アイスランドの火山の噴火で欧州の4大空港が閉鎖、19か国が飛行禁止

2010. 5.21

■ 欧州の空港、発着停止19国 「噴火、数週間続く恐れ」
http://www.asahi.com/international/update/0416/TKY201004160403.html 2010.4.17 朝日

火山灰は上空11キロに達し、風に乗って東南に流れている。 火山灰は16日、欧州北部を広く覆った。
アイスランド気象庁は「噴火活動は数日から数週間つづきそうだ」(専門官)としている。 火山灰が風で流された地域は航空機の飛行が再開できるが、火山灰の移動とともに飛行できない地域も移動するとみられる。

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■ アイスランド火山噴火 航空網乱れ 欧州経済に深刻な影 2010.4.17 産経
   http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100417/erp1004171956008-n1.htm

北極圏に接する島国アイスランドは大西洋中央海嶺の真上にある火山島
130の火山があり、約5年周期で噴火を起こしている。 
過去5世紀で最大だったのは1783~84年に起きたラキ火山の噴火で、島民の4分の1が死亡。火山灰は欧州の上空を覆って数年間にわたる異常気象と食糧不足を引き起こし、フランス革命の引き金になったとされる。 今回の噴火は 数キロ東のカトラ火山の噴火を誘発する恐れがある
地域 16日の夕暮れ前、アイスランドで噴火した火山から空中に巻き上がる火山灰(AP=共同) erp1004171956008-p1_convert_20100417211413 









30万人が住む北の島国 アイスランドに話題が集まっています。

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エイヤフィアトラヨークトル氷河の火山が、200年ぶりに噴火しました。
噴煙は、高さ 約11000メートルに達しています。


アイスランドの火山はやっかいです。

溶岩と蒸気が、厚さ何百メートルという氷河を通過するので水蒸気の圧力で爆発力が大きくなりより大量の火山灰を吹きます。そして、マグマのケイ素成分が多く粉々に砕け散った火山灰の粒子が小さくなるため、より高く広く拡散しやすいです。そしてその火山灰を航空機のエンジンが吸い込むと空中でエンジンが停止する可能性があります。


ヨーロッパの4大空港、 
英・ヒースロー空港、独・フランクフルト、オランダ・スキポール、
仏シャルル・ドゴール、すべてが閉鎖になりました。 


ヨーロッパの航空運航を統括するユーロコントロール(本部・ブリュッセル)によると、英国、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、オランダ、ベルギー、エストニア、フランス、ドイツ、ポーランドの12か国が 飛行禁止措置を出しました。

国際航空運送協会(IATA)は、航空各社の収入減は 1日あたり2億ドル(約180億円)を超えると予測しています。


噴火が1週間続けば、
空港閉鎖も1週間になるでしょう。


噴火がさらに長引けば、
回復の弱いヨーロッパ経済には手痛い打撃です。


物流に観光に株価にダメージ続けば、
欧州経済は冷えるかもしれません。

そうなれば、リバウンドで長く株価の上昇が続くアメリカに影響が出ると…、
今度は、世界全体が 2008年 2009年の
株価の2番底を目指して下がる可能性も出てきます。






日本は、おりしも、内閣支持率が20%代に下がりつつあります。
政策不安なのに、投資資金が日本市場にイコゴチよくずっと居座る…
ことは今の段階ではまだないでしょう。


何かのきっかけがあれば、投資資金は逃げ出します。
ヨーロッパ経済が冷え込み、航空機銘柄から全体的に株価が下がり始め
米国市場に影響が出たら、日本の株価も巻き込まれるでしょう。


また、欧米の情勢がなくても、
日本は、7月に参議院選があります。


政治が強いと、株価は織り込んで、上がるか高いところでとどまります。
いままで一年間株価が上がってきていたのは、政権交代への期待と、
民主党が昨年8月に衆議院選で300以上の議席を取ったからです。

ただし、この1年間で民主党の強みは、政策の内容になくなり、
数的な力の大きさだけが残る形になってしまいました。



7月の参議院選の前(後)に、日本市場は一波乱あるかもしれません。

そうなれば、不景気で株価が下がる状態になって、日本経済の閉塞感が強まります。

閉塞感が強まった中で、消費税を上げたいと主張する自民党や、
主張し始めた民主党は、
7月の参議院選で 思わぬ大敗を するかもしれません。


また、「小さな政府」規制緩和減税で、
景気を刺激し不景気脱出! をうったえる  
第三極の政党 「幸福実現党」が、スポットライトをあびることでしょう。




風が吹けば桶屋が…、という話のような感じですが、

アイスランドで噴火が長く続くと、
日本の7月の参議院選挙で、第三極の政党が躍進する かもしれません。




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   リンク切れ、記事削除のときの自分用控え


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■ 欧州の空港、発着停止19国 「噴火、数週間続く恐れ」
http://www.asahi.com/international/update/0416/TKY201004160403.html 2010.4.17 朝日

【ロンドン=橋本聡、ベルリン=金井和之】アイスランドで起きた大規模な火山噴火は16日、火山灰が欧州各地に達し、空路のまひが拡大している。 航空機の離着陸を停止した国は欧州北部を中心に19カ国に広がった。 さらに3カ国が停止を予定している。 欧州の航空管制機関ユーロコントロールによると、15日に8千便が欠航。16日の欠航は約1万7千便に増える見込みで、混乱は空前の規模に。日本からの欧州便も欠航や引き返しを余儀なくされるなど、全世界で影響が出始めている。

米CNNは、航空便の乱れの規模は2001年の9.11同時多発テロ以来だとしている。

アイスランド気象庁によると、噴火したのは同国南部エイヤフィヤトラ氷河の火山。先月2世紀ぶりに噴火し、14日に再び大規模な噴火を起こした。噴き上げられた火山灰は上空11キロに達し、風に乗って東南に流れている。火山灰は16日、欧州北部を広く覆った。 この影響で、エンジントラブルなどをおそれた各国航空当局は、15日から相次いで空港閉鎖や運航中止を発表。ユーロコントロールなどによると、16日午後までに離着陸を停止したのはアイスランド、英独仏、北欧、東欧、ロシアなど。英ヒースロー、独フランクフルト、仏シャルル・ドゴール、オランダ・スキポールの欧州4大空港すべてが閉鎖されるという異常事態になった。 ヒースローなど英南部の空港閉鎖は17日午前7時(日本時間同日午後3時)まで延長された。さらにスイス、ハンガリー、ルーマニアが離着陸停止を予定している。 ユーロコントロールのフリン担当副部長は16日午後、記者会見で「この状態は24時間続き、その後もどうなるかわからない」と語った。英国のアドニス運輸相は「少なくとも48時間、混乱が続くだろう」と予想した。 こうした状況を受けて、成田発着の欧州便は16日、日本航空と全日本空輸の12便と海外航空会社の10便の計22便が欠航。17日も日航と全日空が計14便を欠航とした。欠航はさらに増える見通しだ。 
オバマ米大統領やロシアのメドベージェフ大統領も出席して18日にポーランド南部クラクフで予定されていた、航空機事故で死亡したポーランドのカチンスキ大統領の国葬も実施が危ぶまれている。 同国内の空港が相次いで閉鎖されており、参列者だけでなく、大統領の遺体もクラクフに運べない恐れがあるためだ。ポーランド政府は対応に追われ、混乱している。

アイスランド気象庁は「噴火活動は数日から数週間つづきそうだ」(専門官)としている。
火山灰が風で流された地域は航空機の飛行が再開できるが、火山灰の移動とともに飛行できない地域も移動するとみられる。










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■ アイスランド火山噴火 航空網乱れ 欧州経済に深刻な影 2010.4.17 産経
   http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100417/erp1004171956008-n1.htm

【ロンドン=木村正人】アイスランドの火山噴火による火山灰は17日、欧州やロシア上空を覆い、英国、ドイツなど16カ国が空港を全面閉鎖、フランス、イタリアなど7カ国が一部を閉鎖するなどマヒ状態が続いた。 英気象庁は「混乱は少なくとも数日間続く」と予測。 航空会社の損失は10億ドル(約920億円)に達したとの見方もあり、航空株が一斉に下落するなど、欧州経済にも深刻な影を落とし始めている。 英BBC放送によると、16日に散発的になった噴火は17日再び活発になっており、英気象庁の専門家は「最善のシナリオはすぐに噴火が止まることだが、現在の観測ではしばらく続くだろう」と指摘した。 16日は欧州全域で離着陸する航空機の6割に当たる1万7千便以上が欠航。 17日も同規模の欠航となりそうだ。 英国ではスコットランド地方などで一時、空港閉鎖が解除されたものの、英航空当局は同日、「状況は悪化している」として再び全空港閉鎖に踏み切った。 

 国際航空運送協会(IATA)航空会社の減収が1日当たり2億ドル(約184億円)以上と予測。空の物流も完全にストップし、英紙フィナンシャル・タイムズによると、これまでの損失は10億ドルに達したとの見方も出ている。 英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズの株価は3%以上下落。ドイツのルフトハンザ航空が4%、フランスのエールフランスの持ち株会社が3・4%株価を下げた。 一方、英国と欧州大陸を結ぶ高速鉄道「ユーロスター」は16日に続いて17日も満杯の状態。ドーバー海峡を結ぶフェリーにも予約が殺到している。ドイツではレンタカーの借り出しが急増している。 英国ではこの時期、イースター(復活祭)休みを利用して修学旅行を行う学校も多く、帰国の予定が遅れている。日系企業の間では混乱が長引くことへの懸念も広がっている。

北極圏に接する世界最北の島国アイスランドは大西洋中央海嶺の真上にある火山島で、130の火山があり、約5年周期で噴火を起こしている。 過去5世紀で最大だったのは1783~84年に起きたラキ火山の噴火で、島民の4分の1が死亡。火山灰は欧州の上空を覆って数年間にわたる異常気象と食糧不足を引き起こし、フランス革命の引き金になったとされる。 今回の噴火は 数キロ東のカトラ火山の噴火を誘発する恐れがあるため、影響の長期化を懸念する声が上がっている。







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■ ポーランド国葬延期せず アイスランド火山噴火 産経

 ポーランド大統領府は16日、同国のカチンスキ大統領夫妻の国葬を延期せず18日に予定通り南部クラクフで実施するとの方針を明らかにした。アイスランドの火山噴火で、参加を表明していた米欧の首脳らが空路で現地入りできるか微妙なため、延期論も浮上していた。  ポーランド大統領府によると、カチンスキ大統領の遺族が16日、「どのような状況でも国葬の日程を変更したくない」との強い希望を表明。同国政府も遺族の意向を尊重する姿勢を示した。 国葬には米ロのオバマ、メドベージェフ両大統領やドイツのメルケル首相ら欧州連合(EU)各国の首脳が参列を予定。ただ、首脳らが空路で現地入りする際の拠点となるクラクフ空港が16日に続き、17日も終日閉鎖が続けば、欠席する首脳が相次ぐ恐れもある。(共同)

地域 4月15日、アイスランドで噴火した火山の火山灰の影響により欧州北西部の一部空域で飛行禁止措置が取られている。ロイター Olafur+Eggertsson_convert_20100417213143









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■ アイスランド火山噴火で欧州の空が大混乱 ニューズウィーク 2010.4.16
   http://newsweekjapan.jp/stories/world/2010/04/post-1201.php

アイスランド南部のエイヤフィヤットラヨークトル氷河にある火山が4月14日に噴火した影響で、大西洋とヨーロッパの空の交通網が大混乱に陥っている状況は今後何日も続きそうだと、米政府の航空関係者は語る。 イギリスの航空当局は、ヒースロー空港を含む5つの主要な空港を閉鎖。アイルランド、フランス、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーでも同様の対策がとられた。 航空安全当局は、氷河の底から噴出する大量の火山灰が航空機の故障を招く恐れを警戒している。専門家によれば、過熱した溶岩と蒸気は厚さ何百メートルという氷河を通過して地表に到達するため、灰には火山ガラスの微粒が含まれる。航空機のエンジンがこの火山ガラスを吸い込めば、空中でエンジンが停止する可能性もあるという。 ヒースロー空港は16日朝にも再開するという報道があるが、アメリカの航空安全当局者は航空網のマヒはまだ数日続く可能性があると指摘する。「風力や風向、火山の噴火が続くかどうかに左右されるだろう」
地域 アイスランド南部のエイヤフィヤトラヨークトル氷河(Eyjafjallajokull)で噴火した火山(2010年4月14日撮影)。AFPイメージ+1_convert_20100417213630
大事故を警戒 氷河の底から噴出する火山灰に含まれる火山ガラスが危ない 
Arni Saeberg-Icelandic Coast Guard-Reuters










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■ 在外公館が宿泊あっせん 仏、自国民支援で 2010.4.18 産経
   http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100418/erp1004180957002-n1.htm

フランス公共ラジオによると、同国の外務省報道官は17日、アイスランドの火山噴火による空港閉鎖や欠航のため外国で足止めされているフランス人旅行者に対し、宿泊施設の確保など、在外公館を動員して最大限支援する方針を表明した。 既に米ニューヨークの総領事館は、旅行者に対しフランス人学校などの施設や関係者宅での宿泊をあっせん。支援には送金手続きの手伝いやフランスにいる家族との連絡も含まれ、戦争の発生など非常時以外の保護措置としては異例だ。 フランス人旅行者への支援は、日本や中国などでも進められているという。(共同)
地域 17日、噴煙を上げ続けるアイスランド・エイヤフィヤトラヨークルト氷河の火山(ロイター) erp1004180957002-p1_convert_20100418122040
17日、噴煙を上げ続けるアイスランド・エイヤフィヤトラヨークルト氷河の火山(ロイター)









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■ 欧州火山灰、航空会社に痛手…1日9億円減収も 2010年4月17日 読売
   http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100417-OYT1T00776.htm

アイスランドの火山噴火で17日も欧州の主要空港が閉鎖され、欧州の主要航空会社の業績が落ち込むとの懸念が高まっている。 ギリシャの財政悪化という信用不安を抱える欧州経済にとって「二重苦」となる恐れもある。 欧州メディアの報道によると、空港閉鎖の影響で、独ルフトハンザ航空やエールフランス―KLM、英ブリティッシュ・エアウェイズなどの主要会社は、それぞれ1日1000万ドル(約9億円)以上の減収となる可能性がある。北欧のスカンジナビア航空は、週明け以降も運航停止が続けば、19日から約2500人の従業員を一時帰休させる方針。  国際航空運送協会(IATA)は「世界の航空各社にとって1日あたり2億ドル超の収入減につながる」と試算。損失が10億ドル以上にのぼるとの見方もあり、アジアや北米の航空会社より、金融危機による収益の落ち込みが大きかった欧州各社には痛手となりそうだ。  現時点では「欧州経済全体への影響は限定的」との見方が強いが、混乱が長期化すれば、日米と比べて出遅れ感のある欧州景気の腰折れ要因となりかねない。(ロンドン 是枝智)

 ◆ 日本企業は影響軽微 ◆
欧州に拠点がある日本企業では、「空港が閉鎖されて出張できない」(ソニー)事態など業務の一部に支障が出ている。ただ、欧州工場への部品や原材料の供給や製品出荷などは今のところほぼ順調で、工場の操業休止など重大な影響は出ていない。 英国に鉄道車両の整備工場、スペインにエアコン工場などを持つ日立製作所は「部品や製品の運搬は、船便が主体なので、生産や出荷に影響は出ていない」という。幅広い製品の輸出入を手掛ける三菱商事も「物流やビジネスへの影響は見られない」としている。

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■ ノルウェー・トロムソのオーロラ 天空覆う神秘のカーテン 2010.4.18 産経
   http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100418/trd1004180759002-n1.htm
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■ 夕映え、色鮮やか アイスランド噴火影響か 富山・砺波  2010.5.2 朝日
   http://www.asahi.com/national/update/0502/TKY201005010380.html

視界いっぱいに広がる水田に農家が点在する富山県砺波市周辺で1日、好天による夕映えが一帯に幻想的な雰囲気を生み出した。火山灰が大気中に漂うと夕焼けが鮮やかになるとされることから、アイスランドで起きた噴火の影響を期待するアマチュアカメラマンたちが大勢集まった。 約220平方キロの範囲に屋敷林に囲まれた約7千戸が点在し、「散居村」として知られる。田植え前の田んぼが水鏡となってオレンジ色の夕日を反射し、家々はシルエットに。 長野県から来た全日本写真連盟の岡村賢治さんは「アイスランドの噴火で赤い色が鮮やかに出てくるはず」。こうした光景は6月ごろまで見られるという。(八田伸拓)

地域 アイスランド噴火影響か 富山・砺波 TKY201005010381_convert_20100504172625
広大な水田地帯に浮かぶ、散居景観の夕映え
=1日午後6時30分、富山県砺波市庄川町、八田写す


   








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■ アイスランド火山再び活発化 アイルランドの空港休止へ  2010.5.4 朝日
  http://www.asahi.com/international/update/0504/TKY201005040006.html

【ロンドン=土佐茂生】アイルランド航空当局は3日夜、アイスランドの火山活動に伴う火山灰が同国上空に達する見込みとなったため、4日午前7時から午後1時までの間、国内の空港での航空機の離着陸を停止する、と発表した。
同当局によると、英国にある火山灰観測センターから、火山灰が同国に達するとの警告を受けたための措置。同国上空の通過は可能という。

アイスランドからの報道によると、火山活動は2、3日前から活発になっているという。









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■ アイスランド火山噴火やまず、空港閉鎖続く  2010.5.13 読売  

【パリ=林路郎、ブリュッセル=尾関航也】日本を含む世界中の空の足に混乱をもたらしたアイスランドの大規模火山噴火から14日で1か月。 噴火はまだやみそうな気配はなく、火山灰は欧州一帯から中東、北アフリカまで到達しており、航空路は依然、灰の脅威に直面している。 アイスランド大学地球科学研究所によると、噴火したエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山からの噴煙は、5月12日にも上空約6000メートルに達し、付近では小規模な地震が続いている。 灰は火山から約3800キロ・メートル離れたモロッコやトルコでも観測され、8~9日にはドイツ、オーストリア、チェコ、ポルトガルなどの空港が一時閉鎖に追い込まれた。10日に成田空港に着くはずだった独ミュンヘン発のルフトハンザ機も欠航するなど、日本人旅行客への影響も続いている。欧州連合(EU)は、火山灰の飛散が再び深刻化した場合、各国の航空当局代表者による政策調整チームを設置して、飛行制限が各国ばらばらに行われないよう、連携を図る構えだ。









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■ 英ヒースロー空港閉鎖、アイスランド噴火で   2010年5月17日 読売

【ロンドン支局】英航空当局は、アイスランドの火山活動による火山灰の影響で、欧州最大のヒースロー空港など首都ロンドン周辺の各空港を17日午前1時(日本時間同9時)から閉鎖した。 閉鎖は午前7時(日本時間午後3時)まで続く予定。オランダ当局もスキポールなど国内主要空港を17日早朝(日本時間午後)から一時閉鎖する。 英国では16日に中部マンチェスターなどの空港も火山灰のため閉鎖されていたが、17日未明に再開した。








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■ アイスランドの火山活動が低下 「休眠状態」か    2010.05.25 CNN

ロンドン(CNN) アイスランドの気象庁によると、欧州の空の便を混乱させていた同国南部のエイヤフィヤトラヨークトル火山の活動が低下していることが分かった。 23日に噴火口上空で実施した飛行調査では、同火山からの火山灰噴出は確認されなかったといい、気象庁の予報官は「火山は休眠状態にあるようだ。過去2日で活動は低下し、現時点で噴出物はない。溶岩もない」と話している。 噴火口の温度は摂氏100度を切り、現在は火山灰ではなく蒸気を噴き出していることが確認されたという。 地球物理学の専門家も、火山性微動が収まりつつあり、噴火前のレベルに近付いていると語った。 ただし内部ではまだある程度の震動が続いており、再噴火する可能性もあるが、いつ再噴火するかは予想不可能だとしている。
エイヤフィヤトラヨークトル火山は4月中旬の噴火で上空に火山灰の厚い雲が広がり、欧州各地の空港が軒並み閉鎖されるなど大きな影響が出た。






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■ 中南米で 2火山 噴火、空港閉鎖・記者1人死亡   2010年5月29日 読売

【リオデジャネイロ支局】ロイター通信などによると、中米グアテマラで27日、首都グアテマラ市の南方約40キロにある パカヤ火山 (標高2552メートル)が噴火し、取材中のテレビ記者1人が噴き上げられた溶岩の直撃を受けて死亡した。 コロン大統領は、火山周辺に非常事態宣言を発令。児童3人が行方不明との情報もある。今後数日間は活発な火山活動が続く見通しで、住民約2000人が避難した。火山灰は頂上の上空約1500メートルの高さまで噴き上げられ、地元航空当局は、首都の国際空港を閉鎖した。

一方、南米エクアドルでも28日、首都キトの南東約130キロにある トゥングラウア火山 (同5023メートル)が噴火、空港が閉鎖された。

天災 火山 28日、グアテマラのパカヤ火山から噴き出す溶岩(ロイター) 20100529-502125-1-L_convert_20100529123359
28日、グアテマラのパカヤ火山から噴き出す溶岩(ロイター)



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 「噴火?仕方ないよ」、
何事にも動じないアイスランドの人びと
 AFP 2010年04月17日
 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2718865/5625392

【4月17日 AFP】アイスランド人を不安にさせるには、どうやら火山の噴火だけでは不十分なようだ。

 アイスランド人に、氷河から噴出する炎に驚かないのかと質問すれば、前に見たことがあると返答される。
欧州一帯を覆う黒い火山灰については、運命だろう、のひと言。人里離れた農場から深夜に避難することについて聞いても、ささいな不都合にすぎない とぴしゃり。

「パニックする必要があるか?なるようにしかならないのさ」と、次の噴火から農場を守ろうと準備しながら、ピーター・ピーターソン(Peter Peterson)さん(42)は落ち着いて語った。

 14日に発生したエイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)氷河の火山噴火で、欧州の空域の大半が閉鎖された。そして、首都レイキャビク(Reykjavik)の東85キロにあるHvolsvollur周辺の農場では、氷河が火山で溶けたために鉄砲水が発生した。

 しかし、「アイスランドのどこに住んでいようが関係ないさ」と、ピーターソンさんは語る。「ある場所では地震が起きるし、別の場所では火山。どこでも危険はつきまとう。アイスランドに住むなら覚悟しないとね」

 ■ 準備は万端

 アイスランド人たちが落ち着きはらっている理由は、噴火や北大西洋の容赦ない強風に襲われるアイスランドという土地柄で説明がつく部分もある。
しかし、綿密な準備をしていることも重要な要素だ。

 Hvolsvollurの警察署長は「パニックは起きていない」と説明し、住民に配布されている緊急対策マニュアルを示した。

噴火の発生場所ごとに起こりうる事態とその対策が詳細に書かれているもので、210ページもある。

 また、火山による氷河の溶融で発生する鉄砲水を監視するカメラも付近の丘に設置された。地元住民であれば「www.vodafone.is/eldgos」にアクセスして、災害が差し迫っているかどうかを確認することができる。署長は「住民らはたいてい2時間前に警報を受けるようになっている」と説明した。

 ■ アイスランド人はおだやか

 別の農家経営者、Gudmundur Sigurdsonさん(60)は、Hvolsvollurのハンバーガー店で、空高く上り東へ向けて流れる噴火の煙を眺めながら、アイスクリームを食べていた。

 Sigurdsonさんは、「アイスランドはたいていおだやかだ。あまり先のことまで考えない。きょうとあす、それだけ」と語る。

 22歳の息子は、「誰もが人生に2度は噴火を目撃するし、地震も数回、それに吹雪や海の嵐にも遭遇するものだよ」と付け足した。

 アイスランド人が動揺することはないのか、と質問したところ、Sigurdsonさんは当惑した様子をみせ、しばらくして「羊が病気になったときかな!」と笑顔で語った。 (c)AFP/Sebastian Smith
2010/04/18(日) 08:21 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ アイスランド火山噴火 欧州の空、大混乱 2万4000便以上が欠航 2010年4月17日(土) 産経
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/snk20100417045.html

■経済への影響を懸念

 【ロンドン=木村正人】アイスランド南部の氷河で14日に噴火した火山の火山灰は、16日までに欧州北部の上空を覆い、アジア、北米便も含め15、16の両日で2万4千便以上が欠航となるなど欧州の空が大混乱している。英国や北欧諸国をはじめ、飛行禁止措置を実施し、空港を閉鎖した国は今後予定しているところも含め少なくとも22カ国にのぼっている。噴火は数カ月間続く恐れがあり、欧州経済への影響も懸念される。

 噴火したのは首都レイキャビクから東へ約125キロのエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山。周辺の住民約800人が避難した。

 6~11キロ上空に噴き上げた火山灰は風に乗って南東方向に広がり、16日までに欧州北部の上空に達した。英BBC放送によると、火山灰はロシアのモスクワ上空に接近している。

 飛行禁止となったのは北欧諸国、ベルギー、オランダなど。空港閉鎖は英、フランス、ドイツ、ポーランドなどのほか、リトアニアをはじめバルト3国にも拡大した。

 英国では15日から、ロンドンのヒースロー国際空港など国内全空港で離着陸がストップした。15日は欧州全体で7千便以上が欠航し60万人に影響が出た。これに続き16日はアメリカン、コンチネンタル両航空など北米便600便と、日本航空、シンガポール航空などアジア便を含め、計1万7千便が欠航。空港周辺のホテルは足止めを食った乗客で満杯となり、特急列車での移動に切り替えている。

 アドニス英運輸相は16日、空の混乱は少なくとも48時間続くとの見通しを示した。

 火山灰は視界の悪化と、エンジンの故障をもたらす。同氷河では先月20日にも小規模の噴火が起き、過去にも、火山灰の中を通過した旅客機のエンジンが火山ガラスや岩石の粉を吸い込んで停止するトラブルが再三、発生している。

 米中枢同時テロでも英国の空港は閉鎖されておらず、英紙フィナンシャル・タイムズは「第二次大戦以来の事態」と伝えた。

 アイスランドは北米、ユーラシア両プレートがぶつかる地点に位置し、火山活動が活発だ。1821年の噴火は1年以上も続き、今回の噴火も長期化すれば航空業界に打撃を与えるだけでなく、国際通貨基金(IMF)の支援で経済・財政再建に取り組むアイスランド、欧州の景気回復に深刻な影響が出る恐れもある。




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■ 火山灰の危険性、飛べない航空機 2010年4月16日(金)
 http://news.goo.ne.jp/article/nationalgeographic/life/20100416002-ng.html

アイスランドの火山の噴火で巨大な火山灰の雲が広がり、その影響で旅客機が墜落する恐れがあることから、2010年4月15日はヨーロッパ北部を発着する航空便の欠航が相次いだ。

 今回のエイヤフィヤットラヨークトル火山の噴火を受けて、イギリス国内の各空港では民間機の発着が全面的に禁止された。同様に、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークを発着する何千もの便が欠航となった。これは、高度7600~9200メートル付近を火山雲が漂っており、その影響を受ける国々が空域を閉鎖したためである。

 各国の航空当局がこうした極めて異例の措置を取ったのは、火山灰雲に含まれる岩やガラス・砂の微粒子がジェットエンジンを止めてしまう可能性があるからだ。

「火山灰の中を飛行することが非常に危険であることは長年の定説だ」と、イギリス民間航空局の広報担当者リチャード・テイラー氏は話す。同氏は、1982 年にブリティッシュ・エアウェイズのボーイング747型ジェット機がインドネシア上空で火山灰の中に突っ込み、エンジンが4基とも停止した事故を例に挙げ、「幸いなことにエンジンは再び動き出したが、非常に危険な行為であることは明らかだ」と説明する。

「燃焼機関は空気を吸い込むことで動き、動力を生みだす。火山塵(かざんじん)が航空機のエンジンの精密部品に入り込むと、さまざまな不具合を引き起こす可能性がある。砂嵐の中を走行する自動車と同じように、エンジン内部の部品を詰まらせることになる」。

 さらに、対気速度を測定するセンサーとして用いられるピトー管と呼ばれる装置を火山灰の浮遊粒子状物質が詰まらせてしまう。「火山灰でピトー管が詰まると計測値が正確に送られなくなり、飛行機が失速してもパイロットが飛行速度を把握できない事態になりかねない」。

 火山灰の影響によるイギリス上空の民間機の飛行全面禁止は、イギリスの航空管制を管轄するNATS(旧イギリス航空管制サービス)が現地時間4月15日に下したものである。NATSは声明で「現在のところ、緊急事態として認められた場合を除き、飛行は一切許可されていない」と述べている。さらに、「近いうちにイギリス上空の状況が改善するとは非常に考えにくい」とも付け加えている。

 イギリス気象庁は火山灰情報センターを通じて火山灰雲の拡散状況を観測している。現在のところ、火山灰雲は18日頃までイギリス上空を漂い続けると予想されているが、火山灰は上空の高いところに留まると見られるため、地上に降り始める前にイギリス国外に出ていく可能性が高いと指摘されている。

 イギリス民間航空局のテイラー氏は、「火山は現在も噴火を続けているはずで、事態は長引く可能性がある」と話している。

James Owen in London for National Geographic News





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2010/04/18(日) 11:51 | URL | アイスランド            . #-[ 編集]
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■ 欧州各地、帰れない日本人 「めざせローマ」観光客次々 2010年4月17日 朝日
 http://www.asahi.com/travel/news/TKY201004170306.html

アイスランドの火山噴火による欧州の空路の混乱は17日も収まらず、日本人の出張者も足止めを余儀なくされている。火山灰の影響は同日、さらに東のベラルーシやウクライナに広がり、航空機の離着陸を停止したか予定している国は計29カ国に及んだ。陸路も利用して帰国を急ぐ人は南へ、東へと移動。生鮮食料品や薬品などの物流も滞り始めており、長引けば、くらしにも深刻な影響が出そうだ。

 欧州の大動脈であるロンドン近郊のヒースロー空港。島津製作所に勤める京都市の増田潤一さん(43)は17日、フィンランド経由で関西空港に向かうはずだった。陸路での移動も考えたが、高速鉄道が満席で断念。21日発の便の予約を取り直したものの、「英国を飛び立てても、フィンランド上空が飛べないなら帰れない」と空を見上げた。

 現地法人を置く日本企業の多くで、出張や4月の人事異動に伴う帰国が滞っている。「アルジェリア勤務を終えて帰国しようとしていた人がパリで足止めをくっている」(大手商社)。

 日本からの出張者など旅客への影響は大きい。日本航空の利用客だけでも、2千人余りが欧州各地で足止め。同社欧州・中東地区支配人室(ロンドン)の畠山隆久旅客・国際グループ長は「都市によってはホテルが取れないところもある」と話している。

 帰国を急ぐ人々は、「迂回(うかい)路」を求めて、数少ない稼働中の空港があるイタリアへ向かった。ローマのフィウミチーノ空港に17日、多くの日本人観光客が押し寄せた。

 新婚旅行でイタリアを訪れた浜松市の会社員、野末純也さん(30)と妻の愛子さん(28)は16日に独フランクフルト経由で帰国する予定だった。航空会社のカウンターに約6時間並んで17日の成田行き直行便に振り替えることができたが、同日朝その便もキャンセルされた。18日の直行便を予約したものの、純也さんは「会社に連絡して週明けまで休みを延ばさなければ」と疲れ切った様子で話した。

 空港が閉鎖されたミラノでは、国際家具見本市のため市内のホテルはすでに満室状態。日系旅行会社「マックス・ハーベスト」の荻原雅典社長(48)によると、ローマなどへの列車も予約でいっぱい。「お手上げ状態だ」と話した。

 中東欧諸国にも混乱が広がった。ウィーンからワルシャワに向かう国際列車には17日、ビジネスマンの姿が目立った。ブカレストの電機メーカーに勤めるボイチェ・プルハスキーさん(36)は日本企業との打ち合わせのため16日夜にワルシャワに空路で向かう途中、ウィーンで乗り継ぎができなかった。列車に乗るため駅で2時間以上並んだ。

 欧州連合(EU)内の住民や欧州の多くの国にビザなしで入国できる日本人は、まだ幸いかも知れない。噴火翌日の15日、目的地ロンドンの空港が閉鎖されたために急きょブリュッセル空港に着陸したバングラデシュ発の航空機の乗客約250人は、ベルギーへの入国ビザがなく、空港のトランジット区域から1日半出られなかった。

 通常は航空会社がホテルを提供するが、これらの乗客は赤十字から毛布や食料の差し入れを受けて過ごした。結局16日夜にベルギーの入管当局が一時的な在留を許可。ようやくホテルに移った。

 物流にも影響が出ている。日本航空の欧州貨物部門では15、16日の2日間で、日本と欧州の間で運ばれるはずの400トンを上回る貨物が止まった。中身は医薬品や電子部品、生鮮食料品などで「14日までに受け付けた分は運航が再開されしだい優先的に送るが、いまは受け付けそのものを断らざるをえない」(関係者)という。

(ロンドン=土佐茂生、有田哲文、パリ=稲田信司、ローマ=南島信也、ウィーン=玉川透、ブリュッセル=井田香奈子)









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■ NY株125ドル安 ゴールドマン提訴で金融株売られる 2010年4月17日 朝日
 http://www.asahi.com/business/update/0417/TKY201004170001.html

【ニューヨーク=山川一基】16日のニューヨーク株式市場は、金融大手ゴールドマン・サックスが米証券取引委員会(SEC)から証券詐欺に当たるとして提訴されたことで金融株を中心に売られ、大企業で構成するダウ工業株平均の終値が前日比125.91ドル(1.13%)安の1万1018.66ドルとなった。下落は7営業日ぶり。

 この日のダウ平均は、取引開始直後は前日終値をはさんでもみあっていたが、SECの発表後に急落。取引時間中には3日ぶりに11000ドル台を割り込み、一時は前日終値比で170.65ドル(1.53%)安い10973.92ドルをつけた。

 ゴールドマン株は一時、前日終値比で約16%安まで下がった。JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなど、堅調な決算を発表したばかりの金融株もそろって値を下げた。



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■  NY原油、大幅続落 5月物は83.24ドルで終了 米株の大幅安で  2010/4/17 日経

【NQNニューヨーク=海老原真弓】16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比2.27ドル安の1バレル83.24ドルで終えた。一時は82ドル台半ばまで下げた。米株式相場が大幅下落したことを背景に、原油先物も売りが優勢だった。

 米証券取引委員会(SEC)は16日、有価証券の販売に絡み投資家に重要情報を開示しなかったとして米金融大手ゴールドマン・サックスを証券詐欺罪で訴追したと発表した。株式市場では金融株などが大幅安となり、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方が広がったことでリスク資産の1つである原油にも売りが出た。

 外国為替市場でもリスクを回避する動きが強まり、低金利のドルが比較的金利の高いユーロに対し上昇。ドル建てで取引される原油先物相場の割高感が意識され、売りにつながった面もある。

 原油先物相場は約1年半ぶりの高値圏で推移しており、米株安が利益確定売りの口実になったとの指摘があった。

 ガソリンも続落、ヒーティングオイルは3営業日ぶりに反落した。




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■  NY金、3日ぶり大幅反落 6月物は1136.9ドル、株安・原油安で  2010/4/17 日経

【NQNニューヨーク=川内資子】16日のニューヨーク金先物相場は3日ぶりに大幅反落した。

ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比23.4ドル安の1トロイオンス1136.9ドルで終えた。米株安などを背景に原油先物相場が下落したため、商品市場から投資資金が流出するとの思惑から金にも売りが優勢となった。

 米証券取引委員会(SEC)が米金融大手ゴールドマン・サックスを証券詐欺罪で訴追したと発表したのを受けて米株式相場が大幅に下げた。

投資家がリスクを取った運用をしにくくなるとの見方から原油が売られ、金も安くなった。 

外国為替市場でドルが対ユーロなどで上昇したことも、ドルの代替資産の1つとされる金への売りを誘った。
銀も3日ぶりに反落した。プラチナは続落した。
2010/04/18(日) 13:55 | URL | アイスランド                  . #-[ 編集]
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■ ドル・NY株が急落…金融規制を警戒 2010年4月17日 読売
 
ニューヨーク=小谷野太郎】16日のニューヨーク市場では、米証券取引委員会(SEC)が米金融大手ゴールドマン・サックスを提訴したことを契機に円買い・ドル売りが進み、ダウ平均株価(30種)も急落した。

 円は一時、3月下旬以来約3週間ぶりの円高水準となる1ドル=91円90銭まで上昇。
午後5時(日本時間17日午前6時)、前日比82銭円高・ドル安の1ドル=92円12~22銭で大方の取引を終えた。

 一方、株価は7営業日ぶりに反落し、ダウ平均株価は前日比125・91ドル安の1万1018・66ドルで取引を終えた。
下げ幅は2月4日(268・37ドル)以来約2か月ぶりの大きさ。ナスダック店頭市場の総合指数は、同34・43ポイント安の2481・26だった。市場では「金融機関に対する米当局の規制が強まる」との思惑から、金融株は全面安となった。


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2010/04/18(日) 14:36 | URL | アメリカ市場                  .      #-[ 編集]
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■ アイスランド噴火は気象異変をもたらすか 環境学者=石 弘 2010年04月23日
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20100423/103679/?P=1

4月14日、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火した。大量の火山灰の影響で、イギリスやヨーロッパ各地の空の便が大混乱に陥った。

噴火による欠航便は10万便を超え、国際航空運送協会(IATA)は、航空貨物の停止も含めて損失は総額30億ドル(約 2800億円)を超えると推定している。

大規模な火山噴火は経済的な損害だけでなく、広範囲に寒冷化を引き起してきた。
この夏の気温は大丈夫だろうか。


  エアロゾルが日照を妨げる

 アイスランドは人口31万人。
日本の面積の3分の1ほどの島国で、国の西側は北米大陸プレートに、東側はユーラシア大陸のプレートに属しているため、両プレートが押し合うリフトゾーン(割れ目)が東西に走る。
世界有数の火山国で、35の活火山がある。
地球内部から割れ目にそって上昇してきたマグマが、約5年周期で火山噴火を引き起こしてきた。

 今回の噴火口は300mの厚さの氷河の下にあり、溶けた氷河の水がマグマと接触して水蒸気爆発を起こしたとみられている。2度にわたって大規模な洪水も発生した。
アイスランドでの火山噴火は2004年以来である。
エイヤフィヤトラヨークトル付近の噴火は1823年を最後に起きていなかった。

 アイスランドは漁業が基幹産業だったが、近年は金融立国への転換を目指して成長を続けてきた。
しかし、2008年の世界的な金融危機の影響を受けて経済が破綻し、政権も崩壊した。今回の火山噴火は、その危機に追い打ちをかけるものになりそうだ。


 火山噴火が寒冷化の原因になることがある。

 冷却化の主犯は、噴出した「火山性エアロゾル」である。
エアロゾルとは、大気中に浮遊している固体もしくは液体の微粒子の総称だ。
噴火当初、噴煙に含まれる珪酸塩は大粒なので、雨などによって数ヵ月で落下する。また、亜硫酸ガスも対流圏では雨や雪などの降水で洗い流されて、数日から2週間程度で姿を消す。

 この間、ジェット機のエンジンが珪酸塩を吸い込むと、高温のエンジン内部でガラスのように溶けてエンジンに障害を与える。火山灰の影響で飛行中の航空機に障害が起きた事故は、過去30年で90件余り報告されている。

 エアロゾルが成層圏にまで上昇すると長期間にわたって漂い、酸化されて硫酸ガスに変わって「硫酸塩」になる。
成層圏の下部では1年前後、中部では 2~3年も滞留する。大気は透明ガラスから磨りガラスに入れ替えたようになり、太陽から地表に達する日照量が減少する。


 エアロゾルが異常に多い

 近年の火山噴火による気象への影響では、1982年に噴火したメキシコのエルチチョン火山の噴火がよく知られる。
噴火後に各地で日照量が減ったことから大騒ぎになった。

 この火山とほぼ同緯度にあるハワイでは、地表に到達するすべての日射量である「全天日照量」が7%減少した。
日本でも1982年5月から翌年2月にかけて2%減った。噴火後1~3年にわたって各地の平均気温が0.3℃ほど下がった。


 1991年に噴火したフィリピンのピナツボ火山は、20世紀最大級の噴火だった。
地上気温は全球平均で0.1~0.2℃、夏の北半球中緯度では 0.3℃低くなり、その影響は噴火から2年におよんだ。


 火山噴火が気象に影響を与えることは経験的に知られていた。とくに、1940年代に噴火したインドネシアのアグン火山以来、気象との関係に関心が高まり、盛んに研究されるようになった。ミファイル・ブディコ博士(元ロシア国立水文学研究所気候変化研究部長)は、1880~1960年の間の北半球の平均気温を調べた結果、日照量の減少が火山噴火と一致することを発見した。


 この間に、サンタマリア(グアテマラ)、カトマイ(アラスカ)、モンプレー(カリブ海)、タール(フィリピン)、スーフリエール(カリブ海)、桜島などの噴火が相次いだことが研究の進んだ理由でもある。
ブディコ博士は、噴火で日照量が長期にわたって1%減少すると気温は0.5℃下がり、日照量が 1.6%減少すると、極の氷冠(アイスキャップ)が張り出してきて急激な寒冷化が起きると考えた。


 アイスランド大学の分析では、今回の噴火に伴う火山灰の約4分の1が大気中を漂いやすいエアロゾルだった。
通常の噴火では数%程度しか出ないとされる。
エアロゾルの割合が極端に多く、エアロゾルがより細かく砕けるといわれる水蒸気爆発が起きたことなどから、長期に気象に影響をおよぼす可能性が指摘されている。

 地球温暖化が大きな関心事になっているが、地球の気候は過去にもつねに変動を繰り返してきた。
気候変動の原因は、地球の自転・公転の軌道のぶれや温室効果ガスの増減などが原因とされるがわからないことも多い。

 そのなかで比較的よくわかっているのが、火山噴火による寒冷化だ。
歴史を振り返っても、噴火に伴う急激な寒冷化が大飢饉を招き、国家や文明の崩壊につながったこともしばしばある。


  噴火が滅ぼした数々の文明

 火山によって滅びた文明で、もっとも古いものとして知られるのは、エーゲ海南部クレタ島の北のサントリーニ島にあるサントリーニ火山の噴火であろう。
紀元前1450年(諸説ある)の噴火に伴う津波が、1000年もの間地中海東部を支配してきたクレタ島のミノア文明を一瞬のうちにのみ込んだ。

 高さ90mの大津波が発生して、半径160km以内を水没させたと推測される。
黒雲が地中海を覆い、旧約聖書「出エジプト記」にある「エジプト全土が3日間闇に包まれた」の記述は、この火山だという説もある。この噴火で島が大きく陥没したことが、幻の大陸アトランティス伝説のもとになったともいわれる。


 紀元前1150~1136年にはアイスランドのヘクラ火山が噴火した。
当時の中国の文献に「6月に雪が降り、雪は1尺以上も積もり、霜で穀物が枯れた」といった記述があり、この火山の影響だったことが考えられる。


 紀元前209年にも、アイスランドの火山が大噴火を起こしたようだ。
グリーンランドの氷雪層とアイルランドのカシの木の年輪にその痕跡が残る。このとき、中国では大飢饉が発生して、漢代の歴史家、司馬遷は「3カ月も星を見ることなく、収穫がまったくなかった」と書き残している。


 紀元前42年にシシリーのエトナ火山が噴火した。
ギリシャ人たちはこの活火山の火口を「地獄の入口」と信じていた。このときの中国古文書には「太陽が輝かず、収穫はなく、穀物の値段が10倍になった」と記されている。


 西暦79年には、ナポリ湾を見下ろすベスビオ火山が噴火し、ポンペイの町は火山灰に埋もれた。
約1700年の時を経てはじまった本格的な発掘によって、タイムカプセルを開いたように人口6000人以上と推定される古代ローマの都市と人々の生活ぶりが、ほぼ完全な姿でよみがえった。


 10世紀から14世紀にかけてつづいた温暖な気候は、14世紀半ばから19世紀半ばにかけて、一転して約500年も寒冷な期間が続いた「小氷期」に突入した。
各地でさまざまな寒冷化の記録が残されている。
この小氷期の時期に発生し火山噴火は、気温の寒冷化をさらに強める働きをした。

 とくに、1783年は大噴火の当たり年になった。
日本では岩木山と浅間山が噴火して、各地に火山灰を降らせた。アイスランドではラーキ山を中心とする延長25kmの割れ目にそった線上噴火が起こり、続いて近くのグリームスボトン火山も噴煙を上げた。


  夏のなかった年

 噴火に伴う噴出物の推定量は、ラーキ火山が340億tと桁違いに大きく、史上最大級の噴火だった。
浅間山も4億tのマグマを噴出して、浅間山麓には2mの厚さで火山灰が積もり、山麓では1624人の死者をだした。

 エアロゾルは北半球全域を覆い、日射量や気温が大きく下がって農作物に壊滅的な被害が生じ、翌年には日本各地で「天明の大飢饉」が発生した。

 ヨーロッパ各地は極端な冷夏になり、深刻な食料不足に陥った。
とくにアイスランドでは、島全体が硫黄を含んだモヤで覆われ、視界が極端に悪くなって漁に出られなくなったために、4万9000人の島民の4分の1が餓死した。

 1784年の夏にはニューヨーク港が10日間も氷で閉ざされ、人々は氷の上を歩いて移動した。
各地で極端な冷夏になり深刻な飢饉が広がった。
1789年のバスチーユ襲撃からはじまるフランス革命は、この社会不安が引き金になったという説が根強い。


 インドネシアのスンダ海峡の小島にあるクラカトア(クラカタウ)火山が、1883年に水蒸気爆発を伴って噴火した。島全体が吹き飛んで噴煙は約 40kmの高さに達し、9波にわたって津波に襲われ、3万6000人以上が犠牲になった。


 このとき、北半球全体の平均気温は0.5~0.8℃下がった。エアロゾルのためにその後、数年にわたって異常な夕焼けがみられた。ノルウェーの画家ムンクが噴火の年に描いた代表作「叫び」の背景にある帯状の夕焼けは、このときの光景といわれる。


 1815年にはインドネシア・スンバワ島のタンボラ火山が、轟音とともに噴火した。
火山灰は周囲250km2の範囲に降りそそぎ、500km離れた地点にまで飛来した。1万2000人の島民のうち、生き残ったのはわずか26人だった。さらに周辺で90万人が洪水、地震、飢餓、病気で死んだ。全世界に褐色を帯びた雪が降った。

 北アメリカ東海岸では夏の気温が平年より4℃も低く、「夏のなかった年」として、今も歴史に刻まれている。6月には寒波が来襲し、ニューヨーク湾は凍結して馬そりで渡ることができた。フランスでは、ナポレオン戦争で疲弊したフランスを異常気象が直撃した。各地で食料暴動が発生した。

 スイスでも凶作から犯罪が多発し、餓死者も続出した。飼料の不足からブタが大量に殺され、犬やネコが町から消えたという。アイルランドでは自殺者も激増、幼児殺しも横行した。


 たった1つの火山の噴火が
これだけの影響を及ぼすこともあるのだ。




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2010/04/24(土) 23:52 | URL | アイスランド #-[ 編集]
正常化するまでの6日間
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■ 火山灰で欧州航空業界、3100億円の損失 2010年4月27日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100427-OYT1T01185.htm

【ブリュッセル=尾関航也】欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は27日、アイスランドの火山灰飛散による航空業界の損失が、欧州全体で総額15億~25億ユーロ(約1900億~3100億円)にのぼるとの推計を公表した。

 各国政府は、航空会社への打撃を緩和するため、支援措置をとる方向で検討を進めている。

 EUの競争法は本来、政府による企業支援に厳格な制限を設けているが、欧州委のカラス運輸担当委員は27日、今回の問題を「特殊な事情」と位置付け、例外的に損失補填(ほてん)を容認する方針を示した。

 欧州委によると、空路のマヒが始まった今月15日以降、正常化するまでの6日間に運航中止となった航空便は約9万5000便にのぼる。









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2010/04/28(水) 08:56 | URL | 火山灰で欧州航空業界、3100億円の損失 #-[ 編集]
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■ アイスランド火山灰:飛行機への影響と「飢饉」の可能性 | WIRED VISION
 http://wiredvision.jp/news/201004/2010041923.html

[アイスランドにあるエイヤフィヤトラヨークトル氷河で、今年3月から2カ月連続で火山の噴火が起こっている。飛行機の欠航など、人間の社会に大きな影響を与えており、今後の気象への影響も懸念されている]

 飛行機への影響

火山灰は飛行機の計器に詰まるおそれがあり、また機体に付着して、その重さで微妙な重量のバランスを狂わせるおそれがある。そして火山灰が特に危険なのは、ガラスの粒子を含んでいる点だ。これが飛行機のエンジンの高温で溶けて、機械類に損傷を与えたり不調が生じるおそれがある。火山灰雲の中を通過したジェット機で、4基のエンジンすべてが停止した例が知られている。プロペラ機だと事態が大きくよくなるという可能性もないようだ。

[1982年にジャワ島のガルングン山の近くを飛行中のボーイング747が、4基のジェットエンジンのすべてが一時的に停止するトラブルに見舞われた(ブリティッシュ・エアウェイズ9便エンジン故障事故)。

火山が噴火する時にマグマが地下深部から上昇してくると圧力が下がるため、マグマに溶解していた水などの揮発成分がガスとなって発泡する。これによって残っていた液体のマグマが粉砕され微粒子となり、これが噴出されると、結晶になる暇もなく急冷されるためガラス(火山ガラス)となる]

 気象への影響

最も大きな影響は、天候にあらわれる。

エイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火が世界的な天候に影響するかはまだ明白ではない。
しかし、過去の大規模な噴火では影響が確かに出ている。


たとえば1783年、ラキと呼ばれるアイスランドの火山亀裂で大噴火があった。
プルームとともに大量の二酸化硫黄ガスが運ばれ、その後1~2ヵ月にわたってヨーロッパ全域で多くの人が [呼吸困難によって] 死んだ。

しかしこれも、気象への影響に比べたら些細なものだった。1784年、ヨーロッパと北アメリカは記録上、最悪の冬を迎えた。ニューオリンズのミシシッピ川までもが凍ったのだ! ラキ火山の噴火は、その直後に起きたアイスランドの別の噴火とあいまって、それから数年にわたり、フランスの農作物に深刻な影響を与えた。これが1789 年から始まるフランス革命の要因になったともされている。[日本でも、1783年の浅間山の噴火と重なって冷害が発生し、合わせて天明の大飢饉の原因になったと考えられている]


このラキ火山の噴火がひどいものだったと思うのなら、1815年にインドネシアのタンボラ山で起きた大噴火はもっと重大だったことを知るべきだろう。タンボラ山の噴火で北半球は1816年に「夏のない年」を経験することになった。米国のコネチカットで6月に氷点下を記録したと報じられており、米国とヨーロッパで凶作が広がった。

[1815年に起きたタンボラ山の噴火では、大爆発音が1750kmまで聞こえ、500km離れたマドゥラ島では火山灰のため3日間暗闇が続いた。半径約1000kmの範囲に火山灰が降り注ぎ、農作物は壊滅的な被害を受けた。同年、米国北東部では異常低温となり雪や霜が6月までみられた。英国やスカンディナビアでは5~10月まで長雨が続き、やはり異常低温により不作、食糧不足の事態となった。翌1816年は「夏のない年」と言われた。農作物の不作は全世界的に数年間続き、ヨーロッパでは食料をめぐって暴動が発生し、ヨーロッパ全体ではおよそ20万人もの死者が出たという説もある]

今回のエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火がどのくらい続くかはわからないし、その影響も不明だ。われわれができることはあまり無いが、現代は火山灰の様子を衛星から監視できる。気象激変の理由がまったくわからずにいた昔の人たちよりはましだといえる。1991年に起こったフィリピンのピナトゥボ火山の噴火も、大きなものではあったが全世界的な影響までは行かなかった。今回の噴火も同様であってほしいが、この結末は誰もわからない。[前回1821 年の大噴火は1年以上にわたって続いた]

[ピナトゥボ火山の噴火では、大量のエアロゾルが成層圏に放出され、全球規模の硫酸エアロゾル層を形成し何か月も残留。地球の気温が約0.5℃下がり、オゾン層の破壊も著しく進んだ]








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■ アイスランド噴火、火山灰減る段階か 2010年4月20日 朝日

 【ロンドン=橋本聡】アイスランド気象庁は19日、火山の溶岩が地表に現れたと明らかにした。火山灰の噴出量も減った。ロイター、AFP両通信が伝えた。火山灰が減る段階になった可能性がある。

 これまで氷河の下の噴火口は水で覆われ、水蒸気爆発が起きて火山灰が大量にできていた。東京大の金子隆之助教は「噴火口が高くなって山になり、氷河の上に出たため溶岩が地表に出たのでは」とみる。これで水蒸気爆発が減り火山灰が減る。

 一方、大噴火以降72時間で噴出した火山灰などの量が1億4千万立方メートルだったことが、アイスランド大学の分析で分かった。長崎県の雲仙・普賢岳は1990年から5年間で約2億立方メートルとされ、今回は半分以上を3日間で噴出したことになる。世界で異常気象を起こしたアイスランドのラキ火山(1783年)は150億立方メートル。
 




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■ 火山噴火 空の足混乱で景気への懸念も(4月20日付・読売社説)

北大西洋のアイスランドで火山が噴火し、欧州を中心に、空の交通網が大混乱に陥っている。

 噴火が活発化した先週末から、欧州では上空に噴き上げられた火山灰が各地に広がり、旅客機の飛行が制限されるようになった。

 過去の火山の噴火で、灰が飛行中の旅客機のエンジンに詰まって停止した例が、複数あったためだ。それらの事例ではエンジンが再起動し、大事には至らなかったが、心配される事態ではある。

 空港もロンドン、パリなどで閉鎖が相次ぎ、今週から一部で再開したものの混乱が続いている。

 日本、米国など域外との便も欠航がほとんどで、航空業界は、減収が世界で1日2億ドル(約180億円)と試算するほどだ。

 こうした混乱が長びけば、ようやく立ち直りつつある世界の景気の足を引っ張る恐れもある。

 各国政府は、各方面への影響の把握を急ぐべきだ。場合によっては、航空関連など打撃を受ける業界に対する融資など、支援の検討も必要になるのではないか。

 噴火のダメージは、すでに広い範囲に及んでいる。

 18日のポーランド大統領の国葬には、多くの首脳が参列を断念した。演奏会やスポーツ大会の被害も甚大で、日本では、オートバイの世界大会が選手来日が困難として延期に追い込まれた。

 医薬品など、必需品の輸送も滞っている。

 欧州の空港はもちろん、日本でも成田など国際空港に寝泊まりして運航再開を待つ旅客もいる。

 このため、航空業界は各国に早期の飛行制限解除を求めている。とはいえ、欧州では通常、毎日3万便近くの旅客機が飛んでおり、安全の確認は疎(おろそ)かにできまい。

 アイスランドは日本と並んで世界有数の火山国だ。噴火は珍しくない。今回の噴火も、規模としてはさほど大きくないが、例年と異なり強い西風だったため、欧州大陸まで火山灰が広がった。

 いつ噴火が静まるか、専門家にも分からない。長期化したり、近接する火山が連動して噴火したりする可能性も排除できない。

 そうなれば、さらに大量の噴出物が上空を漂い、地球規模の気候にも影響する恐れがある。

 実際、今回とケタ違いに大きな噴火だった1991年のフィリピン・ピナツボ山噴火では翌年、地球の平均気温が下がった。作物が不作になる被害も出た。

 各国が協力して、長期的な影響を注意深く監視したい。
(2010年4月20日01時28分 読売新聞)





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■ 魚・野菜・花が届かない…欧州空路混乱、じわり生活に 2010年4月20日朝日

アイスランドの火山噴火で、欧州からの魚介類や野菜が品薄になり始めた。食卓への影響も懸念される。海外で展開する企業では出張もままならず、製品や原料の輸出入も滞りつつある。

 19日朝。東京都中央区の弁当店の店長(60)は築地市場の仲卸業者から「噴火で、ノルウェー産サーモンが入ってない」と連絡を受けた。国産のマスなどで代用することにしたが、「割高になる」と頭を悩ませる。

 同市場の水産卸業者などによると、サーモンは冷凍ものの在庫はあるが、人気の高い生ものが入荷できない。「国産が出回る5月の連休明けごろまで、生ものは品薄が続くかもしれない」

 野菜などを輸入販売している「けやきインターナショナル」(東京都千代田区)の中川進司社長(75)は「これほど一斉に入ってこなくなるのは初めて」と嘆く。

 特に旬のホワイトアスパラガスは待ち望む顧客も多い。「春を告げる輸入野菜の一大イベント。季節を逸すると、大きな損失になってしまう」

 高島屋では、スイスの高級チョコレートやイタリア産チーズなど、賞味期限が短く在庫の少ない食材から影響が出始めた。伊勢丹新宿店は21日から「フランス展」を予定する。ワインや雑貨など商品はそろえたが、問題は「料理人が来日できない」ことだ。

 市場で花や球根のせりを運営する「大田花き」(東京都大田区)によると、結婚式などで引き合いがあるオランダ産のアマリリスやヒヤシンスの切り花の入荷が止まった。

 海外出張中の社員が現地で足止めされたり、出張できなくなったりした企業も多い。

 日産自動車では先週末時点で欧州に出張していた約50人が移動できず、その後の出張は取りやめ。ソニーも出張者の航空便の振り替えに追われている。住友化学は、液晶に使う特殊なフィルムや半導体の素材を輸出できなくなった。富士通も欧州向けに空輸しているノートパソコンや通信機器が出荷できない。製薬会社の多くは欧州に生産拠点があり、原料も空輸頼みだ。




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■ EU、飛行制限を緩和…独など一部運航再開 
 
【ブリュッセル=尾関航也】欧州連合(EU)は19日、アイスランドからの火山灰による空路マヒに対処するため開かれた加盟27か国の緊急運輸相理事会で、飛行制限を緩和することで合意した。

 欧州の主要空港では20日から多くの航空便の運航が再開される見通しだ。欧州の空路は、大規模噴火を受けて15日から広範囲で飛行禁止措置が取られて以来、5日ぶりに正常化へ向けて動き始めた。

 欧州全体の航空管制を統括するEUの専門機関ユーロコントロール当局者は19日、飛行制限緩和により、飛行が禁止されていた空域のうち最大約3分の2の範囲で飛行が可能になるとの見通しを示した。

 EUの決定を受け、アムステルダム郊外のスキポール空港では19日夜(日本時間20日未明)から国際便の運航が再開され、ニューヨーク、ドバイ、上海行きの3便が離陸した。ドイツのフランクフルト空港でも同日夜、一部の運航が再開した。

 フランス政府はパリのシャルル・ドゴール、オルリー両空港を20日午前8時(日本時間20日午後3時)に再開する方針を発表。英ロンドンのヒースロー空港でも20日午後7時(日本時間21日午前3時)から発着が始まる可能性が強い。

 運航再開後も、当面は、天候が良好なときに限っての有視界飛行が中心になるという。

 緊急運輸相理事会で採択された声明によると、ユーロコントロールは20日以降、大気中の火山灰の濃度に応じ、欧州上空を〈1〉運航不可〈2〉運航可〈3〉正常――の三つの領域に色分けして各国運輸当局に提示する。

 一律飛行禁止としたこれまでのやり方を改め、火山灰飛散が確認されているものの航空機運航に支障がないと判断された領域は、「運航可」に分類される。ただ、「運航可」の領域がどれほどの範囲に及ぶかは流動的だ。
(2010年4月20日12時19分 読売新聞)






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■ 溶岩、地表に流出か…アイスランド噴火

 アイスランド気象庁は現地時間19日、マグマなどの移動により観測される火山性微動を分析した結果、溶岩が地表に流出した可能性があると発表した。

 同日午前中の段階で噴煙の高さは4キロ前後。噴火の際に火口の中からマグマが飛び散ったこともすでに確認されている。

 この火山では、マグマが氷河と接触し、氷河の水分を瞬時に蒸発させることで、激しい「マグマ水蒸気爆発」を起こし大量の細かい火山灰を作る特徴がある。
(2010年4月20日14時04分 読売新聞)



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■ 火山灰、週末に北極方向へ=世界気象機関 時事

 【ジュネーブ時事】世界気象機関(WMO)は20日、アイスランドの火山噴火で大気中に放出された火山灰が、今週末にかけて北極方向に向かうとの予測を明らかにした。同国上空で週末に低気圧の発達が見込まれるためという。
 WMOは、低気圧発達に伴い「風の流れが変化し、火山灰が北極方向へ向かうほか、降雨で火山灰がある程度、取り除かれる」と予想した。(2010/04 /20-20:59)



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■ 英国も全空港再開…欧州の大混乱、正常化に


【ロンドン=是枝智】アイスランドの火山噴火の影響で、全面閉鎖していた欧州最大のハブ(拠点)、ロンドン・ヒースローなど、英国のすべての空港が20日午後10時(日本時間21日午前6時)から旅客便の発着を再開した。

 ヒースロー空港の再開は閉鎖した15日以来。仏シャルル・ドゴール、独フランクフルト、オランダ・スキポールの各空港は20日夕までに再開している。欧州4大空港すべてが閉鎖を解除したことで、欧州の空の大混乱は正常化に向かうことになった。

 英航空当局は当初、少なくとも21日午前1時まで閉鎖するとしていたが、20日夜、「安全性に問題ない」として一転、再開を決めた。

 英航空最大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、まず、アジアや北米などからの長距離便28便を、ヒースロー空港や近くのガトウィック空港に順次着陸させている。ヒースローからの出発便は21日午前6時半(日本時間同午後2時半)からになる見通しだ。

 コペンハーゲン空港も21日午前2時(同午前9時)からの再開を決定。シャルル・ドゴール空港などでは、すでに長距離便を中心に発着が始まった。ただ、ダイヤは大幅に乱れており、BAなどによると、通常の運航状況に戻るには数日から数週間かかりそうだ。

 混乱を引き起こしたエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山噴火について、アイスランドの当局者は「噴火活動が弱まったとの報告を受けている」と述べた。ロイター通信が20日、報じた。噴煙は低くなったが、アイスランド気象庁によると、上空では欧州大陸方向への風が強く、「(航空便発着の正常化について)予測は難しい」という。

 しかし、国際民間航空機関(ICAO、本部・モントリオール)のロベルト・ゴンザレス理事会議長は20日、ニューヨークで、欧州での運航について「安全だ。保証できる」と断言した。
(2010年4月21日11時43分 読売新聞)





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■ 火山噴火で輸入ストップ 生ハム、ワイン、花、医薬品 (1/2) : J-CASTニュース

アイスランドの火山噴火により欧州で空路規制が続くなか、日本でも輸入品に影響が出始めている。チーズ、ワイン、生ハムといった食材やブライダルブーケに用いられる花きがストップし、高級ブランドのバッグや洋服は夏物の入荷が遅れそうだ。

もっとも深刻なのはがん検査に用いられる放射性医薬品で、医療機関では検査を遅らせるなどの対応に追われている。

本場ヨーロッパのチーズを直営店で販売している日本マイセラ(東京都中央区)は、ホームページで「アイスランド火山噴火による欧州航空便欠航により、一部商品のお届けが遅延もしくは不可になる可能性がございます」と発表した。イタリアのモッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、リコッタ、フランスのブリー、ロックフォールといったチーズを毎週、空輸している。

 放射性医薬品の原料は100%欧州からの輸入

ところが2010年4月12日の週から入荷がストップした。今のところ在庫はあるので目立った混乱はないというが、空路規制が長引けば4月26日以降に欠品する可能性がある。

また同社は百貨店やレストラン、ホテルなどにも卸している。ゴールデンウィーク中に開催されるイベント用に通常の2倍の量を入荷する予定だった。

仕入部マネージャーの長岐佳樹さんは、

「時期が悪かった。欧州空港の規制が徐々に緩和されているようだが、空港にはたくさんの荷物が溜まっていて、すぐには届かないと思います。ゴールデンウィーク間際に着いても、税関が休みなので間に合いません」

と困惑している。

日本貿易振興機構(JETRO)によると、ワイン、スペインのイベリコ豚、生ハムにも影響が出始めている。

輸入食品を販売する明治屋の広報担当者は、「現状では影響はないが、空輸規制が何か月にも及べば欠品が出てくるかもしれない」といっている。

ヨーロッパから空輸している医薬品にも影響が出ている。

がんの転移診断などに使われている放射性医薬品「テクネチウム製品」の原料「モリブデン99」は100%欧州からの輸入だ。作り置きができないので在庫は僅かだ。販売元の日本アイソトープ協会が医療機関に4月20日、テクネチウム製品の供給制限について緊急のニュースリリースを配信した。テクネチウム製品を使った検査は日本で年間90万件、行われている。医薬品・アイソトープ部の担当者は、医療機関では検査を遅らせたり、別の検査方法で代用したり、と対応に追われているという。

 規制が緩和されても、緊急貨物が最優先される

JETROによるとコンタクトレンズも多くがアイルランドやイギリスからの輸入で、枚数が必要になる使い捨てタイプは空路規制が長引けば影響が出そうだ。

また、品質管理が厳しい高級ブランドのバッグや小物、ジュエリー、洋服などは空輸なので、夏物に遅れが生じると見られている。

花きにも影響が出ている。東京都から委託を受け中央卸売市場を運営している大田花きは、09年1~12月に扱った花きのうち15%が輸入で、そのうち6%をヨーロッパから仕入れている。営業担当者によると、ブライダル用のブーケに好まれるアマリリス、ヒヤシンス、ライラックといった花が輸入できなくなっている。

「規制が緩和されても、医薬品、海外で亡くなった人の遺体といった緊急貨物が最優先されて、続いて旅客といった順に輸送が始まり、花は後回しになります。むしろ4月26日以降のほうが混乱は大きくなり、落ち着くには1週間以上かかると見ています」

欧州連合(EU)加盟27か国の交通担当相は4月19日、ビデオ会議で空路規制を緩和することに合意し、20日午前(日本時間同午後)から本格的に再開するとしている。一方で英航空当局は20日、再び噴火が始まったと発表していることから、空路の混乱はまだ続きそうだ。












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2010/04/29(木) 08:00 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ アイスランド火山灰でニュージーランドに恩恵 輸出好調 2010.04.20 CNN

(CNN) アイスランドの火山噴火で周辺の航空網がまひし、欧州からの輸出が滞るなか、遠く離れたニュージーランドに代替品を求める注文が集中している。同国のサケ養殖や切り花販売の業者は、思わぬ「恩恵」に嬉しい悲鳴を上げている。

養殖業者「ニュージーランド・キング・サーモン」の最高経営責任者(CEO)、グラント・ローズウォーン氏は週明けの19日朝、ドバイの業者からの注文書に目を疑った。「普段の注文はサケ5箱。それがこの日は500箱になっていた」という。欧州の飛行規制で、ノルウェーからのサケの輸出がストップしたためだ。

同社では需要の急増に対応するため、420人の従業員が総出で残業している。創業来初めて、週末勤務を追加する可能性もあるという。現在、日本や東南アジア、中東の高級レストランや小売店向けに輸出するサケは、200トンに上っている。

高級ブランドとして知られる同社のサケは、世界的な金融危機の影響で出荷量が落ち込んでいた。養殖サケは出荷までに3年かかる。今年は、金融危機前の2007年に飼育を始めたサケのうち500トンが余り、「冷凍して日本の店頭に出すしかない」と覚悟していた矢先だった。「噴火はとてもいいタイミングだった」と、ローズウォーン氏は顔をほころばす。

花の栽培、流通業者も、噴火の恩恵を受けている。欧米の結婚式シーズンをひかえ、普段はオランダ産の花を調達している北米地域から、ニュージーランドに問い合わせが殺到し始めた。「今週に入ってから電話が鳴り続けている」と話すのは、切り花の輸出業者「イースタン・アンド・グローバル」のトップ、グレッグ・キーマー氏だ。ニューヨークやシカゴ、トロント、ケベックなどからシンビジウムの注文が寄せられているが、例年なら輸出が本格化するのは、オランダでの生産が一段落した5月後半。同氏は「現時点で出荷できる量がもっとあれば」と、残念がっている。




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■ 噴火の損失9・11上回る…航空各社支援へ

【ロンドン=是枝智】世界の航空会社が加盟する国際航空運送協会(IATA)は21日、アイスランドからの火山灰による空路の混乱で、航空会社の減収総額が17億ドル(約1600億円)以上になるとの試算を発表した。

 1日平均120万人が影響を受け、「2001年の米同時テロ時の損失を上回った」としている。

 15日以降の欠航は計10万便を超える見込みだ。空のダイヤの乱れは当面続くとみられ、最終的な損失額はさらに膨らむ可能性がある。

 ビジニャーニIATA事務局長は「(空港の全面閉鎖という)各国政府のひどい政策決定もあり、特別な状況だ。各国政府は(航空業界への)支援を行うべきだ」と指摘した。欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は来週にも航空各社から損害額の聞き取りを始め、支援の枠組みを詰める方針だ。
(2010年4月21日21時48分 読売新聞)




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■ アイスランド火口、まるで悪魔の顔 - (大紀元)
 http://www.epochtimes.jp/jp/2010/04/html/d92863.html

アイスランド火口、まるで悪魔の顔

 【大紀元日本4月18日】14日のアイスランドでの火山噴火後、火山灰による噴煙が欧州各地の上空を覆い、各国の航空便に大きな影響をもたらしている。15日、NASA衛星「Terra」は北大西洋上空に漂う厚い火山灰を捉えた。また、16日に撮影したエイヤフィヤトラの3つの火口を撮影したレーダー写真は、悪魔が叫んでいるかのように見える。


今回の火山爆発により発生した大量の噴煙は、一部の氷河を融解し、洪水を引き起こし、付近の道路や橋梁を破壊している。また、火山灰はポーランド北部海岸、ドイツ、フランス、ベルギー、英国南部海岸、ロシア西北部地区を覆った。気象専門家によると、大気圏高空の風が弱まらず、欧州大陸への噴煙の拡散が続き欧州地区の空の便が最も深刻な影響を受けたと説明している。調査では、この先数日間は噴煙の脅威で、更に多くの空港が閉鎖される見込み。

 エイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山は成層火山で、高さはおよそ1千666メートル。

前回の噴火は1821年で、2年後の1823年まで噴火が続いた。

現在、専門家はこの噴火によりアイスランドで最も危険な火山と言われるカトラ火山の連動爆発を警戒している。
両火山の距離は12・8キロで、その上にはミールダルスヨークトル氷河が横たわる。



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■ シナリオ:アイスランド火山噴火、欧州圏の端では恩恵も 2010年4月19日(月)
 http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-148844.html

 [ロンドン 18日 ロイター] アイスランドの火山噴火に伴う火山灰の影響で、欧州の空路は依然まひ状態に陥っているが、これによる経済的影響はひとえに、噴火がどれだけ続くかによって決まってくる。ただ、専門家からも予測不能という声が聞かれ、先行きは不透明。今後考えられるシナリオは以下の通り。

 <火山灰の雲が早期に晴れる>

 兆候は今のところ見られないが、噴火活動が止まり、火山灰の噴出がやめば、火山灰の雲は風で流され、早期に消える可能性はある。

 その場合、航空会社や航空貨物会社はただちに運航を再開するとみられる。

 国際航空運送協会(IATA)は、今回の運航停止で航空会社は1日当たり約2億ドルの損失になると試算。週明けの欧州株式市場などでは、航空会社の株価がさらに下落するとみられている。

 火山灰の雲が晴れたとしても、今後数日は欠航が続くと予想される。必要不可欠な場合を除き、欧州を発着する飛行機の利用を7─10日控えるよう、従業員に要請している企業もある。

 <火山灰の雲は晴れるが、噴火は継続>

 専門家によると、噴火が続く限り、新たな火山灰の噴出や風向きによって、今後数カ月間は今回と同様の事態になる可能性があると警告している。

 ただ、航空会社にとって、そうした事態に備えることはほとんどできないと言える。運航が再度停止された場合、出張客や観光客が飛行機やホテルの予約を手控え、関連業界には打撃となる。

 航空業界の株価は、市場がリスクを織り込んで低迷するとみられる。一方、鉄道、道路、海運、テレビ会議といった関連株は上昇する可能性がある。

 火山灰の雲が再び発生した場合、航空会社や旅行会社の株価にとって、また弱含みになっている欧州経済の成長にも悪影響をもたらす可能性がある。

 今回の噴火が、はるかに規模が大きいカトラ火山の噴火につながれば、その影響はさらに拡大するとみられる。

 <火山灰の雲が残り、欧州の空港閉鎖も継続>

 火山灰の雲が欧州全土に数週間かそれ以上居座れば、旅行業界にとっては深刻な影響をもたらす。また、ハイテク製造業やスーパーマーケット、イベント企画会社など、広範囲の業界にも影響が及ぶとみられる。

 航空業界にとっては壊滅的な状態となり、一部の企業は窮地(きゅうち)に立たされる可能性もある。

 欧州全域の成長にも影を落とし、リセッション(景気後退)からの脱却が減速するとみられる。財政赤字が既に膨らんでいる国では、支援プログラムの資金調達が困難となり、世界景気が回復する中、欧州は取り残されることになる。

 火山灰が及んでいない隣接国の空港では、新しいハブとして航空会社や運輸会社からの需要が急増するとみられる。これにより、金融危機で最も大きな被害を受けたポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインのほか、ウクライナやトルコといった欧州圏の端に位置する国が恩恵を受ける。

 大規模国際会議が中止や延期になったり、欧州の政策決定者が欠席したまま開かれざる得なくなる。新興国の伸張やギリシャの財政危機などの問題で、欧州の地政学的立場が既に脅かされる中、そうした状況は欧州のさらなる地位低下につながる可能性もある。




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■ 大規模な混乱を招いたアイスランド火山噴火、山の名前は?  2010.04.28 CNN
 http://www.cnn.co.jp/fringe/AIC201004280015.html

(CNN) 人の移動や物流などさまざまな面で世界規模の影響をもたらしたアイスランドの火山、その名称が英語の辞書に登録される日は来るのだろうか。

英語は1400年の歴史の中で、さまざまな固有名詞を単語として取り入れてきた。新しいところでは、2004年に多数の被害者をだしたスマトラ島沖地震の大津波以後「ツナミ」が英語に取り入れられた。

それならば、世界の航空網に大混乱をもたらしたアイスランドの火山「Eyjafjallajokull」は、新しい英単語となるのだろうか。

英語を中心に単語の使われ方や選択の傾向、文化への影響について分析しているグローバル・ランゲージ・モニターのポール・JJ・パヤック氏は悲観的だ。「正しく発音されているのを聞いたことがない」というのがその理由である。

同氏によると、この火山の名称の検索回数はすでに250万回を超えているという。「これほど何度となく紹介されているのに正確に発音されることがほとんどない語は非常に珍しい」と同氏はいう。

この火山の名称をどう発音するかは、話者ごとに異なる。例えばCNNは「アイ・ヤ・フィエト・ラ・ヨー・クート」、シカゴトリビューンは「エイ・ヤ・フィヤト・ラ・ヨー・クート」、ナショナル・パブリック・ラジオは「アイ・ヤ・フィヤ・ラ・ヨー・クール」といった具合だ(Eiya=島、fjalla=山々、jokull=氷河を意味している)。

パヤック氏は、火山名が英語の単語として取り入れられるかどうかは、噴火がいつまでつづくかで決まるという。「長引けば、間違いなく単語化するだろう。だが、英語の辞書に載っていながら、英語圏の人々が発音できないという珍現象がおこる」と同氏は語った。




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■ 火山噴火の後で:地球の力  JBpress 2010.04.26
(英エコノミスト誌 2010年4月24日号)

これは、犠牲者が1人も出ない、幸運にして特殊な天災だった。アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火はスリル満点のショーを生み出した(今後も続く可能性がある)が、その被害は概ね、ほぼ1週間にわたって欧州の大部分を出入りする空路の遮断によってもたらされたものだった。

 空の便が途絶えたことは、喪失感よりもむしろ、人が本来の場所にいないことの奇妙さを、そして時には喜びさえをも感じさせるものだった。同僚がオフィスに現れず、教師や学生はクラスを休んだ。晴れ渡った青空からは、世界をつなぐ銀色の機影が失われた。

 鳥のさえずる声がジェット機の沈黙を際立たせた。花屋には遠隔地からの生花が消え、遠隔地の生産者は生花がもたらしたであろう現金を失った。ただし今回は、失われたものはほぼすべて元に戻るだろう。

 地球の力を見せつけた今回の噴火から噴き出してくる論点が2つある。第1は直接的、実際的な問題で、今回の混乱はすべて人間が作り出したものだったのではないか、ということだ。実は大したことがなく、対処できる程度のリスクしかない自然のショーに、規制当局が過剰反応して莫大な出費を招いたのではないか?

 第2はもっと哲学的な問題で、今回の出来事は、人類が一見して自然を支配する力がないことについて、一体何を物語っているのかということだ。

 飛ぶべきか、飛ばざるべきか

欧州の規制当局が最初に示した見解は、火山灰の安全レベルは実質的にゼロというものだった。その結果、コンピューターの計算モデルにより影響があるとされた広範囲の空域で、飛行がすべて禁止された。

 こうした規制当局の姿勢が、足止めされた大勢の人々や苦境に陥った航空会社、一部のサプライチェーンで浮上した脅威、(そして英国の場合は)選挙を前にして変更されたという事実は、人災の疑惑をいよいよ強くする。

 塵や灰の濃度が低い空域は飛行可能であると急遽判断され、この空域を通過した航空機はフライト後に徹底的なエンジン点検が実施されることになった。

大気中の塵や灰の量に関する安全基準の新たな上限が、どのようにして1立方メートル当たり2000マイクログラムに設定されたのか、正確なところは不明だ。この数字はエンジンメーカー側から出されたようだが、数字の根拠は公表されていない。

 規制が明確で開かれた議論に基づいていない点は憂慮される。とはいえ、だからといって地上での標準的な大気中粉塵濃度の約100倍に相当するこの上限値が不適切だという理屈には、必ずしもならない(テスト飛行では、場所により塵の濃度は最大で通常レベルの20倍だった)。また、安全レベルがゼロという当初の見解が、あらゆる意味で根拠に欠けているのは明らかだった。

 より妥当な方針が事前に用意されていたなら、かなりの不便が回避できたかもしれない。だが、この1週間の困難を、取るに足らないことを過剰警戒した騒動として切り捨てることは間違っている。

 欧州北部諸国は世界有数の火山国であるアイスランドの風下に多くのハブ空港を擁し、国際航空業界の台頭は、たまたまこの地域の火山活動が比較的活発でない時期と重なっていた。アイスランドにはほかに、エイヤフィヤトラヨークトル火山が今回噴出した量の数百倍の火山灰を長期間にわたって放出し得る火山がいくつかある。米国北西部や日本などにも、大都市周辺の広範な空域に混乱をもたらす可能性がある火山がある。

 火山によって遠方にもたらされるリスクが概して保険適用外になるという事実は、他の種類の天災よりも噴火の研究が不十分であることと関係しているように思われる。警鐘が必要だったのであり、それが今回鳴らされたわけだ。今後、新たな規制の方法が公に正当なものとして認められる必要があるし、規制は進めていかなければならないだろう。

 大きな力に伴う大きな責任

 だが、「不在」の1週間は、もう少し分かりにくい教訓も残した。あの火山灰の影に隠れてしまったものの1つに、人類が持つ力に対する感覚があった。そして多くの人は、静かになった空と同じように、この「不在」を歓迎した。あらゆる技術の力をもってしても、人間がこの無名の、発音しにくい、Cランクに分類される火山のせいで足止めを食わされるという事態は、奇妙な満足を、さらにはスリルをも覚えさせるものだった。

 安全な場所から、圧倒的な力を持つ自然と向き合うというこの喜びは、250年前の偉大な保守主義思想家、エドマンド・バークが表現した「崇高なるもの」という概念の核心であり、それは審美的にも精神的にも今なお強い魅力を保っている。

 崇高なるものは人に慰めとインスピレーションを与えるが、政策の先導役としては力不足だ。なぜなら、人は自然に対峙する時、完全に無力ではないからだ。むしろその逆である。

 確かに、地殻を突き抜ける火山を塞ぐ技術も、地震を起こす断層を縛り合わせる技術も存在しない。断層や火山がいつ活動するかを予測する科学さえも確立されていない。その限りで、人類は地球の気紛れに対して今なお脆弱である。それでも人類の進歩は、天災に対処する能力を高めてきた歴史でもある。


天災による犠牲者は多くの意味で、経済が発展途上であることの症状だ。ハイチとチリで起きた大地震の結果がどれほど異なるか見ればいい。一般に、富裕な地域、富裕な人々ほど、生き残り、立ち直る能力で勝っている。相互接続の経路が増えるほど、資源を動員する手段と、事態が悪化した時に代替案を探る手段も多くなる。

 もしエイヤフィヤトラヨークトル火山の火山灰が当初予想された程度に危険で、長期にわたって噴出されたとしても、そうした相互接続性のおかげで欧州への物資の供給が維持されたであろうことは間違いない。もちろんかなりのコストがかかり、混乱も相当続いたことだろうが。崇高に見える火山の力は、主として当初の怠惰な反応の結果だった。

 ますますグローバル化が進む世界を大混乱に陥れるほどの天災はごくわずかしかない。2004年のインド洋津波は大勢の命を奪ったが、世界は回り続け、多くの地域が迅速に復旧した。自然災害がグローバルな脅威となるためには、グローバルな規模で起きる必要がある。

 コロナ質量放出(CME)と呼ばれる太陽からの高温プラズマの噴出があれば、1つの大陸全体の電力網に損害を与えるほどのグローバルな脅威になるかもしれない。最大級の火山が噴火すれば、短期的に深刻な気候変動をもたらし、世界各地で同時に農作物生産高が急落するかもしれない。大型の小惑星が地球に衝突すれば、さらに多くの損害が生じるだろう。

 とはいえ、これらは稀な出来事である。極めて大規模なCMEは、およそ500年おきに起きると考えられている(最後に確認されたのは1859 年)。世界中の農業に影響を与えるほどの気候変動をもたらす火山噴火は、確率がその100分の1になるだろうし、地殻変動を引き起こす小惑星の衝突はさらに低い確率になる。

 加えて、そうした小惑星は、理論上は前もって特定することができ、軌道をそらせる技術もありそうだ。こうして見ると、バークの「崇高さ」は逆転し、人間の能力が自然を圧しているように思える。

 このことは、気候変動に当てはめて考える価値がある。バークの後継者たちの多くは、地球の気候というような巨大なものが人間の活動ごときもので本当に危険にさらされるとは、なかなか考えられないのだ。それに対して人間に打つ手があると考えることは、もっと難しい。

 だがその危険性は、結果については100%確実でないにせよ、確かに存在する。また、「地球工学」的に大気を冷却し、気候変動のいくつかの面を打ち消すというカウンターバランスの発想は、研究、検討に値する。大規模な火山噴火は、成層圏全体に冷却幕を広げる。これと似たようなことを、より穏当なやり方で行う技術ならば実現できそうだ。

 人々が自然を前にした時の無力感を好意的に語る時、その発言のうちには、人類に何ができるか、人類は何を危険にさらすことになるのかといった問題に正面から立ち向かうような面倒は避けたいという気持ちが込められている。だが、地球の世話をするという仕事のためには、前もって面倒を買って出る必要がある。そしてそれは、火山のような小さな問題にとどまらない。







































2010/04/29(木) 08:10 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ アイスランドの空港が初閉鎖 風がやんで火山灰流れず 2010.04.23 CNN
 http://www.cnn.co.jp/world/AIC201004230017.html

(CNN) アイスランドの航空当局は22日、火山噴火の影響で23日早朝から首都レイキャビクとケプラビークの国際空港を閉鎖すると発表した。同国の火山噴火では欧州各国の空港がほぼ1週間にわたって軒並み閉鎖を強いられたが、地元アイスランドで空港が閉鎖されるのは、14日の噴火以来初めてとなる。

アイスランド南部の火山噴火で発生した火山灰は、北西の強風で同国の上空から吹き払われ、洋上を経て欧州大陸へと流れていた。しかし同国の気象庁によると、この風がやんだために火山灰が上空にとどまるようになったという。

ケプラビーク空港に着陸予定だった欧州と米国からの便は、英スコットランドのグラスゴーが経由地になる。北部と東部にあるアークレイリなど2カ所の国際空港は火山灰が到達しないと予想されることから、便の運航を続ける予定。アイスランド航空は、国内の発着にはアークレイリ空港を利用できるようにし、レイキャビクとの間はバスで振り替え輸送を手配するとしている。

欧州のほかの国では22日から23日にかけて、ほとんどの空港が運用を続けるもようだが、英国防省は22日、戦闘機の一部から火山灰が見つかったとして、不要不急の飛行を一時停止した。











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2010/04/29(木) 09:29 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ アイスランド火山再び活発化 アイルランドの空港休止へ  2010.5.4 朝日
  http://www.asahi.com/international/update/0504/TKY201005040006.html

【ロンドン=土佐茂生】アイルランド航空当局は3日夜、アイスランドの火山活動に伴う火山灰が同国上空に達する見込みとなったため、4日午前7時から午後1時までの間、国内の空港での航空機の離着陸を停止する、と発表した。
同当局によると、英国にある火山灰観測センターから、火山灰が同国に達するとの警告を受けたための措置。同国上空の通過は可能という。

アイスランドからの報道によると、火山活動は2、3日前から活発になっているという。




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2010/05/04(火) 17:04 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ アイスランド火山噴火 氷河の下に潜む「4度目の誘発」 2010.4.30 産経
 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100430/erp1004301556009-n1.htm

欧州の空の輸送網を大混乱に陥れたアイスランドの火山噴火。4月15日に火山灰が拡散してから1週間にわたり空路はまひした。計10万便以上の欠航で、政治や経済からスポーツまで余波は及んだ。混乱はひとまず収束したが、別の火山噴火を誘発するとの指摘もあり、依然不安要因はくすぶり続ける。

 ■シーン1

 「天甚だ暗かりければ、燭を挙て溝に侍る」。1707(宝永4)年に富士山が大噴火したとき、江戸にも大量の降灰があり、昼間でも暗く燭台の明かりが欠かせなかったという。江戸中期の儒学者、新井白石(あらい・はくせき、1657~1725年)の自叙伝「折りたく柴の記」にある一説だ。アイスランド・エイヤフィヤトラ氷河にある火山の周辺は、白石は描写したような暗闇に包まれたようだ。

 AP通信によれば、今回の噴火がこれほど混乱を引き起こした原因は、噴火が氷河の下で起きたことが挙げられるという。噴き出した溶岩は氷河で急速に冷やされ、粒子の細かい火山灰になった。

 火山灰は上空高く舞い上がるというわけだ。徐々に火山灰の量が少なくなったのは、氷河の大半がすでに溶けたためらしい。


 今回の噴火が、近接するカトラ火山の噴火を誘発する恐れのあることは、4月21日のEXでも取り上げた。カトラ火山は、はるかに規模の大きいミールダルスヨークトル氷河に隠れている。火山大国アイスランドで最も危険な火山の一つとされているという。

 「カトラ火山がエイヤフィヤトラに“刺激”されて噴火したことは、これまで3度もあった」。AFP通信は、地球物理学者のマグノス・トゥミ・グッドムンドション教授の警句を紹介している。

 カトラ火山が最後に噴火したのは1918年。当時、小康を得るまでに約1年間もかかったという。

  ■シーン2 空埋めた黒煙「光のカーテン」も勝てず

 欧州の航空管制の調整機関「ユーロコントロール」は4月22日、火山噴火による航空路の影響は完全正常化したと発表した。

 混乱の1週間は、政治から経済、スポーツまで多方面に影響を与えた。ギリシャ支援をめぐる欧州連合(EU)欧州委員会と国際通貨基金(IMF)の協議が延期になったり、大一番に臨むサッカークラブがバス移動を強いられもした。

 日本にも“飛び火”しており、オートバイの日本グランプリ(GP)が10月に延期された。また、ノルウェーからの航空便がストップしたことで、このエリアからの空輸に9割依存している大西洋サケが入らなくなり、すしネタに激震が走ったという。

 国際航空運送協会(IATA)によれば、航空各社の被害総額も、米中枢同時テロ(2001年9月)を受けた飛行制限を上回る17億ドル(約1580億円)に上るとの試算を明らかにした。

 ロイター通信によれば、影響人員は約800万人にのぼり、「第二次大戦後、航空の混乱としては最も大きかった」と報じている。(文:飯村文紀/SANKEI EXPRESS)




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2010/05/04(火) 17:12 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ 氷河火山の「叫び」? 火口の姿、あの名画にそっくり 2010年4月20日 朝日
 http://www.asahi.com/international/update/0420/TKY201004200203.html

【ココビーチ(米フロリダ州)=勝田敏彦】欧州の空路をまひさせているアイスランド・エイヤフィヤトラ氷河火山の火口をとらえたレーダー画像があの名画にそっくり――そんな話が欧米メディアで話題になっている。

 この画像はアイスランド沿岸警備隊が15日、上空を飛んだ航空機のレーダー観測から作成した。目立つ三つの火口が顔のような形を作り、ノルウェーの画家ムンクの「叫び」で描かれた人物と似ているというのだ。

 単なる「そら似」かもしれないが、一方でムンクが「叫び」を描いたとされる1893年の10年前、インドネシアのクラカトア火山が大規模な噴火を起こして火山灰が世界各地に流れたことが、名画誕生のきっかけになったと指摘する意見もある。

 米国在住の作家サイモン・ウィンチェスター氏は16日、米公共放送PBSの番組で「ムンクは『叫び』を描いたとき、火山灰でオスロ上空がぞっとするオレンジ色や紫になったことを思い出していたと思う」と話した。

 英デーリー・メール電子版によると、ムンクは日記に「夕暮れどきに友人と歩いていると、空が突然、血の赤に染まった。火炎と血とを見て、無限の叫びが自然を通過していくと感じた」などと記している。

 なお同沿岸警備隊は18日の観測でも画像を作成。二つを見比べると、主要な火口は現在も成長していることがわかる。





2010/05/04(火) 17:31 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ 低気圧と火山灰で日本列島が凍りつく?
予期せぬ異常気象に「笑う業界」「泣く業界」
 ダイヤモンド 2010年4月30日
 http://diamond.jp/articles/-/8029

首都圏は、戦後2番目と言われる極端に「寒い春」に震えている。不安に拍車をかけるのが、欧州アイスランドで起きた大規模な火山噴火だ。大量に撒き散らされた火山灰が、欧州の航空ネットワークを麻痺状態に陥れ、「9.11以上の衝撃」と言われたことは記憶に新しい。それは、時間差ではるか日本列島にまで到達し、「冷夏」を引き起こす可能性も示唆されている。日本人は、期せずして自然現象が社会に与える影響の大きさを思い知った。異常気象への不安は、ビジネスにも少なからず影響を与えているようだ。その猛威を改めて検証してみよう。(取材・文/友清 哲、協力/プレスラボ)

小国アイスランドの火山噴火が
「9.11以来の衝撃」と言われる理由


「貧しい民衆の生活を圧迫し、フランス革命の遠因になった」「江戸時代の日本では、近世史上最悪と言われる天明の大飢饉にも影響を及ぼした」

 この4月、そんな物騒な話題を振りまいた「張本人」は、アイスランドで起きた大規模な火山噴火である。そのすさまじさは、一時欧州全土の航空ネットワークを麻痺させたほどだ。

 噴火の経緯を改めて振り返ってみよう。アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトルでは、2009年末から小規模な地震が数千回に渡って観測され、 2度に渡り大きく噴火した。

 2度目の噴火では、火山灰が上空約1万6000メートルまで上昇。欧州の北西端に位置するこの小さな国の火山が、風向きの関係でほぼ欧州全域に火山灰を撒き散らすという異常事態に発展した。1日に約2万8000便が往来すると言われる欧州上空は、この火山灰の影響で就航不可能に陥った。

 これは我々日本人にとっても、「対岸の火事」ではない。遠く離れた欧州で起きた災害の影響で、成田空港は足止めを喰らった乗客でごった返し、しばらく混乱が続いた。ポーランドのカチンスキ大統領の葬儀に、日本の江田五月参議院議員が参加できないなど、国際政治上の重要問題に発展したケースもあった。

この火山によって航空機の離着陸が阻害された国は20ヵ国を超えるとされており、米CNNではこの事態を「2001年の9.11同時多発テロ以来となる航空便の乱れ」と報じている。

 その影響は、日本企業へも波及している。日産自動車は20日、欧州製の空気圧センサーが調達できなくなったことを理由に、「国内生産の一部を21 日から停止する」と発表している(4月21日付・日本経済新聞より)。

 部品調達のメドがつき次第、生産ラインの再稼働を開始するというが、「キューブ」「ムラーノ」「ローグ」など1日あたり約2000台を生産するラインが停止を余儀なくされているだけに、被害は甚大だ。

 エイヤフィヤトラヨークトルの噴火は、西暦1821年以来、約200年ぶりのこと。200年前に噴火した際には、5ヵ月間に渡って溶岩が噴出し続け、火山活動は2年も続いたという。アイスランドでは昔から火山活動が活発で、1783年から相次いで噴火したラキ火山やグリームスヴォトン火山は、酸性雨や冷害を招き、冒頭で述べたような歴史的事件が起きるきっかけになったと言われている。

 現在、火山活動は小康状態に入っており、各国は落ち着きを取り戻しつつある。しかし、人々の不安は尽きない。信憑性のほどは定かではないものの、過去の噴火時には大量の火山灰がスパンをおいて日本に到着したことから、「今年は冷夏になる可能性がある」と予測する識者や専門家も多いからだ。

 地球上における食物連鎖の頂点に立ち、地球をすっかり掌握したかのように見える我々人類。だが、単なる火山噴火が世界に与えた影響の大きさを目の当たりにして、自然現象に対する危機意識を改めて強めた人は多いだろう。まさに「自然を甘く見るな」という自然界からの警鐘と言える。

“冷春”の日本は不安が募るばかり!
異常気象が業界に与える大きな影響


 日本人に不安を与える異常気象は、欧州の火山噴火に端を発するものばかりではない。4月半ばを過ぎても一向に気温が上がらず、冷夏ならぬ「冷春」が日本列島を震え上がらせた。

原因は、列島内に強い寒気を伴う低気圧が停滞していたことだ。ゴールデンウィークに入り、一時より寒さは和らいだものの、直近まで全国的に天候が崩れる日が少なくなかった。

 たとえば、4月24日に気象庁が発表した横浜市の最高気温は「9.3度」と、真冬並みの寒さに。東京都(大手町)では10.1度、水戸市でも 8.7度など、平年なら2月並みの気候が続いた。首都圏では、4月下旬にこの時期としては戦後2番目の寒さを観測したという。また、4月は日照時間も平年の7~8割となっており、否が応でも「異常気象」というフレーズが脳裏をかすめる気候が続いた。

「火山噴火」と「冷たい春」のダブルパンチに見舞われた日本列島で、異常気象の猛威に震えているビジネスは少なくない。

ナスやピーマンは3割近く高騰
安売りや買い占めに走る小売・外食


 まず、「冷たい春」の影響を最も被ったのが、天候不順で収穫高が減った農作物だ。東京都中央卸売市場の取引き状況を、4月15日付の朝日新聞は次のように報じている。

「同市場で青果物の取り扱いが最も多い大田市場(東京都大田区)の今月2~8日の取引き価格は、千葉県産ネギが5キロ1827円と、前年同時期と比べて約2倍に高騰した。高知産ナスは5キロ2646円と同じく4割高く、品薄傾向の茨城産ピーマンは150グラム121円、埼玉産の小松菜は500グラム187円で、いずれも3割近く高かった」

 こうした野菜高騰による消費者離れを最小限に食い止めるべく、全国の小売店は対策に懸命だ。「ジャスコ」や「サティ」などの直営店では「野菜特売キャンペーン」が見られるほか、各地のスーパーマーケットで“緊急値下げ”の札が散見される。

 さらに当然のことながら、異常気象の“実害”は家庭の食卓のみならず、外食産業にも及ぶ。大手ファミリーレストラン『ガスト』では、品薄に陥っているレタスの提供を一部店舗で取り止めるなど、対応に負われている。

 影響を被っているのは、農作物だけではない。都内のとあるアパレル関係者は、「例年に比べて春服の売り上げが伸び悩んでいます。折からの不況の影響もあり、あてにしていた商機を逸したダメージは大きいですね」と打ち明ける。

景気の「二番底」への不安が和らいだこのタイミングにおいて、「冷たい春」はまさしくカウンターパンチとなって業界各社の経営を直撃しているわけだ。

春でもコートが飛ぶように売れる?
「噴火特需」「冷春特需」に沸く業界も


 一方、損失を被る企業がある限り、利益を得る企業もあるのがビジネスの興味深いところである。アイスランドの火山噴火で最も大きな被害を被った欧州では、「運航停止がもたらす航空会社の損失は1日当たり約2億ドル」とまで言われたが、逆に “特需”も起きている。

「火山灰が及んでいない隣接国の空港では、新しいハブとして航空会社や運輸会社からの需要が急増するとみられる。これにより、金融危機で最も大きな被害を受けたポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインのほか、ウクライナやトルコといった欧州圏の端に位置する国が恩恵を受ける」(4月19日付ロイターより)

 また、空の交通が使えない現状では、陸路や海路に期待する他ない。そのため欧州マーケットでは、航空業界の株価が低迷する反面、鉄道、道路、海運、テレビ会議といったビジネスの関連株が上昇する可能性が見込まれている。こういった現像は、欧州向けにビジネスを展開する日系企業にも、少なからぬ追い風となるだろう。

 日本国内のビジネスも例外ではない。先に紹介したアパレル関係者の談話とは対照的に、「冷たい春」のお陰で4月になっても冬物コートの売れ行きが伸びるという珍事が起きている。

 東武百貨店池袋店の婦人服フロアでは、「コートの売り上げが前年同月比で約40%増えた」(4月17日付読売新聞より)というから、これは思わぬ恩恵であったに違いない。

 この春起きた異常気象への不安は、自然が経済に与える影響が想像以上に大きいことを、改めて物語っている。


果たして、今年も例年通りの“暑い夏” は訪れるのか? 

産業界は、しばらく不安な日々を送ることになりそうだ。





2010/05/04(火) 17:37 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ アイルランドで空港閉鎖 火山灰の影響 2010.5.5  産経
 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100505/erp1005051700007-n1.htm

アイルランドの航空当局は、アイスランドの火山噴火の影響で、5日午前10時(日本時間同日午後6時)から首都ダブリンの空港で航空機の離着陸を禁止すると発表した。

 アイルランドでは4日にも数時間、国内の空港が一時閉鎖されていた。航空当局は、航空機エンジンが火山灰を吸い込む恐れがあるとしている。(共同)



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2010/05/05(水) 19:26 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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■ 英スコットランドやアイルランドで空港閉鎖 火山の影響 2010年5月5日 朝日
 
【ロンドン=土佐茂生】英国とアイルランドの航空当局は5日、アイスランドの火山噴火に伴う火山灰の影響で、英北部スコットランドやアイルランドの首都ダブリンなど、複数の空港で航空機の離着陸を停止した。

離着陸が停止されたのは、スコットランドのグラスゴーやエディンバラ、北アイルランドのダブリン、ベルファストなどの空港。

 5日午後(日本時間同日夜)の時点で、ロンドンのヒースロー空港など英国南部の空港に影響は出ていない。 アイスランドからの報道によると、数日前から火山活動が活発になり、火山灰が風に乗って英国やアイルランド方面に流れてきているという。



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2010/05/05(水) 22:58 | URL | アイスランド #-[ 編集]
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