福島第一の作業員  朝食 ビスケットと野菜ジュース、 一日2食、毛布一枚

.
■ 原発修復、極限の数百人…1日2食、雑魚寝  2011年3月29日 読売

予断を許さない状況が続く東京電力福島第一原子力発電所で修復作業に当たっている作業員の厳しい労働環境が28日、明らかになった。 この日記者会見した経済産業省原子力安全・保安院福島第一原子力保安検査官事務所の横田一磨所長(39)によると、朝食はビスケットと野菜ジュース、夕食は非常食用の五目ご飯などと缶詰で、1日2食となっている。 夜は同原発1号機から北西に約300メートル離れた「免震重要棟」の緊急時対策室で雑魚寝する。各人に配布されているのは毛布1枚だ。 東電によると28日現在、同社や協力会社の計450人が所内で作業に携わっている。

東芝 東京電力福島第一原子力発電所 作業員_convert_20110424134737 東芝 東京電力福島第一原子力発電所 作業員2_convert_20110424134951
福島第一原発内の免震重要棟の待機所に集まる協力会社・東芝の技術者ら(24日、東芝提供)




東京電力という会社のイメージは、
1日2食に、毛布一枚 です。

さらに言えば、
朝食はビスケットと野菜ジュース、夕食はパックご飯と缶詰 です。

もっと言えば、
いつまでたっても、現場の飯をヒドイまま放置している、
差し入れすることすら考えつかない会社、
機転の効かない事務職の会社、情の薄い研究職の会社のイメージです。



誰か、ヘリでもチャーターして
熱々のステーキとかなんでもいいからコックと給仕つきで、
ひそかに、作業員の宿舎に何百食分とか差し入れたらいいのに と思います。

マスコミには黙っていても、作業員のかたがたから、
「確かに いま 補給繰りが悪くて ヒドイ飯ですが、
時々、ビックリするような差し入れなんかがあったりしまして(笑)
気にしてもらってるんだなぁ とは感じてます。
これから、どんどん良くなると思いますよ」

なんて、聞ければ、
マスコミは、なんのことかと掘り下げるでしょうに。


「一日2食で粗食をまずなんとかすべきなのに、
ヘリでコックを空輸?、ステーキを大盤振る舞いの東電」
なーんて、大見出しが踊って、報道してくれるでしょうに。

でも、 それを読んだ読者は、
「東電は、作業員のかたがたの粗食の窮状をなんとかしたいとは思ってるんだな。
それが今のところ、なんともならないので、まずは手配の着いた一食分だけでも、豪華にしたんだな。そうか。現場の粗食を忘れてはいないんだな」と、読み取ってくれることでしょう。



いや、ステーキじゃなくても、
おつまみと豪華な銘酒とか、そういう保存のきくものでもなんだっていいんですよ。

ほしいのはアクションです。
そして、思わず記事にしたくなる、意外性です。


お酒を差し入れてもいいけど、それがドンペリとか
越乃寒梅とか、21年物のバランタインとか、
社長が銀座にキープしていたボトルとかでもなんでも。

お酒を差し入れたときに、これは修復がこの段階まで行ったときの
達成祝賀で使おうとかなんとかの看板つきだとか。

お酒を差し入れたときに、カラオケセット一式つきとか。


要は、■ 原発修復、極限の数百人…1日2食、雑魚寝  2011年3月29日 読売 なんて記事が出てしまったら、
東電は殿様商売とか、薄情なエリートとか、上から目線とか、マイナスイメージが一人歩きするでしょ?

そしたら、国から支援もらうにしても、株価にしても、補償の相談するにしても、
いろいろマイナスが生じるでしょうから、

それを予見し、
反対側に何かイメージを打ち返せよ。
 
って ことです。



その点、東京電力の広報は、なにかしたんでしょうか。


東京電力の社内食堂は、
野菜は関東産の野菜限定で調理 を宣言とかでもいいです。

しかも、毎日、メニューと食事風景と、使った野菜の産地をブログ記事にして
毎日、更新するとかでもいいです。

また、電力供給量の資料や、放射性物質の放出状況を載せているサイトに
その東京電力の社内食堂のブログへの、リンクがはっきり表示してあるとか。



はっきり言って、日本という国の広報は、無策です。
◆ ドイツのメルケル首相 「 原発を早く廃止したい 」 は、日本の広報の負け
◆ ドイツ気象局の予測  放射能が名古屋・大阪まで拡散


民間企業の東京電力の広報は どうなのでしょうか。

マスコミが、■ 原発修復、極限の数百人…1日2食、雑魚寝 的な記事を出したなら、

みんな、東電のことをどんな風に思うだろうかと想像し、
そこからのマイナスを予見すべきと思います。



何かしら手をうたなけれな、致命的なマイナスにならないでしょうか。


作業員へのこの処遇は、
読者は、我が身へ置き換えて受け取ります。

補償するときの姿勢として、
あるいは、計画停電が緻密に考えられたかどうかとか
あらゆる東電の取り組みへ、不信の目で見るようになるでしょう。
イメージは仕事します。


東京電力は弁済後に つぶれるならつぶれてもよし 
と、感情的な合唱につながらないでしょうか。







ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 被災地で アンパンマン マーチ を流した FMラジオ局、ありがとう!
◆ 心を打つ強い言葉を話すことは、危機のリーダの職務
◆ 政治家は、喪に服す数日間を呼びかけ、そのあとは自粛禁止の通達を
◆ 東日本大震災の画像スレ  (2chニュー速クオリティ)

 宮城県石巻市大川小の10名を捜す善通寺第14旅団は、要員交代なく1カ月
◆ 日本の今後の発展のためには、東京電力が焼け太りするぐらいでよし
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 東電、原発作業員の休憩所開設 長期戦へ体調管理 最大40人使用 2011.4.21 産経
■ 原発作業員襲う4重のストレス…過酷な環境、鬱などリスク  2011.4.22 産経

中には24時間態勢で作業に従事し、一時、外出を禁止されていた人もいた。最初は1日1食、現在は3食になったが、缶詰やレトルト食品が中心の偏った食事だという。

第1原発で作業を終えた人は除染し、第2原発の敷地内にある500人収容の体育館で雑魚寝。畳を敷き詰め、その上に防寒シートを敷き、毛布と寝袋にくるまる。




ただでさえ、いま、10万人の自衛官のかたがたへの処遇がよくないです。
お気の毒に、他の省庁から思いやりや便宜を計られることすらないようです。
◆ 災害派遣、現場自衛官から上がる悲痛な声 藤井源太郎 JBpress 4.14


また、かなり厳しい状況で仕事されているようです。
◆ 宮城県石巻市大川小の10名を捜す善通寺第14旅団は、要員交代なく1カ月
◆ 側溝にたまった泥やごみを、腰まで浸かってかき出す自衛隊員

自衛隊 10万人動員_convert_20110410214413産経


ほとんどマスコミがこのことを報道しなくても、自衛官には家族も友人もいます。
何よりも 被災地の人たちが、風呂に入れない自衛官への処遇を見ています。

日本政府は、ほんと薄情…。
官僚も政治家も、何よりも官邸がほんと薄情…。

という口コミは、自衛官への薄情な仕打ちに怒る人たちが
何年も何年も、語り続けるでしょう。


それだけでなく、
被災されたり、売り上げが落ちて、怒っている人たちもまた多いです。

世の中、怒っている人がどんどん増えていきます。


東京電力は、イメージアップにつながるような取り組みを考えて
次々と 繰り出していくべきではないでしょうか。

世の中に貯まってきた怒りのエネルギーの矛先にならないように
したほうがいいのではないでしょうか。





■ 廊下で仮眠、食事…これが原発作業の最前線「Jヴィレッジ」だ 2011.4.22 産経

東日本大震災 福島第一原発作業員 ホテル棟
作業員でごった返すホテル棟=21日、福島県のJヴィレッジ



作業員のかたたち、Jヴィレッジのホテル棟にいるんですか。

それなら、そのホテル棟の調理施設を稼動させて、
一食だけでも まずは 暖かい食事
を 出されてはいかがでしょうか。

調理師は、新聞で広告出して公募したらいいです。
そうすれば、それもまた、よい広報になります。


作業員へなんとか暖かい食事を届けたい。
なんとか風呂の回数を増やしたい。


東電が本気で、作業員へ そう思っているのなら、
それが、人々への優しい思いとして伝わります。


東電が本気で作業員へ なんとか暖かい食事を届けたいと思うなら。
ホテル棟の施設をフル活用したら可能かどうかを試されてはいかがでしょうか。




ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 「電源喪失で容器破損」東電 報告書 検討せず       2011年4月4日 読売
■ 東電サイト「最大級の津波を想定」…事故1カ月後に削除 2011年4月19日 朝日
■ 想定外の大津波「50年以内に 10%」 東電 2006年発表  2011年4月24日 朝日
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


.







リンク切れ、記事削除のときの自分用控え





 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 東電、原発作業員の休憩所開設 長期戦へ体調管理 最大40人使用 2011.4.21 産経

福島第1原発の事故で東京電力は、原子炉の冷却や汚染水の処理などのため敷地内で働く作業員の休憩所を新設し、21日から使用を始めた。事故収束まで少なくとも数カ月と長期戦になる見通しで、作業員の体調管理に必要と判断した。
東電によると、休憩所は、敷地内のサービス建屋の一部を除染し、放射性物質を除去できる換気装置を取り付けるなどして設置、広さ約120平方メートルで最大40人が使える。余震などの際の避難場所としても利用できる。通常は、被ばくの恐れがある区域として隔離する「放射線管理区域」に入る際、着替えなどの準備をする場所を活用した。大量被ばくと隣り合わせの過酷な環境下で、防護服や防護マスクを着用しての作業のため疲労が早く、梅雨や夏場を控えて熱中症対策など健康管理は大きな課題。
現場などから休憩所の確保を求める声が上がっていた。










■ 原発作業員襲う4重のストレス…過酷な環境、鬱などリスク  2011.4.22 産経

福島第1、第2原発の東京電力社員約90人を16~19日に現地で診察した愛媛大医学部教授の谷川武医師(49)=公衆衛生学=が取材に応じ、「不眠を訴える人も多く、このままでは鬱病(うつびょう)や過労死のリスクがいっそう高まる」と指摘、入浴や食事の環境を整え、休息が取れるよう配慮すべきだと訴えた。 

 4重のストレス

「危険な作業」「被災者」「肉親や友人の死」「加害者」の4重のストレスを感じている人もおり、早急に精神的ケアが必要な状態だという。 谷川医師は1991(平成3)年から福島第1、第2原発の非常勤産業医。16日から4日間にわたり、第2原発の免震重要棟に寝泊まりしながら診察した。

谷川医師によると、中には24時間態勢で作業に従事し、一時、外出を禁止されていた人もいた。
最初は1日1食、現在は3食になったが、缶詰やレトルト食品が中心の偏った食事だという。

第1原発で作業を終えた人は除染し、第2原発の敷地内にある500人収容の体育館で雑魚寝。畳を敷き詰め、その上に防寒シートを敷き、毛布と寝袋にくるまる。幹部以外は「4勤2休」のシフトで、4日間は入浴できない。

谷川医師は「通気性のない防護服は大量の汗をかく。疲れも取れず、さまざまな病気や皮膚疾患になりやすいだけでなく、作業ミスも生みかねない」と懸念する。
約30人を問診したところ、危険な作業の重圧に加えて、「家族に『行かないで』と言われながら仕事に行っている」「家を失い、休日は避難所で生活しているが、住民から厳しい視線にさらされている」-など強いストレスがうかがわれたという。

 谷川医師は「現場社員の8割以上が原発20キロ圏内に住まいがあり、中には家族を失った人もいる。一方で『加害会社に勤めている』との負い目を抱え、声を上げられていない」としている。 

 長期戦へ休憩所開設

 東電は、原子炉の冷却や汚染水の処理などのため第1原発敷地内で働く作業員の休憩所を新設し、21日から使用を始めた。収束まで少なくとも数カ月と長期戦になる見通しで、作業員の体調管理に必要と判断した。

 東電によると、休憩所は、5号機と6号機の間にあるサービス建屋の一部を除染し、放射性物質を除去できる換気装置を取り付けるなどして設置、広さ約120平方メートルで最大40人が使える。余震などの際の避難場所としても利用できる。通常は、被曝(ひばく)の恐れがある区域として隔離する「放射線管理区域」に入る際、着替えなどの準備をする場所を活用した。

 大量被曝と隣り合わせの過酷な環境下で、防護服や防護マスクを着用しての作業のため疲労が早く、梅雨や夏場を控えて熱中症対策など健康管理は大きな課題。現場などから休憩所の確保を求める声が上がっていた。東日本大震災 福島第一原発作業員 _convert_20110425160656








■ Jヴィレッジの天然芝フィールド、除染施設やヘリ発着場に変貌  2011.4.22 産経

サッカートレーニング施設として国内最大規模を誇った「Jヴィレッジ」。5千人収容のスタジアムも備え、かつて日本代表や海外の代表選手が駆け抜けた世界最高品質の天然芝フィールドは、車両除染施設やヘリコプターの発着場に姿を変えていた。

 Jヴィレッジは東京電力が130億円をかけて建設し、福島県に寄贈した。広野町と楢葉町にまたがる約50ヘクタールの広大な敷地にはホテルをはじめ天然芝フィールドが11面、人工芝が1面。

 しかし、原発事故の対応で青々としたピッチは一変。ホテル正面の5面は駐車場やヘリ発着場となり、自衛隊の大型ヘリが爆音を響かせて、離着陸を繰り返していた。北側の4面は舗装された上、足場を組まれ、原発との間を行き来する車やヘリの除染施設に。防護服と全面マスク姿の除染作業員が車を誘導し、念入りな洗浄を続けていた。






■ 廊下で仮眠、食事…これが原発作業の最前線「Jヴィレッジ」だ 2011.4.22 産経

 「第1原発行きのバスが出まーす」。拡声器を通した声がロビーに響く。防護服を着て乗り込む人。すぐ脇の廊下で横になって仮眠する人。壁に張られた予定表や線量に関する注意書き。東京電力福島第1原発事故の対応拠点として、作業員と自衛隊員でごった返す「Jヴィレッジ」(福島県広野町など)を共同通信が取材した。

 第1原発から20キロ圏が警戒区域に設定される直前の21日朝、いわき市からJヴィレッジに向かう国道6号は作業着姿の男性たちを乗せたバスやワゴン車で混雑していた。20キロ地点に設けられた警察の検問を通り、Jヴィレッジに入る。

 玄関先には、防護服やヘルメット、手袋などが入った段ボール箱がうずたかく積まれていた。1階ロビーに足を踏み入れると、人、人、人。ぶつからないように気を使う。ロビー、廊下には防護服を着たまま疲れて倒れ込んでいる作業員も。こんなに雑然とした中でも、寝息を立てていた。

 壁を見ると、第1原発敷地内の放射線量に関する最新情報が。「落下ガレキ 雰囲気20 表面40」「ゾウ周辺 20~30」。単位はいずれもミリシーベルト。原子炉建屋の周辺、取水口付近…いずれも高い線量だ。

 それにしても「ゾウ」とは…。「以前はキリンだったけど、今じゃゾウ、シマウマもあるよ」と、近くの作業員。原子炉建屋に放水する生コン圧送機を、大きさや形に合わせてそう呼んでいるらしい。

Jヴィレッジからは各地に向けて作業員らを運ぶ定期バスが出ている。乗車管理をする人たちの中には東電の女性社員もいた。第1、第2原発に向かうバス、近隣宿舎に帰るバス。東京直行便もあった。中でも、第1原発行きのバスに並ぶ作業員の顔は、心なしかこわばっているよう。

 「バスの中では窓を開けない」。ロビーの真ん中に立て看板。移動の際の格好についての記載も。防護服、ゴム手袋、全面マスク、靴カバー。雨の日の外作業はアノラックを着用のこと。

 昼食時。3階の講堂は東電社員や作業員の食事場所だ。仕出し弁当やカップ麺を黙々と口に運ぶ。廊下や階段では講堂からあふれた人たちが座って食事をしていた。

 施設では多くの自衛隊員が行き交う。がれき除去のために出動した戦車隊の待機所や、横田基地から来た米軍消防車運用チームの控室もあった。

 サッカー場の一部は、第1、第2原発への補給施設へと様変わり。作業員の一人は、レトルト食品や電子レンジで温めるパックご飯などが山積みになった補給施設前で「一時より、食事はだいぶ良くなりましたよ」と話した。

東日本大震災 福島第一原発作業員 ホテル棟
作業員でごった返すホテル棟=21日、福島県のJヴィレッジ 













■ 原発作業員の幹細胞採取開始へ 被曝時移植に備え全国80の医療施設が協力  2011.3.29 産経

原発作業員が大量被(ひ)曝(ばく)した場合に備え、移植医療に携わる医師らが進めてきた作業員の自家幹細胞採取の準備が29日、完了した。近く東電関連企業の作業員2人から採取を始める予定で、虎の門病院(東京都港区)血液内科の谷口修一部長は「原発で働く人から希望があれば応えたい」としている。

 自家幹細胞の採取は被曝によって造血機能に障害が起きたときに備え、事前に自分の造血幹細胞を採取、冷凍保存しておくもの。自分の細胞を移植することで合併症などを防げる。

 採取には通常4~5日かかるが、未承認薬の併用で1~2日に短縮も可能。薬剤費は企業からの寄付で賄い、細胞採取費など約20万円が自己負担となる。 同院のほか、全国約80の医療施設でも採取が可能。問い合わせは、虎の門病院医事課(電)03・3560・7754。









■ 作業員の造血幹細胞保存を 大量被曝に備え 日本の医師が提言  2011.4.15 産経

英医学誌ランセット電子版は14日、福島第1原発で働く作業員が放射線を大量被ばくした場合に備え、本人の造血幹細胞をあらかじめ採取しておくべきだとする日本の医師らの意見記事を掲載した。 記事は、虎の門病院(東京都港区)の谷口修一血液内科部長に加え、癌研究会癌研究所、東京大医科学研究所などの5人の専門家の連名。
血液を作る造血幹細胞は、放射線の大量被ばくの悪影響を受けやすい。
だが、あらかじめ作業員から造血幹細胞を採取して保存しておけば治療に役立つ可能性があり、他人から移植を受けるよりも、拒絶反応がないため副作用は少ない。
意見記事によると、こうした対策には欧州の学会が賛成しているが、反対意見もあり、日本の原子力安全委員会は「採取には肉体、精神的な負担がかかる上、国際的な意見の一致もない」として、必要はないとの判断を示しているという。(共同)









■ 「造血幹細胞採取は不要」と原子力安全委 作業員の命より政治的配慮か  2011.4.3 産経

東京電力福島第1原発の放射能漏洩事故で、復旧作業員の大量被曝に備えた自家造血幹細胞の事前採取について、内閣府の原子力安全委員会が「不要」と判断していたことが2日、わかった。造血幹細胞は、被曝し、造血機能に障害が起きた際の治療に有効だとして、専門家らが事前採取の必要性を指摘している。安全委は原子力の安全規制を担当し、基準などを首相に助言する役割を担っているが、専門家からは「作業員の生命を軽んじている」との批判が出ている。

 産経新聞が入手した安全委の内部文書によると、現時点で事前採取する必要がない理由として
(1)作業員にさらなる精神的、身体的負担をかける
(2)国際機関での合意がない
(3)十分な国民の理解が得られていない -ことを挙げている。

 造血幹細胞は血液中の細胞である白血球などの源となる細胞。骨髄などに存在する。全身に被曝した場合、血液の細胞をつくれなくなる障害が起きるが、あらかじめ自身の造血幹細胞を採取・冷凍保存しておけば、それを移植することで造血機能が回復する。

茨城県東海村の臨界事故(平成11年)では、作業員2人が他人の造血幹細胞の移植を受けたが死亡した。だが、自分の細胞であれば合併症を防ぎ、回復も早まる。費用の自己負担は約20万円で手術の必要もない。

 造血幹細胞の事前採取については、日本造血細胞移植学会と国立がん研究センターが提言している。先月28日には移植医療に携わる虎の門病院(東京都港区)の谷口修一血液内科部長が首相官邸を訪れ、仙谷由人官房副長官に採取するよう申し入れた。仙谷氏は理解を示し、事前採取に前向きだったという。

 今回、安全委が造血幹細胞の事前採取を「不要」と判断したことについて、事前採取の必要性を訴えてきた野党若手議員は「被曝を前提とするほど危険な場所で作業していることになれば、国民の不安感や諸外国の不信感をあおることになりかねないという政治的配慮があるのではないか」との見方を示している。











■ 「電源喪失で容器破損」東電報告書検討せず  2011年4月4日 読売

東京電力福島第一原子力発電所2、3号機で使われている型の原発は、電源が全て失われて原子炉を冷却できない状態が約3時間半続くと、原子炉圧力容器が破損するという研究報告を、原子力安全基盤機構が昨年10月にまとめていたことがわかった。

 東電は報告書の内容を知りながら、電源喪失対策を検討していなかったことを認めている。

国は2006年に「原発耐震設計審査指針」を改定し、地震の想定規模を引き上げた。これを受け、国の委託で原発の安全研究に取り組む基盤機構が、09年度から様々な地震被害を想定した研究を始めた。

1970年前後に開発された、2、3号機の型の沸騰水型原発(出力80万キロ・ワット)については、地震で電源喪失した場合、原子炉内の温度や水位、圧力などがどう変化するかを計算した。その結果、3時間40分後には圧力容器内の圧力が上がって容器が破損し、炉心の核燃料棒も損傷。格納容器も高圧に耐えきれず、6時間50分後に破損して、燃料棒から溶け出した放射性物質が外部へ漏れるとした。







■ 東電サイト「最大級の津波を想定」…事故1カ月後に削除  2011年4月19日 朝日

東京電力が福島第一原発の事故を受け、自社のホームページ(HP)から「想定される最大級の津波を評価し、重要施設の安全性を確認しています」などと紹介した津波対策の記載を、事故後1カ月以上たった後に削除していたことが分かった。東電は「従来の対策を掲載し続けることはおかしい、と(閲覧者から)おしかりを受けたため削除した」と説明している。

東電によると、13日にHPを一新した際、津波対策のページを削除した。
事故の後も、HPに「考えられる最大の地震も考慮して設計しています」などという対策が載り続けていることに対し、閲覧者から非難の声が寄せられたという。

そのページには、津波対策として「敷地周辺で過去に発生した津波の記録を十分調査するとともに、過去最大の津波を上回る、地震学的に想定される最大級の津波を数値シミュレーションにより評価し、重要施設の安全性を確認しています」と記載。
イラスト付きで「発電所敷地の高さに余裕を持たせるなどの様々な安全対策を講じています」としていた。(木村俊介)

東京電力 HP 津波対策_convert_20110425231548
削除された津波対策を紹介していたページ。
「様々な安全対策を講じています」などと記載されていた=東電のホームページから















■ 想定外の大津波「50年以内に 10%」 東電 2006年発表  2011年4月24日 朝日

東京電力は、福島第一原発に、設計の想定を超える津波が来る確率を「50年以内に約10%」と予測し、2006年に国際会議で発表していた。

東電は「試算の段階なので、対策にどうつなげるかは今後の課題だった」と説明している。

東電原子力・立地本部の安全担当らの研究チームは福島原発を襲う津波の高さを「確率論的リスク評価」という方法で調べ、06年7月、米国であった原子力工学の国際会議で報告した。

その報告書は「津波の影響を評価する時に、『想定外』の現象を予想することは重要である」と書き始められている。

報告書によると、東電は慶長三陸津波(1611年)や延宝房総津波(1677年)などの過去の大津波を調査。予想される最大の地震をマグニチュード8.5と見積もり、地震断層の位置や傾き、原発からの距離などを変えて計1075通りを計算。津波の高さがどうなるか調べた。

東電によると、福島第一原発は5.4~5.7メートルの津波を想定している。
だが報告書によると、今後50年以内にこの想定を超える確率が約10%あり、10メートルを超える確率も約1%弱あった。

報告書は「想定を超える可能性が依然としてある」と指摘。
「津波について知識が限られていることや、地震のような自然現象にはばらつきがある」ことを理由にあげている。

確率で原発の危険度を評価する方法は、地震の揺れが原因になるものは実用化されているが、津波についてはまだ基準が決まっていない。一方で、東電は、地震の規模を最大でも東日本大震災の約5分の1として予測しており、「10%」でも過小評価だった可能性がある。

報告書について東電は「津波の評価法を検討するための試算段階のもの。まだ広く認められた方法ではないので、公表は考えていない」と説明する。

また、設計の想定を最大5.7メートルと決めた根拠について、東電は「社内で経緯などを整理しているところ」として明らかにしていない。(木村俊介)

東京電力 東電原子力 立地本部の安全担当らの研究チーム_convert_20110425231204
東電が調べた津波の発生域 







 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 橋下徹知事  「関西電力 6割が原発。分散を」は、反原発じゃなく危機管理
 ロシアの原発は「世界一ィィィイイイ 安全」 プーチン首相が強調
 「原子力は今でも最も安全なエネルギーだ」 ベルルスコーニ首相(イタリア)
 ドイツのメルケル首相「原発を早く廃止したい」は、日本の広報の負け
 日本の今後の発展のためには、東京電力が焼け太りするぐらいでよし
◆ 東北電力の女川原子力発電所は無事で避難所に。 町民の救いの場所に
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 西日本から首都圏へは、周波数変換で 100万キロワットしか送電できない
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━









関連記事
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
最新記事
全記事表示

全ての記事を表示する

ご来訪 ありがとうございます

いの 01

Author:いの 01
家づくり ローコストで堅牢、健康 ローコストで健康、子供の将来の社会のために提言
がメインです。   全記事表示

リンク
このブログをリンクに追加する
家づくりの急所
ステキな記事へリンク♪2
子育てマンガ日記 (おちゃずけさん)
今日も元気で♪月~金 連載
 単行本化が間近か?
パパはエンジニアン (金)連載
  おちゃずけさん
■ この簡単なしつけで成績が上がる
小学生のときから勉強好きにさせる法』 灘校を東大合格NO.1にした勝山 正躬
■ 見える学力、見えない学力
子供に学力の土台をしっかりつくる

 単行本 発売中!!お弁当の名作の数々
  『ママからの小さな贈り物』 みさよさん

 愛・祈り・そして音楽 三谷結子さん
■ 『 愛ある仕事 』 2009/02/04
  ※ ブログ内記事: 『 妻の 愛ある仕事
■ 「 やる気スイッチ 」  のんきぃさん

 ちかおばちゃんに訊いてみて
■ 全国学力テスト結果公表 ちかさん
北海道は、教育改革に対する機動性に乏しい。
秋田県の小学校、宿題忘れは居残し
■ トラウマ     おかんさん
なぜ2万円を浮かせるために…
■ ほんとにその通りになっていく
くまたさん ※ 子供を伸ばす話し方   褒める
■ ほんとにその通りになっていく?
あくびさん 言葉の力を使って大きく伸ばす
■ 東大合格生のノートはかならず美しい      morinokaoriさん
※子供を伸ばす上手な話し方 間をおくこと
■ 会社に行こう! おちゃずけさん
男の子がまっすぐ育つために…
■ どんぐり      おちゃずけさん
日本のどんぐり22種。そのまま…
■ 食育から乳がんまで 幕内先生
   あっちゃん   おコメのチカラ
■ ポケモンと辞書引き  あっちゃん
子供を 図鑑 好きにの秘策
■ じゃがいも研究~その3「らせんの秘密♪」 ゆっかりん♪ 「世界を変えた野菜 読本」は食育におすすめ
■ 貧血改善の為に・・。 香織さん
カフェインと貧血の関係上手にコーヒーを
■ すぐれもの     みい☆さん
ブドウ の風味が凝縮し 香り気高く すっきり鋭く甘い白ワイン
■ 剣道帳 夢に向かって1本!みさよさん
■ 『失敗は子育ての宝物』 みいさん
■ ( ̄。 ̄)ホーーォ。  香織さん
■ ハイハイ☆ルーム  ひまちょさん
■ やってしまった~! oriseiさん
■ 親が病気になったとき モウコハンさん
■  初・圧力鍋   みゆめ*さん
■ 道路がスケート場  かたくりさん
■ リンクの貼り方講座 むっちさん
スパイダーウィック家の謎@みかづきさん
「スパイダーウィック家の謎」の なぞの5巻…
■ 世界を動かした塩の物語 ゆらゆらゆるり
■ 世界を動かした塩の物語 morinokaori
鱈(たら) 世界を変えた魚の歴史
   は、食育にぴったり!

■ ノンタン・タータンあそび図鑑マグロさん
絵本「ノンタン がんばるもん」を 読んで
■ 「トトロを楽しもう♪  ゆっかりん♪さん
三びきのやぎのがらがらどん を読んで
■ パプリカのぬか漬け』 ぬかlifeさん
■ とろける生キャラメルの作り方なめっぴ
Special Thanks
サイト紹介: Sun Eternity
→移転改題  3ET
http://annkokunokizinn.blog116.fc2.com/
→移転 http://3et.org/
プログラミング開発日記やゲームレビューやPCの役立ち情報などのさまざまなことを紹介&ネタのサイトでお薦めです。
管理人の(旧annkoku)サンエタさんは共有プラグイン・テンプレートの作者です。
(旧作は作者annkokuで検索)
先日、Firefoxを勧めていただき大感謝。
● IE6をFirefoxへは正解! 早い。安定。お気に入りがタグつきで便利。
■ テンプ(新緑): annkokuさん
   『Nature_Mystery_2culm
■ テンプ(金字桜): Chakoさん
   『beige_sakura-black
   『beige_sakura-white
■ テンプ(清楚な台所): meecoroさん
   『 kitchen01・02 』
   『gohan』 『beach』 『simple02』
■ テンプ(さくら): 杏さん
   『 anzu-tp2_13
読みやすく 美しく 感謝しています。
FC2 便利で使いやすい。