにメキシコに出現して短時間で全世界に拡大した。WHOは6月12日にパンデミックの段階に入ったと宣言した。この名称が豚肉から感染するという誤解を招いたために、「新型インフルエンザ」と呼ばれる。12月6日現在、日本では疑われる人も含めて死亡者は100人になった。世界の死者は2009年末までに1万人を突破するのは確実だ。

 豚のあいだで流行していたウイルスが、農場などで豚から人に直接感染することで流行が広がったと発表されたが、遺伝子を調べると実態はもっと複雑だった。もともとの宿主は鳥だが、かなり前から豚に定着していた「北米型」と、79年ごろに鳥から豚に感染した「旧世界型」の2種のウイルス遺伝子が混ざり合って、今回の「新型」を生み出したことがわかってきた。

 日本をはじめ主要国では新規発病者が減ってきて、ほぼ流行のピークを過ぎたとみられる。しかし、1918年の「スペインかぜ」の場合には、2年目の流行でウイルスがさらに毒性を高め、1年目よりも多くの死者をだした。このまま収束するか来年に再登場するのか、予断は許さない状況だ。

 アジアではこの十数年、「畜産革命」と呼ばれるほど家畜の生産が急拡大している。国連食糧農業機関(FAO)によると、世界で飼われている鶏は過去20年でほぼ2倍になり、約180億羽(07年)。このうち25%が中国で、アジア全体では42%が飼われている。

 ニワトリの語源は「庭の鶏(とり)」だという。
だが、最近では農家の庭先で買う小規模養鶏から、数万羽から数十万羽もまとめて飼う工場式養鶏が急激に普及してきた。自然光や外気がほとんど入らない閉鎖式の鶏舎で、身動けないほど多数の鶏を狭いケージに詰め込む。

 遺伝子組み換えトウモロコシと抗生物質入りのエサを与えられ、むりやり太らされる。1ヵ月半も飼われるとコンベアーで運ばれ、機械で食肉処理されていく。ファーストフード用やスーパーの安いブロイラーは、こうして「生産」される。もはや、大量生産で低コストを競う「工業製品」である。

 中国には巨大な工場型鶏舎が1万5000個所もある。その一方で、中国や東南アジアなどでは、市場で生きた鶏を売買するのが普通だ。大量のウイルスを含む鶏の乾燥したフンを、人が吸い込む危険性は十分にある。

 豚も世界で9億2000万頭が飼われ、この20年間で約1億頭が増えた。
実は豚の飼育現場も鶏と変わらない。最初にメキシコで「新型インフルエンザ」が現れたのは、世界最大の養豚会社である米国の会社が経営する巨大養豚場が発生源だったとみられている。ここで年間100万頭近い豚が生産されている。その高密度飼育と不潔さで悪名高い養豚場である。

 狭い豚舎では過密状態で飼育されるため、もともとストレスに弱い豚は病気にかかりやすくなる。その予防のために飼料に抗生物質や精神安定剤を加える。その結果、抗生物質に耐性をもつ新たな病原体が現れる。


  爆発的な中国の畜産業

 この30年間、世界的に食肉の消費が増加して、鶏肉の消費量は7倍にもなった。
食肉消費量は所得に正比例する。 この需要に応えるために畜産業の工業化、高密度飼育が進み、食肉市場がグローバル化して取引が世界的に広がってきた。

畜産の工業化は生産コストを下げ、食肉の大衆化には大きく貢献したが、この陰で危険な感染症の温床になっていたのだ。

 ここでも中国が大きな役割を演じている。
世界の養豚数の46%(2007年)を占める。 豚肉は中国ではもっとも需要の大きな食肉であり、驚異的な経済成長を背景に消費量はこの10年で倍増して、いまや世界最大の生産国にのし上がった。

 貧しい農村に収入をもたらした功績は大きい。
だが、これだけ巨大化すると、餌のトウモロコシの確保から糞尿の処理まで新たな問題を抱え込んだ。世界の穀物生産量の約3分の1が栄養価の高い配合飼料の生産にまわされて食料を圧迫し、世界の水資源の8%が家畜の飲料となって農業用水と競合しているからだ。中国は日本とならんで飼料用穀物が多い。

 中国の畜産業は毎年27億tの糞尿を排出する。
これは中国の工業部門から出る固形廃棄物の約3.5倍に相当する。


淡水域を汚染している窒素とリン化合物の3分の1は畜産起源であり、畜産排水が河川を通って海に流入し、南シナ海の広域汚染の原因にもなっている。
エチゼンクラゲの大発生などにみられるように、汚染流入による富栄養化は海洋生態系の破壊の最大の原因だ。

 国連によると、世界の温室効果ガス排出量のうち、18%は牛のゲップなど畜産業に由来すると推定される。これは交通機関から排出される全温室効果ガスの量とあまり変らない。中国は最近、米国を抜いて世界最大の二酸化炭素排出国となった。
家畜と家禽による排出は今後も増えつづけることは避けられそうにない。











■ タミフル耐性の鳥インフル、国産新薬が効果    2009年12月22日 読売

臨床試験中の新しい国産インフルエンザ治療薬が、治療薬タミフルが効きにくい高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)にも効果があることを、東京大の河岡義裕教授(ウイルス学)らが確認した。 このタイプが流行しても感染者の致死率を大幅に下げることができると証明したもので、22日の米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。

新薬は富山化学工業が開発した「T―705」。
研究チームの木曽真紀研究員らは、H5N1型ウイルスの遺伝子を組み換え、タミフル耐性ウイルスを作製。マウスに感染させた上で、T―705を投与したところ、3週間以上生き残るなど治療効果が確認された。薬を与えられなかったマウスは7~12日で死んだ。  T―705は、ウイルスの表面たんぱくの機能を阻害するタミフルやリレンザと違い、ウイルスの遺伝子を複製する酵素の働きを妨げ、増殖を抑える。新型や季節性にも効果を発揮することが確認されている。早ければ来年秋からの流行期に市販される見通しだ。









国産新薬、強毒インフルに有効 動物実験で確認 東大研   2009.12.22 朝日
   http://www.asahi.com/health/news/TKY200912210449.html

人の感染で6割近くという高い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)に対して、国産の新しいインフル薬は死亡を防ぐ効果の高いことが、東京大医科学研究所の河岡義裕教授らによる動物実験でわかった。今週の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。 この薬は、富山化学工業(東京都)が開発したT―705。 新型の豚インフルや季節性インフルへの効果についても、臨床試験の最終段階に入っている。 研究チームの木曽真紀研究員らは、H5N1を感染させたマウスに、T―705を投与、21日間観察した。感染1時間後から薬を毎日2回、8日間投与(1日に体重1キロにつき300ミリグラム)した場合、10匹のマウス全部が生き残った。比較のために、広く使われているインフル薬タミフルでもマウスの実験をした。こちらは生き残ったのは5割だった。 タミフルが効きにくい耐性ウイルスを感染させたマウスの場合、T―705投与では全部、生き残った。これに対し、タミフル投与では10日目までに全部死亡した。  インフル薬のタミフルやリレンザは人の細胞内で増殖したウイルスが外に出るのに必要なたんぱく質の働きを邪魔する。一方、T―705はウイルス増殖に欠かせない酵素の働きを阻害する。季節性インフルでタミフル耐性ウイルスが増えており、仕組みが違うT―705は治療の選択肢を広げると期待されている。(大岩ゆり)





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インドネシア豚から鳥インフル、体内で変化「新型」の恐れ 2009.4.29 読売

インドネシアの豚が高い確率で、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を持っていることが、神戸大感染症センターの調査でわかった。 H5N1型は、アジアを中心に鳥から人への感染例が相次ぎ、250人以上が死亡しているウイルス。豚の体内で変化し、人から人へ感染する能力を獲得すると、今回の豚インフルエンザを上回る大きな被害を人類に及ぼす危険がある。 同大は、インドネシアの4州で402頭の豚を調査。1割を超える52頭の豚からH5N1型を検出した。 豚は、鳥と人のウイルスにも感染するのが特徴。世界保健機関(WHO)は、H5N1型が豚の体内で変化するパターンを、人から人へ大流行する新型インフルエンザ出現の有力な筋書きとして警戒している。 実際に、52頭の豚から検出されたH5N1型ウイルスを詳しく調べると、人への感染力を一部獲得したタイプが1株見つかった。 理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センターの永井美之センター長は「驚くべき結果だ。新型インフルエンザが感染力を獲得する過程を見ているのかもしれない。注視する必要がある」と指摘している。(2009年4月29日03時05分 読売新聞)








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