3月22日の鹿児島県阿久根市の市会議員選挙の結果に注目! 竹原信一の信任度

.

■ さるさる日記 - 阿久根時事報 の 2009年3月13日(金)の記事 より引用

  阿久根市職員の人件費は年間24億円です。
  阿久根市の税収は20億円ですよ。
  そういう状況で、前市長と市議会は職員の退職金を増額したんだから、
  デタラメもいいところです。  (竹原信一 阿久根市長)



そりゃー マズイですよ。

お金発券の権限を持つ国じゃないんだから、
地方自治体は税収と支出のバランスが大事です。

これだから公務員は…
って、でも、これは、現場の責任ではないです。

市の幹部職員と市長と市会議員に、お金の使い方(支出)の責任があります。



 阿久根市の税収は20億円で、人件費は年間24億円って…。

これは、今までの市の職員幹部と今までの市長と市議のお金の使い方(支出)才能が、とても劣るということです。はっきり言ってしまえば、無能です。
 会社なら、スッキリ倒産しています。
 家計なら、きっと大変なことになっています。
税収以上に、人件費があるということは、公共のサービスは難しいです。

たとえば、市立の図書館があっても、新しい本は増えないということです。
それでも人件費だけ年功序列でずっと上がっていって、職員は定年までずっと高給になっていくのに、そのあいだ新しい本がないままの古びれていくだけの図書館ってなんなのか…。

 
行政に効率のよさまでは無理としても、
せめて、税収以上に人件費を使ってはいけないです。
公共のサービスの実体部分はからっぽになりますので。 
そして、この鹿児島県の阿久根市は、日本の地方自治体の縮図です。


税収が、人件費に食われて公共のサービスの空洞化が進んでいます。
地方に財源を移譲を とよく叫ばれていますが、それどころではないです。
とても低い経営レベルなのが地方自治体の実態です。

税収を使う役所の側は、この経営レベルですから、
所得税を、累進課税にしてはいけないです。
また、相続税も、こういうレベルでムダに使われます。


日本の地方自治体の問題の縮図が、鹿児島県の阿久根市で炸裂しています。
 
                        ※ 2009年3月の記事です
 





ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
鹿児島県議会は、
阿久根市の財政状態にこそ
問責決議するべきです。


「阿久根市職員の人件費は年間24億円です。
 阿久根市の税収は20億円ですよ」

言葉狩りして、慧眼な市長を引きずり下ろすなど、論外です。
県議会議員も、阿久根市議並みに、問題の本質が見えていない。

どきんちゃんなら、オバカー と言うでしょう。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
.
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ youtube  阿久根報道 テレビ番組 
  専門家弁護士が「公開すべき、まったく問題ない。」発言した。
  橋下知事も「非常に納得できる。」
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ さるさる日記 - 阿久根時事報 竹原信一 阿久根市長 より引用 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 阿久根市役所は臨時職員と嘱託職員を平均150万円の年収で使っています。手当てもありません。それでも多数の市民から応募があります。公務員は法に守られている?違います。阿久根に住み、低賃金でも働く場を求め、税金を払ってくれる市民に守られているのです。
 
  メールの紹介をします。
 遠く離れた長野県駒ヶ根市から送ります。…
市職員の55歳から60歳までの一般職員の給与から退職金を除いて、予算書とあう計算で求めました。職員は、共済金は給与に当たらないと申しますので、総収入で求めましたところ55歳が6人いまして平均は最高額で年収928万9030円になりました。 退職金は年額70万円くらいと思います。給与は阿久根市の上をゆきますが、職員は、公務員法に沿って支給されているといい、地域の零細企業の労働者の年収は200万円から300万円くらいが相場と聞いています。 年額10億円近い借入金利息、行政組合運営の病院の赤字補填今年度6億8500万円、前市長が道路と箱物ばかりつくり維持費がかさむようになってきました。…

 多くの自治体が同じような状態だ。
条例で給与を決める(地方自治法に)ありながら、私は主体的に給料表を作っている(地方自治体)というのを知らない。
国が統制してきたように見えてしまう。 市町村職員も「みんなで渡れば怖くない」とばかりにおかしな経営をやってきたように見える。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■ 2009/03/07 (土) 収入グラフ 竹原信一
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 市長ブログ是か非か?
■ 出直し市議選が告示…鹿児島・阿久根 (2009年3月15日 読売新聞) 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 議会に不信任案を可決された鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う、出直し市議選(定数16)は(3月)15日告示された。 竹原市政の是非を最大の争点に、市長の政治姿勢に対して反対や支持の立場などから前議員と新人の計23人が立候補し、市を二分した戦いを始めた。投開票は22日。
 竹原市長は、昨年(2008年)8月の市長選でブログ(日記形式のホームページ)を使った選挙運動をしたほか、当選後には、議会定数を10削減して6にする条例改正案を提案(議会は否決)したり、人件費削減を訴えるため市のホームページに職員の給与を1円単位で公開したりして物議を醸している。  市議選でも竹原市長の政治手法について、厳しく批判する候補と市政や市議会の刷新につながるとして理解を示す候補が舌戦を繰り広げている。 地方自治法によると、改選後の市議会で2度目の不信任案が可決されると、竹原市長は自動的に失職し、出直し市長選が行われる。 14日現在の有権者数は、2万233人。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






  鵜野日出男さんの書評より 引用
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■  「公務員クビ!論」 中野雅至著 (朝日新書) 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 役人に対する国民の風当たりは厳しい。
大蔵官僚の「ノーパンしゃぶしゃぶ」から始まって、厚生省、外務省、農林省、防衛省など高級官僚のいかがわしい事件が続いた。そして、最近ではこうしたキャリアだけではなく、地方公務員に対する風当たりが強まってきている。民間ではリストラの風が吹き、中小企業では実質賃下げになっている。それなのに、身分保障をされていることで「気楽な稼業ときたもんだ!」とノホホンとしている役人の存在があまりにも目障りに。そこで、週刊誌などでの役人バッシングが一種の清涼溜飲剤になっている。

著者は、大学を出て奈良の市役所の職員になり、その後国家公務員Ⅰ種試験を受けて旧労働省に入った。そして新潟県庁へ出向して情報政策課長をやり、アメリカの大学院へも官費留学している。その後ハローワークと労働基準監督署に勤め、最後には大臣官房国際課長補佐で退職し、現在は兵庫県立大の准教授。 つまり市役所職員、県庁の管理者、国の出先機関、本省の役人、公立大の教員と5つの公務員を経験している。これはすごく珍しい例。

そうした体験に基づいて書かれている「公務員論」だから、実態に疎い評論家や学者のうわすべりなものとは全く別。 それこそ税金泥棒と呼べる地方公務員の実態も紹介しているし、問題点も的確に把握している。そして、公務員の仕事は儲からない仕事が多く、一律に成果主義の物差しで評価してはならないと指摘している。 そして、これからの公務員がどのように変わってゆくか、あるいは変わってゆかなければならないかを、ていねいに書いている。この種の本はそれほど面白くないはず。それなのに最後まで一気に読ませられた。 住宅とか健康には関係ないが好書として紹介したい。

まず、公務員の数だが、国家公務員が約68万人、地方公務員が約300万人いる。
日本の就業人口が6400万人だから17人に1人が公務員。そして不思議だったのは、今まではこの公務員の給料が全国一律でほとんど変わらなかったこと。

これは、日本が中央集権国家だったから。中央政府が考えたプランを全国へ一律に浸透させてゆく。地方自治体は「機関の委任先」。したがって給料大系は全国一律。年功序列型で地方公務員のお茶くみ婆さんが1000万円の高級をとっていたということもあった。

国家公務員の仕事はデスクワークが中心で、いわゆるⅠ種試験に合格して採用された「キャリア」とその他の「ノンキャリア」に分けられる。そして、天下りで問題にされるのがこのキャリア。地方公務員には天下りがほとんどない。 なぜキャリアに天下りが多いかというと、同年代だけに局長のイスを独占させず組織を若変えらせるための知恵。1人を除いて早期退職を促すシステム。このシステムを変えない限り天下りはなくならない。そして、省とか局の縄張りを拡げる力のあるものが出世をする。本省の役人は資料づくりや各省、各局との調整や根回しで、毎日帰りが午前様。それで接待タクシー問題が発生し、これまたバッシングの対象になった。あまり割の合いい職場ではない。

そして、いままで一律だった地方公務員は、これから格差が拡がってゆくのが避けられない。地方自治体そのものが稼げる自治体と破産する自治体に分かれてくる。正社員の平均月収23万円、トップの年収が370万円。給料が安くて半分の人が辞めた夕張市の例をみるまでもない。
地方公務員はサービス産業であるが、民間のように富裕層対象に特別サービスを設けることが出来ない。どこまでも平等であるべきで、したがって効率至上主義にはなれない。
だが、公務員制度の行き着く先は「官民統一」しかないというのが著者の意見。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  鵜野日出男さんの今週の本音より
■ 青年社長の「経営力」での学校改革奮闘記 (2) 2007年09月10日 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
青年社長は、ワタミが上場したのを1つの区切りにして 学校の設立を真剣に考えるようになった。
外食産業に携わって人材の育成、すなわち教育ほど重要なものはないと痛感した。 外食産業の教育というと「マニュアル教育のことだろう」と早合点しがち。青年社長は、そのマニュアルが大嫌い。仕事の場とは、自分の夢を叶えるために必要な有形無形の価値を学んで、成長をとげてゆく場だと考えている。事業を伸ばすことは人を成長させることにほかならない。その成長過程を目撃するのが大好き。という少し青っぽい動機から「教育の場をつくる」ことに執念を…。

しかし、学校教育の世界は極めて閉鎖的。
居酒屋の成り上がり社長がどんなに力んでも、新しい学校をゼロから造れる可能性は不可能だということを思い知らされる。 八方塞がりで悩んでいた時、文京区にある私立の中高一貫の男子校「郁文館」から「再建のため一肌脱いでもらいたい」との声がかかった。 郁文館は夏目漱石の「我輩は猫である」にも登場する1899年に創立された由緒ある学校。 したがって定員割れを起こしているわけでもなく、受験者数が著しく低下しているわけでもない。一見まともな学校なのだが28億円という巨額な負債を抱えていた。 この借金返済のために修学旅行の積立金にまで手をつけるという自転車操業に…。 経営が完全に破綻していて、一般企業ならばとっくに倒産。

著名な学校がなぜこんなんみっともないことになったのか。
それはバブル期に銀行やゼネコンにおだてられて長野県に豪華な研修施設を造った不動産投資が原因。 バブルが崩壊して研修施設をホテルに改修して収益を確保しようとしたが、所詮は紺屋の白袴。赤字がふくらみ続けた。 ともかくバブル時の銀行はポリシーもなければ節操もなく、いたずらに資金を貸し付け、多くの企業と個人を投資に走らせ、破綻に陥れた。 そして、その責任をとった銀行の経営者は1人もいない。 日本の頭取共は、世界一の無能で無責任な人種であることを天下に公知。郁文館も、その犠牲者の1人にすぎない。 しかし、そのお陰で青年社長のところへ話が持ち込まれた。 渡りに舟と、1億円の私財を寄付し、30億円の銀行借り入れに対して個人の債務保証をして、青年社長は理事長に就任した。

そして、意気揚々と郁文館へ足を踏み入れたら、腰を抜かさぬばかりに驚かされた。
一番ひどいのはゴミ。 ともかく校内はゴミだらけ。そんなゴミだらけの廊下を歩いて教室へ入ってみたらここもゴミの山。紙くずをはじめ何もかもその辺に捨て放し。 おまけに生徒たちは挨拶を全然しない。 そのうえ、全校生徒1600人のうちひどいときは1/3の500人前後の生徒が遅刻してくる。 それが当たり前になっていた。 ということは、ツッパリやヤンキー類の不良学生が目立つ荒れた学校かというと、そうではない。 むしろ逆で、東京の普通の家庭のまあまあいい子が集うのんびり、おっとりとした校風が感じられる。

職員室を覗いてみると、教師たちはてんでばらばら。
チームワークのかけらも感じられなく、1/3がやる気を喪失していた。 
教育を通じて生徒たちを幸せにしてゆこう。学校の仕事を通じて自分自身が人間として成長していこう。 こうした教育者としての基本的な気概を、全く見失っていた。 この学校を改革してゆくわけだが、学校経営の基本数字を知っておく必要がある。

全ての産業界に基本数字がある。
この基本数字を軽くクリアーすることがイノベーション。

もちろん、住宅業界にも基本数字がある。私は注文住宅業界で、ニューエントリーした企業2社を、なんとか黒字化してきた。しかし経営の基本は非常に単純なもの。 1つは、常にイノベーションを追い続け、大手住宅メーカーにはデザインを含めた商品開発面で絶対に負けないこと。 2つは、1人当たりの生産性を8000万円以上になるように努力すること。 モデルハウスをもっているビルダーの場合、この数字にさえ抑えておけば、総資本回転率とか月次決算などというこまかい経理的な数字を無視できる。 例えば1人当たりの生産性が5000万円とする。粗利が25%とすると1人当たりの粗利が1250万円。このうち直接人件費として払えるのは1/3の420万円。 福利厚生費や交通費などの間接人件費や事務所費、展示場経費、広告宣伝費などの諸経費が直接人件費の2倍はかかる。 ボーナスを含めた年間平均給料が420万円では、優秀な人材は絶対に得られない。平均700万円以上の年収を保証するには、1人当たり生産性が8000万円で、粗利が27%なくてはならない。 ナカジマホームの松岡社長は、エリアと商品を絞り、ひところ1人当たり生産性が1億円を超え、粗利30数%という驚くべきイノベーションを達成して脱帽したことがある。 この松岡氏には敵わないが、経営数字そのものは難しくはない。注文住宅で一番難しいのはイノベーションを続け、大手に絶対に負けない商品力を持ち続けられるか否かにある。 それがないと1人当たりの生産性と粗利が確保出来ない。

著者によると、学校経営の基本数字はあまりにも単純。
売上げは、入学費×受験者数+学費×生徒数+補助金+寄付。 

これに対して支出は人件費と固定費。 まず、この固定費を30%以内に抑える必要がある。 ところが35%の固定費を支出、しかも70%を人件費に充てているとこがある。当然赤字。 私学振興財団の調査によると国内の私学高校のうち1992年度には赤字高校が12.1%だったものが、2005年には50%にもなっているという。 ということは、定員割れを起こしているからか…。そうではない。

とすれば赤字の原因は? 建物の減価償却費? それとも光熱費? 答は人件費。 これが70%を超えているのに 経営的な対策を講じられていないから…。 生徒数1500人の郁文館では 人件費の損益分岐点が50%。 これを超えたらビジネスにはならない。 50%が「望ましい」のではなく、絶対に抑えなければならない生命線。 どうしたら50%に抑えられるか。 安直なリストラでは教師の意欲が損なわれる。現場の教師によるプロジェクトを立ち上げ、試行錯誤を繰り返し、その中で見事に郁文館では50%に抑え込んだ。 このため28億円の負債は2008年度中に完済し、2010年には校舎が新しく建て直され、男女共学校としてスタートする見込みという。

あまりにも経営の話に的を絞りすぎた。
青年社長の学校改革のポイントは「学校は生徒のためにある」というポリシーの徹底。 つまり生徒が「お客さん」であるという思想で教員の意識改革を進めた点にある。 生徒がお客だということは、未熟な子どもに媚び、へつらえということではない。 居酒屋の客へのサービスはその日で完結する。しかし、学校でのサービスが結実するには時間がかかる。 居酒屋のサービスは「消費」だが、学校のサービスは「投資」。 その違いはあるが、学校の「お客」は決して教師ではなく、どこまでも生徒。 ただし、すぐれた教育というサービスを提供するのはどこまでも優秀な教師とその意欲。 教師の意識改革のためワタミで3日間の研修を受けてもらったり、誰もが納得出来る公平な評価制度をつくったり、授業崩壊という現実を根本から変えたり、イジメは「自分がしてほしくないことを相手にすることだ」と徹底的に排除したり…。 こうした改革についてゆけず、1/3の教師が離脱していった。 しかし、残った意欲的な教師の多面的なアイディアによって、郁文館は蘇生した。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  鵜野日出男さんの書評より
■  「愛なき國・介護の人材が逃げていく」 NHK取材班&佐々木とく子(阪急コミュニケーションズ) 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2000年4月に「介護保険法」が施行され、それまでは介護は「個々の家庭の問題」であったものが、初めて「介護の社会化」ということで、公の場に引き出されてきた。 これは、たしかに大きな前進であった。 ともかく、いろんな問題があるが、歩きながら考えようということでスタートさせたことは、決して間違ってはいなかった。

この介護法が制定された時は、日本は不況のどん底にあった。リストラが進み仕事のない人が一杯あふれていた。したがって介護施設が、少しでも新しい職場を提供してくれるのではないかと、全国的に歓迎する空気が強かった。 このため、介護労働力の問題が最初から等閑視されてきた。 ところが、日本経済が不況から脱出し、人手が足りなくなってきて介護に携わっている人材の逃亡が始まった。 離職率は20パーセントを超えたという。 その最大の原因は、給料の低さにある。

日医労漣の調査によると、介護・福祉分野の正社員の平均給料は、月21万7300円だという。
4割以上の人が20万円以下だと述べている。 全産業の男女合わせた給料の平均は33万900円。つまり、1ヶ月で約9.2万円も安い。 これにボーナスの差が加わる。 全産業の平均賞与は92万2400円。これに対して介護・福祉関係の平均は65万1400円。 つまり、年間137万円も低いという勘定。 これでは結婚適齢期を迎えた若者は、逃げ出さざるを得ない。 この実態をNHKが取り上げて放送した。 その放送内容を基に、ライターの佐々木とく子女史が追加取材をしてまとめたのがこの本。

単に給料が安いだけでなく、将来に対する展望が拓けていないから脱走する若者。
脱走された後を埋めるには2年間もかかるという実態が、かなり精緻に描かれている。 私のような門外漢にも、問題の所在がよくわかる。 ともかく介護事業者の収入は、基本的に介護報酬のみ。その報酬額がきちんと決められている。その決められた報酬の中から、利用者の送迎に必要な車両代、通信費、光熱費、設備費と人件費を賄わなければならない。 この人件費の比率が70%を越すと、事業として赤字になる。

つまり、人件費を上げたら即赤字化して事業が傾いてしまう。
このために、人件費を上げるに上げられないと、泣き言の実態報告が延々と続く。 そして、あのコムスン事件やフィリッピン介護士の受け入れ問題にも言及している。 しかし、いくら読んでも「大変だ」という声だけで、この著書の中には具体的な解決策がほとんど提示されていない。 それが、なんとも切なくて、読んでいてイライラしてくる。
その中で、唯一の救いは(有)笑う弁護士代表の袖山卓也の活動。 同氏は中学から高校にかけては立派な不良少年。バイクで事故死した友達の葬式で泣き叫ぶ母親の姿を見て足を洗い、高齢者介護の道へ入った。そしてデイサービスの施設長として「あそこは凄いと」という評判をとったところで独立。施設立ち上げのソフトを開発し、次々に新しい施設立ち上げに協力し、人員と利用者確保の面で輝かしい実績を上げてきている。 この著書では触れていないが、ワタミの「アール介護」などをはじめとして、介護関係でもいくつかの成功事例が出てきている。 そうした成功例に焦点を当てずに、いたずらに問題点やマイナス点だけを列記しているのが、この著書の最大の欠点。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   鵜野日出男さんの書評より 
 ■ 第116回  「日本一の村を超優良会社に変えた男」 溝上憲文著 (講談社) 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人口30万人の盛岡市。
その盛岡市の北西部に隣接している滝沢村。

村というから人口せいぜい5000人程度と考えがち。
だが、なんと53000人。市に昇格できる資格を持つほどで、人口が日本一多い村。
その村役場は、ご多分にもれずお役所仕事が幅をきかせていた。

縦割り組織の常で縄張り意識が強く、決して他の部署と連携するとか仕事を手伝うことはない。 前例の踏襲ばかりを金科玉条のように掲げ、新規の施策は受け入れない事なかれ主義。 稟議書を出してから決済まで2週間を要するスピードの遅さ。 そして職員の読んでいるのはスポーツ新聞と競馬新聞。雑誌はピンク系。 昼は職場をウロウロしているくせに、夕方になると残業代目当てに机に向かう職員。 働かず、考えず、勉強せず、の「3ず」が支配していた典型的なお役所。

そこえ94年、村長として初当選したのが44才の泡沫候補にすぎなかった柳村純一。
地元の高校を卒業して東京の京成電鉄時代に労働運動に関わり、帰省して村議をやっていたが、小沢一郎の強い影響下の岩手県で、小沢の息のかかっていない者が村長になること自体がそもそもの珍事。 ならず者にしか見られていなかった柳村が、当選の翌日に登庁すると300人近い職員が集まっている公民館で、職員の耳を疑わせるような言葉を発した。 「滝沢という弊社の皆さま。 今回この村の社長に就任した柳村純一であります・・・」 意識的に職員にショックを与えるのが目的。 職員の意識を徹底的に変えようという強いメッセージ。 そしてその目的は、06年の11月に、3期12年間に亘る社長任期の中で達成した。

地方の役所で働いている職員は「地方公務員法」で守られており、
よっぽどのことがないかぎり首になることがない。

したがって、仕事をサボっても強く咎めることが出来ない。 このため、「住民のために働く」という考えはことさらなく、自分の場所を守るためにいやいや仕事をするという意識が染みついている。 この意識を崩すために、いくら「民間企業並の意識を持って住民のサービスに当たれ」と言っても馬の耳に念仏。 

新社長が最初に手がけたのは「情報公開」
ところが村役場の情報は各課でバラバラ。 統一されておらず、しかも古い書式で山のようにあり、とても公開出来るような状態ではなかった。 そこで思い切って職員全員にパソコンを導入することを決めた。 サーバーなどの設備を入れると導入費は1億円弱。 その費用を捻出するために既存の事業を洗い出し、道路舗装関連事業の予算に白羽の矢を立てた。 このパソコン導入は、職員の意識革命を一気に進めた。 上意下伝が当たり前だったが、年配者の方が教えてもらう側に回った。また、パソコンは頑迷な縦割り組織の壁を溶かしはじめた。 そのあとはISO1401の取得。1職場1改善運動。 係長制度の廃止。 8人の部長による早朝の部長会議の設定。 独特の新卒採用試験などなど。 職員の意識と組織改革は確実に進行した。 そして、職員の納得のもとに人件費のカットや、住民参加の行政で、財政危機を乗り切った。 テレビで全国放送された住民の手だけによる道路建設。 そして、06年には地方自治体で初めて滝沢村が「日本経営品質賞」を受賞している。 まさに優良企業に脱皮したのである。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   鵜野日出男さんの書評より
 ■ 第113回 「赤字で町はつぶれない 頑張ろう地域社会」 (現代企画室 1524円) 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
道産子でなくても、夕張メロンと池田町のワインを知らない人はいない。

1972年に読売新聞社から出版された「ワイン町長奮戦記」を読んで、私もささやかな隠れフアンの1人となった。 それまでの甘ったるい赤玉ポートワインに比べて、池田町のワインはやや酸味が強いけれども辛口で、口に合った。そして、道内を列車で移動する時、コマイを齧りながら赤の小瓶を楽しんだし、帰路の千歳空港ではピリ辛ソーセージを肴に旅の疲れを癒した。 また、日本橋丸善の南のビルの地下にあった町営レストラン「十勝」へは何人かを案内した。

著者は1919年生まれの米寿。
参議院議員も2期つとめており、いまさらという気がした。 ところが、単なる奮戦記の二番煎じではなく、赤字の地方自治体を如何にしたら活性化させられるかという点で参考になる点が多い。 ともかくカネがなかったので、町長をはじめとして町役場の全職員がスコップをもって工事を行い、町民を巻き込んでいった先駆的な地域活性化運動。地方自治の原点がここにある。

1952年の十勝沖地震。
53年、54年の大凶作で町政は赤字再建団体に転落、職員の給料も店払いもストップ。 町長が責任を取って辞めさせられ、町議は自民党と社会党が頬被りして談合し、次期町長に助役を推すことを決めた。 これに反発した農村青年グループが農民同盟事務局長を対立候補として担ぎだした。 しかし、全ての団体と政党が推薦する助役に対し、組織もカネもない全くの無名。 1割も票がとれれば御の字という下馬評。 ともかく演説会にきてもらい「2000万円も滞納繰越金がある。それに1800万円の赤字債。これを2年で返却し、犬、ミシン、荷車税を撤廃する」と叫んだ。 フタをあけたら泡沫候補が72票差で当選という大番狂わせ。

町長になって最初の仕事が滞納している税金集め。
町長自ら出かけ「5万円を払って欲しい」といったら「いくらでも払う。その前に30万円もの薬代の借金を払ってくれ」と言われた。 そこで担当者を集めて聞いたら「税金が入ってこないので2年分の支払いが滞っている」という。
実質的な公文書偽造による詐欺行為が町議会の黙認でまかり通ってきたのだという。 そこで、町を回って役場にいくら貸しているかを聞いてまわった。 そして拓銀の支店長に話をして500万円を借金し、店払いをした。そのおかげで税金の滞納金も入り、秋までに銀行の借金を返済し、銀行の信用も高まり、商店街からの評判もよくなった。

しかし、なにしろ議会は全部が反対派。
助役も承認されなければ、道路計画も否決される。 そこで、役場が終わった夜の6時から9時までの3時間、若い職員に勤労奉仕をして欲しいと頼み込み、町長自らスコップをもって道路工事を行った。町に一台しかないダンプカーで砂利を運び、商店街が灯りをつけて応援してくれた。 今では労基法の関係で難しいだろうが、こうして議会が予算をつけてくれなくても、自分たちで汗を流せばかなりのことが出来ることが分かり、職員の自信となってきた。 こうして公約どおり2年間で赤字再建団体から脱却し、ストップしていた給与改定も出来た。

その成果の上に立ってワインづくりとその販売大作戦が展開されるのだが、
これは長すぎるので省略させていただく。 是非本を買って読んで頂きたい。 そして、ワインづくりと並んで感動させられたのが、道の建設委員会の視察のために8日間で18kmに及ぶ道路を湿地帯の中に敷設した工事。 これには全職員が一致協力して見事に完成させている。 「やってくれ」と待っているのではなく「やってやろうじゃないか」という一丸となった行動に心打たれる。 池田町は自分たちの手で脱皮し、見事に再生した貴重な記録。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   鵜野日出男さんの書評より
 ■ 第88回  「夕張問題」  鷲田小弥太著 (詳伝社新書740円)

1978年から30年間も「類似の市の2倍の職員を抱え、高い給料を払い続けてよくぞこれまで長持ちしたものだ」というのが著者の率直な感想だという。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                         



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 大阪府、11年ぶり赤字脱却へ…橋下知事流の荒療治効く? 
                              (2009年2月10日 読売新聞)
10年連続で赤字予算を組んできた大阪府の一般会計当初予算案が、2009年度に黒字に転じる見通しとなった。 世界的な景気後退の影響による税収減などで450億円の歳入不足が懸念されていたが、橋下徹知事の2008年度の財政再建で、年度末に数百億円の余剰金が生じる見込みとなり、就任2年目で、11年ぶりの赤字脱却を果たす見通しが立った。  府の一般会計当初予算案は、1999年度に169億円の収支不足に陥って以降赤字が続き、2001年度からは借金返済のための減債基金から430億円~1145億円繰り入れてきたが赤字は解消できず、2008年度も50億円の歳入不足だった。
橋下知事は、2008年度の予算編成で、職員給与を都道府県最低水準まで引き下げたほか、私学助成や市町村補助金を削減、減債基金の繰り入れも中止し、1100億円の収支改善を達成。 こうした取り組みと経費節減などで、年度末に財源として回せる数百億円の余剰金を財源とし、行政改革推進債などと合わせると、税収減を見込んでも黒字転換が可能になった。 2008年度に185億円発行した赤字債の退職手当債も、2009年度は発行しない方向で調整を進めている。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━











 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ wiki 阿久根市
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  タグ: 竹原信一     地方からの行政改革(阿久根市)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ・ 竹原信一から幸福実現党を思う。 選挙で民意は成長し 争点が深まる。
 ・ 竹原信一市長は狂の人。「職員の人件費は、半分に可能か」
 ・ 竹原信一が再選。 民意は改革支持 鹿児島県阿久根市長選
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ・ 鹿児島県阿久根市の市議選で竹原信一市長支持派5人 上位当選! 2009年3月23日 
 ・ 広報あくね3月号市長のコラム(鹿児島県阿久根市 竹原信一市長)と市議選と
 ・ 3月22日の鹿児島県阿久根市の市会議員選挙の結果に注目!
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



   タグ:全国学力テスト 「高校入試を学力重視に」
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 参院議員・山谷えり子  「教育再生」止めてはならぬ 2009.11.15 産経新聞
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 幸福実現党  地方選の公約 3つの視点 「広い層」・「深める層」・「強い層」
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 「全国学力テストの全員参加 県内実施」で、身近な社会主義をぶっつぶそう
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 高校入試 学力点重視の県、続々。  入試が学力点重視になると日教組が弱る
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 「自由」を大切にする社会を。 「富」を祝福する社会に。 日本を「成長」と「繁栄」へ
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 幸福実現党へ提案  公教育が子供に学力を身につけるようになる 12の方策
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 知事を目指す幸福実現党の方へ 教育委員の力は こんなに大きい 青空と麦穂 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 河村たかし市長の「塾経営者を教育委員へ」案を、市議会は 可決?否決?
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 学力テストの結果公表に消極的な 市町村 教育委員会は くそ教育委員会!
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ・ 小6生は、47都道府県のうち半分しか知らないまま中学生になる!
 ・ 全国 学力テストが小・中学校を変える。 橋下知事がんばれ!
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  タグ:橋下徹   タグ:石原慎太郎
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   青空と麦穂 サイトマップ  全記事 表示)
1、家づくり      2、子育て・学力・意欲・子供に身につけさせたい お金の知識、家族  
3、最近の記事   4、テーマ別 (政治 経済 宗教)   5、健康・食育・家族・音楽・PC他・リンク集

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ブログ市長の「切ない」思い    (日経ビジネス) 2009/03/26 (木) 井上 理 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 「ブログ市長」が語る食税族のアッパー待遇   2009.10.1 プレジデントロイター
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 実はたっぷりもらっている公務員のボーナス
 この不況時でも失業の不安なく、高額支給 JBpress 2009.12.16 木下 敏之
   http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2357
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 「ブログ市長」竹原氏が再選された阿久根市長選は行政改革の光明
   http://mojix.org/2009/06/03/blog_takehara    2009.06.03 モジックス
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 阿久根対立                 読売新聞 九州 
■ 由紀日記                 群馬県桐生市の 庭山由紀 市議会議員
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 さるさる日記 - 阿久根時事報 竹原信一      2009年3月25日~
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
関連記事
コメント
No title
.


■ 「ブログ市長」が語る食税族のアッパー待遇  ダイヤモンド 2009年 10月 1日
http://president.jp.reuters.com/article/2009/10/01/B61098DC-A99E-11DE-9FB0-6EE93E99CD51.php

公開! 地方役人の給料【1】  プレジデント 2009年5.4号 ジャーナリスト 若林亜紀=文


ついに白日の下にさらされた。鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、市職員の全給与明細をネットで公開した。賛否はともかく、現地から聞こえたのは「自分たちと全然違う」と嘆く市民の声だった。

 旅行三昧の市議団は「とんでもないバカ」

「市民の平均所得は約200万円、でも市職員の54%が年収700万円以上。市の税収は20億円なのに、人件費だけで24億円が出ていく。公務員は泥棒だ」

鹿児島県阿久根市に、こんな過激な発言を続ける市長がいる。竹原信一市長は、2008年8月に当選。議員の数や報酬を減らそうとして市議会に不信任決議を可決されたため、議会を解散させた。この3月の出直し市議選では、定数16人に23人が立候補。4人の新人を含む市長支持派の5人が上位を独占し、反市長派の前職のうち4人が議席を失った。ただし市長の不信任案再可決に必要な11議席を「反市長」派が占めている。

竹原市長の名を全国に知らしめたのは「ブログ」だ。自らのブログで「辞めさせたい市議アンケート」を実施。さらに2月には、市のホームページで07年度決算での全職員268人の給与を1円単位まで公表。これには大阪府の橋下徹知事が「納得できる」と賛意を示した。

阿久根市はJR鹿児島駅から電車で1時間半ほどのところにある。人口は2万4356人(09年1月末)。海辺の丘にぼんたん畑が広がる過疎の市である。

昨年度の歳入107億円のうち、市税は20億円。国から51億円、県から6億円をもらっている。それでも足りず、借金である市債を7億円も発行した。

庁舎は赤い壁が印象的な3階建て。2階に上がると、作業服のジャンパーを着た竹原市長が出迎えてくれた。背は高く、やや細身。書棚には拙著を含め公務員問題に関する本がずらり。

鹿児島弁交じりの朴訥とした口調で、市長になった経緯を話してくれた。

「仕事で役所にいくたび腹がたった。役人は、仕事はできない、能力低い、やる気なし。でも権力を持っている。あるとき、受注した市営住宅の建設図面がおかしいから『自分が住むならと考えてみろ』と言った。そうしたら、市の担当者は『俺は住まんから』とうそぶいたんだ。それで、反感もあって市長と役所についていろいろ調べ始めたら、知れば知るほどおかしいことだらけだった」

まずは「一人で暴動をおこすつもり」で、市長や市役所を糾弾するビラをつくった。バイクで配ってまわり、自分の車にも貼り付けて走った。建設会社にとって市役所は大口の客。親からは絶縁されかかった。それでも、徐々に賛同者が集まり、05年には市議選で当選した。

「議員になってみると、まわりの議員はとんでもなくバカだった」

憤るのは無理もない。市議たちは「政務調査費」を使い、タイのアユタヤ遺跡や大分の別府温泉への「視察旅行」を繰り返していた。07年9月には領収書偽造の詐欺などの疑いで市議の一人が書類送検されている。この市議は今回の出直し選挙にも出馬したがあえなく落選した。

08年には市長選へ立ち、500票差で辛勝。「ブログ市長」の異名はこのとき以来だ。選挙活動中にもブログの更新を続け、公職選挙法違反のおそれがあると警告を受けると、「総務省のほうがおかしい」と噛みついた。職員の給与公開もまっさきにブログで報告した。

「市の職員がこんなに厚遇とは知らなかった。もし『自分はがんばっているから文句を言われる筋合いはない』という職員がいるなら堂々と言えばいい。でも、誰も言ってこんよ」

鹿児島県統計協会がまとめた阿久根市民の年間所得推計は一人当たり186万9000円。市職員のボーナスにも届かない。給与構成は「逆ピラミッド型」。年功序列で誰でも昇給するうえ、若者の採用を少なくしているからだ。

とどめは退職金だ。06年度に退職した28人のうち15人は3000万円以上。市民の所得から考えるとばか高い。

「市内で新築のきれいな家は大方公務員の家。夫婦共稼ぎで、城のような家に住んでるのもいるわ」

給与や退職金の公開には一部から強い反発があったが、気にかけない。この4月には職員の大量降格を断行した。

「でも給料は下がらないんだよ。地方公務員法で、たとえ降格されても『人事管理の円滑な運営』のため給料は下げられない。公務員は二重三重に守られてる」

手腕は強硬だが、語り口は飄々としている。公務員の異常な世界に怒りを感じているのかと問うと、首をかしげた。

「怒りではない。うーん、ただ切ない」

そして、こう結んだ。

「市民のために働ける役所にしたい」

インタビューの前、筆者は市役所内をそれとなく見てまわった。なるほど、身を乗り出して向かいの席の男性とおしゃべりに興じる市民課の女性職員、片肘をつきながらパソコンを叩く水道課の初老の職員、ロビーで堂々と血圧を測っていたシステム担当者……。インタビューを終えた5時過ぎには、庁舎の電気が消え、ほとんどの職員がさっと帰っていった。

翌日、街に出て市民の声を聞いた。

08年に市の総務課長から「阿久根市美しい海のまちづくり公社」の事務局長へと転籍し、今回の市議選で「反市長」を訴えて当選した浜崎国治市議はこう反論する。

「阿久根市の職員給与は、県内の18市の中では16番目で、決して高いほうではない。行財政改革の結果、職員数も今では244人と02年に比べて100人も減っている。退職金も職員を減らすための必要経費で妥当だ」

市の元職員は、親切にも筆者らを豪邸に招き入れ、こう話してくれた。

「私は学校を出たときに銀行や生保の内定もあったけど、市役所を選んだ。お給料は民間のほうがよっぽどよかった。いまさら給料が高すぎると言われても……。家を建てて、子供を都会の大学に通わせたら、家計はきつきつ。第一、市職員の給料を下げたら、車も買い替えんようになるから、市の景気はもっと悪くなる」

阿久根駅前の商店街はすっかり廃れたシャッター通りだ。内陸のトンネルを通る九州新幹線の開業に伴い、JRの在来線は5年前に廃止された。第三セクター方式の鉄道会社として存続したが、経営は厳しい。駅前では客待ちのタクシーが列を成していた。厳しくなる一方の市民生活と、右肩上がりで増える一方の公務員給与。その対比がなんとも切ない。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ トヨタさえ上回る!? 名古屋市役所の高給 公開! 地方役人の給料【2】
http://president.jp.reuters.com/article/2009/10/02/24D25F94-A9A9-11DE-842F-0D193F99CD51.php ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■ 実はたっぷりもらっている公務員のボーナス この不況時でも失業の不安なく、高額支給 JBpress(日本ビジネスプレス)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2357

では、どうして公務員のボーナスが民間のボーナスより高いのでしょうか。

 公務員のボーナスや給料は、人事院勧告に従って決められています。人事院が毎年民間給与の実態を調査して、民間と差がないように決めていくのです。

 詳しくは人事院のサイト「民間給与の実態」を見ていただきたいのですが、人事院は民間のボーナスの今年の冬のボーナスの平均を約72万9000円(事務・技術等従業員)と算出しています。

 先ほどの某証券会社の調査では、民間企業のボーナスの平均は約36万6000円でしたから、その2倍です。どうしてこうなるのでしょうか。

 それは非常に簡単な理由で、人事院が小規模な会社を調査対象としていないからです。人事院は、「企業規模50人以上で、かつ、事業所規模50人以上の民間事業所から層化無作為抽出により抽出した事業所を対象に」調査しています。

 約9700カ所の事業所を調査しますが、この中には従業員が1000名以上の事業所が約2700カ所含まれています。社員数が数千人、何万人といる大企業と同額にするということになると、給料は必然的に高くなります。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


.

2009/12/21(月) 10:01 | URL | 記名なし #-[ 編集]
No title
.




 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 鹿児島県議会、阿久根市長に謝罪求め決議 2009年12月17日 読売 

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、ブログに障害者の出生を否定するような文章を掲載した問題で、同県議会(金子万寿夫議長)は17日、竹原市長に謝罪を求める決議案を出席議員の50人の全会一致で可決した。

 一自治体の首長について、県議会が非難決議するのは極めて異例という。

 決議では「障がい者の方々を差別するとしか取れない表現。市議会で謝罪を拒否し、自らを正当化する姿勢に終始したことは強い憤りを覚える」とし、竹原市長に対して「障がい者、県民、関係者に謝罪し、障がい者福祉の一層の推進のための適切な努力を行ってほしい」と注文を付けた。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 阿久根市長に 謝罪要求決議「重く受け止めて」 2009年12月18日 読売
(この題名ですと 読売新聞がそう言っているかのようです)

鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、ブログに障害者の出生を否定するような文章を掲載した問題で、竹原市長に謝罪を求める決議案を県議会が全会一致で可決した17日、議員からは「異例の決議。竹原市長は重く受け止めてほしい」との声が挙がった。

 決議では、障害者基本法が、自治体に障害者福祉を増進する責務を課していることに触れ、竹原市長に謝罪や、障害者福祉へ向けた適切な努力を求めている。

 県議会事務局によると、一自治体の首長への非難決議は過去、記録にないという。

 議員たちに今回の問題に対する、感想を聞いた。

 1歳の頃にかかった小児マヒで左足の自由がきかなくなり、松葉杖生活をしている桐原琢磨議員(県民連合)は「決議をしても、市長から素直な謝罪はないだろうが、『まずかった』という気づきを持ってほしい。そして、今後、こういう決議をさせないでほしい」と語った。

 今回の決議を提案した環境厚生委員会の大園清信委員長(自民)は医師でもある。「一人の医療人として、障害のある人たちを尊重し、共生しあう社会づくりを目指してきた。市長を選んだ市民も、今回の決議の意味について改めて考えてほしい」と要望した。

 金子万寿夫議長は「(市長は)県民の代表者の集まりである県議会が全会一致とした決議を、真摯(しんし)に受け止めるべき。そうでなければ、人としておかしい」と訴えた。(北川洋平、尾谷謙一郎)



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ブログ市長の問責、市議会が決議 障害者記述取り消しなど求め 2009.12.18 産経

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長がブログに障害者差別ともとれる持論を記載した問題で、同市議会は18日、関連の質疑が相次いだ市議会で市議を侮辱するような発言をするなど、混乱を招いたとして市長の問責決議と、ブログ記述の取り消しと謝罪を求める決議を可決した。

 問責決議は14、15日の市議会で、涙ながらにブログ問題で謝罪を求めた市議について「うそ泣きというメールが来ている」と発言した市長に対し「質問の論点をすり替えて答弁するなど、独善的で不誠実。議会の存在を否定する態度で、厳しく責任を問う」としている。

 ブログの記述については「障害者の方々に計り知れない苦痛をもたらした」とした上で「市長の政治的、道義的責任は重大だ」と批判している。

 また、市長が役所内に張り出した紙をはがしたとして懲戒免職となった元係長(45)について、鹿児島地裁の執行停止の決定を受け、職場復帰させるよう求める決議も可決された。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 職員は戦々恐々…ブログ市長が賞罰委規定改定、民間人任命も 2009.12.16 産経

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、従来は市幹部で構成されていた賞罰審査委員会(4人)の規程を改めていたことが16日、市への取材で分かった。市長による民間人の任命を可能とし、委員会の招集権も市長がもつように改定。市職員の間では、市長が委員会を掌握する可能性があるとの懸念も出ている。

 同市の賞罰委員会をめぐっては、市長が掲示した各課の総人件費を記した張り紙をはがした元係長について、委員会が「文書戒告が相当」と判断したが、市長は自身の判断で懲戒免職にした経緯がある。

 改定は9日付で、市長は委員4人全員を解任。委員長に副市長、委員に課長職などを充てていた従来の規程を「民間及び職員の中から市長が任命する」と改めた。招集権も委員長から市長に移した。

 市長は取材に応じず、総務課に「勝手に見解を話せば責任を取らせる」と指示。
市議会事務局によると、規程改定は市長の決裁で可能という。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 阿久根市長、「ブログ修正」約束の席で差別語 2009年12月18日 読売

鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が障害者の出生を否定するような文章を自身のブログに掲載した問題で、竹原市長は18日、障害者の地方議員ら3人と面会し、文章の修正に応じる意向を示した。

 同日午後、ブログの問題部分は削除され、「ただいま修正中」と書き込まれた。

 障害者の県議や市議らで作る「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」(約40人)の平野みどり・熊本県議(51)ら3人が約30分間、非公開で面談した。平野さんらによると、竹原市長は「誤解を招きかねない表現だった」とブログの記述の修正を約束した。しかし、謝罪については「ブログの文面を否定し、社会の現実を打ち消すことになる」と拒否した。

 また、平野さんらが「差別する意図がなくても、人を傷付ける言葉があれば差別になる」と指摘したところ、竹原市長は「それでは『めくら千人めあき千人』という言葉はどうなのか」と、視覚障害者を差別する言葉を使って言い返し、「言葉を制限すると文化がしぼむ」との持論を展開。抗議を受けても発言を撤回しなかったという。

 読売新聞は、この件に関して竹原市長に取材を申し込んだが、応じなかった。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 阿久根市長、個人の税務資料提出させる 2009年12月18日 読売

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、市民の所得額を把握する目的で、市の税務課長に対し、個人の収入額などが記載された税務資料を提出するよう要求していたことが分かった。

 課長は「目的外使用に当たる」として拒否したが、竹原市長が「命令に従わない職員は懲戒処分を検討する」と議会で答弁した翌日、求めに応じて提出した。

 税務資料は課税を対象に収集、作成されたもので、鹿児島県は「秘密の漏えいを禁じた地方税法に抵触する恐れがある」と指摘している。

 関係者によると、竹原市長は、「市内の民間所得を把握したい」として、税務課に個人収入などが記載された資料の提出を求めた。税務課長は「資料は課税を前提として収集したものであり、目的外の利用は認められない」と説明し、拒否した。

 その後、税務課長は15日の市議会一般質問で、市長派議員から「市職員の給与が高すぎる」として税務資料の提出を迫られた際も「目的外の利用は認められない」と同様の説明をした。

 竹原市長は「この職員は市長の命令に従わないので、懲戒処分を検討する」と答弁。税務課は翌16日、名前や住所、生年月日などを伏せたうえで、市長に資料を提出した。

 竹原市長は、職員人件費の張り紙をはがしたとして懲戒免職処分になった元係長の男性(45)について、処分の効力を停止した鹿児島地裁、福岡高裁宮崎支部の決定に従わず、男性を復職させていない。

 ある職員は「次は自分が処分されるかもしれない。市長に意見することも許されない雰囲気で、前向きな仕事もできない」と話している。市長後援会の須崎和馬会長(79)は「障害者の出生を否定するような文章をブログに掲載したことが批判されていることに加え、このような状況では市政は前に進まない」と困惑している。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 「障害者への理解ない」 地方議員が阿久根市長批判 2009.12.18 産経

鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が「高度医療が障害者を生き残らせている」などとブログに記載した問題で、障害のある地方議員らでつくる「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」は18日、竹原市長に抗議後、記者会見し、抗議の際にも不適切な対応があったとして「行政の長としての障害者に対する理解がない」と批判した。

 同会によると、抗議の際のやりとりで竹原市長は「目が見えない人は何と呼べばいいのか」「そういう用語をまとめたものってあるんですか」などと話したという。同会の村上博熊本市議は「ブログで障害者について記述しておきながら基本的な知識がない。障害者福祉をこれまで真剣に考えてこなかったのだろう」と憤りを示した。

 またブログの記載について村上市議は「修正する意思は見せたが、抗議をどう受け止め政治姿勢が変化するか見ていきたい」と懐疑的に話した。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1円単位でボーナス公開 阿久根市HPで222人分 2009.12.11 産経

 鹿児島県阿久根市は11日、ホームページ(HP)で、竹原信一市長を含む全職員222人について、冬の期末・勤勉手当(ボーナス)の支給額を1円単位で公開した。市長以外は匿名。市議会で公開の意向を示し、職員に指示していた。

 10日に支給され、支給額の平均は約74万円、合計は約1億6400万円。最高額は市長の約130万円だった。

 市長は2月にもHPに職員268人の年収を表にして掲載。職員の給与が高いと訴える意図があり、当時は「市の将来は人件費を適正化できるかどうかにかかっている」と主張していた。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 阿久根市長、ブログ修正始める 「乱暴で誤解招いた」  2009年12月18日 朝日

鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は18日、抗議に訪れた障害者の議員団体と市役所で面会し、障害者差別との批判がある自身のブログについて「乱暴で誤解を招く表現だった」との考えを示した。謝罪はしなかったが、同日午後、問題視された記述を削除し、修正する作業を始めた。

 問題となっているブログは11月8日付「医師不足の原因は医師会」。医師会を批判する記述の中で、「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている。結果 擁護施設に行く子供が増えてしまった」「『生まれる事は喜びで、死は忌むべき事』というのは間違いだ」(原文のまま)と記載していた。

 竹原市長はこれらの記述を含む部分をブログから削除し「ただいま 修正中」とした。

 竹原市長に抗議したのは、障害者の議員らでつくる「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」九州ブロックの平野みどり・熊本県議ら3人。記者会見した平野県議らによると、竹原市長は問題の記述について「乱暴で誤解を招いた。誤解を招かないような表現に修正する」と説明。一方で、障害者団体などの批判は誤解だとの姿勢を強調し、「謝罪はしない」とも述べたという。

 平野県議は「謝罪は必要ないという認識のようだ。これを機にいろんな所で議論が起こればいいという考えみたいで、あきれた」と話した。

 同席した村上博・熊本市議は、障害者や家族を傷つけたと指摘しても「そういうつもりはない」と繰り返す姿勢だったとし、「竹原市長はこれまで障害者福祉を真剣に考えてこられなかったのではないか」と話した。



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 阿久根市長、差別発言の謝罪拒否 「これは戦いだ」 2009年12月20日 朝日

鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、自身のブログに「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている」と記した問題で、竹原市長は19日までに記述を削除した。だが謝罪はせず、障害者団体などが反発を続けている。これまでも市議会や職員への批判を繰り返し、混乱を招いてきた「ブログ市長」。迷走が止まらない。

 「世間体を見ながら成果を出すことはできない。どこで勝負するかが大切。いい人であり続ける必要はない」。竹原市長は19日夜、阿久根市の集会所で開かれた後援会集会で、こう訴えた。

 「一言、謝っても良かったんじゃないか」。ある男性の発言に対し、竹原市長は言い切った。「謝ったら竹原の全部を否定するきっかけになる。これは戦いだ」

 今回、問題になっているのは、11月8日付のブログ。医師会を批判する中で「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果、擁護施設に行く子供が増えてしまった」(原文のまま)と記していた。

 批判が相次ぐなか、市長は18日、抗議に訪れた障害のある地方議員3人に「乱暴で誤解を招いた」と記述の修正を約束。ブログの問題部分を削除し「ただいま修正中」とした。

 だが、会談では、市長の意識の薄さが浮き彫りになったと3人は言う。面会した平野みどり・熊本県議らによると、「傷ついた人がいる」と謝罪を求めると、市長は「そういうつもりはなかったんですけどね」と語った。

 その後、障害者の表現をめぐる話になり、「めくらとか、ちんばとかいう言葉は今は使わない」と平野さんが話すと、市長は「では『めくら千人めあき千人』という言葉があるが、それも駄目なのか」と尋ね、平野さんが「差別語で傷つく人がいるから使いません」と諭したという。

 市長は「謝罪はしない」とも述べたという。平野さんは「謝罪は必要ないという認識のようだ。これを機にいろんな所で議論が起こればいいという考えみたいで、あきれた」と話した。

竹原市長はこれまでも物議をかもす言動を重ねてきた。昨年8月、市長選の告示後もブログで他候補を批判。市選管から公職選挙法違反の疑いがあると指導を受け、記述を削除し、初当選した。

 その後もブログで「議会は時間の無駄」と書き込み、市議を名指しで批判。今年1月12日付では市議全員の名前をあげ、「最も辞めてもらいたい議員は?」と投票を呼びかけた。後に県議らが市長を公選法違反容疑で刑事告発。鹿児島県警が9月に同容疑で書類送検した。

 市職員に対しては、2月に市ホームページに、職員一人ひとりの年収の詳細、退職金の額を1円単位で掲載。各課の人件費を記した紙を庁舎内に張り出させ、勝手にはがした男性職員を懲戒処分にしたが、裁判所は処分の効力停止の決定を出した。

 一方で、職員給与の情報公開などが一定程度の市民の共感を得ているとの見方もある。市議会で市長の不信任決議案が2回可決され、竹原市長は4月に自動失職したが、5月の出直し市長選で再選した。竹原市長を支持する松元薫久議員は「市長の基本にあるのは、やはり公民(公務員と民間)格差。市民もそこを支持している」と擁護する。(三輪千尋、矢崎慶一、周防原孝司)


.
2009/12/21(月) 10:44 | URL | 記名なし #-[ 編集]
No title
.



川の流れに逆らって泳げ。

世間の評価が定まったら終わりだと思え。

いつも人と違ったことを考え、言い、実行せよ。




竹原慎一さん 負けるな。
.
2009/12/21(月) 10:56 | URL | いの #-[ 編集]
No title
民主党は外国人地方参政権をわざわざマニフェストから外して
衆院選を戦い、今度はこっそり進めようとしていますね。

このことをなぜかマスコミが、特に影響力の大きいテレビが
一切伝えようとしない。どこまで腐っているんでしょうね。

それにしてもネットを通じて多くの人が(最低でも1000万人以上)
日本の主権(選挙権)をこっそり売り渡そうとしていることに激怒しているのにも
関わらず、よくも平気で売国行為が出来るものですね。感心します。

近い将来、日本国中ほとんどの日本人はこの事実を知ることになるでしょう。
売国法案をろくに国民的議論もせずに外国人のために通そうとしている
国会議員やそれを手助けするマスコミのみなさんは・・・・これから先、国民からの
報復への怯えを心配せずに生きていけるとでも思っているのでしょうか?

日本は庶民クラスの知識レベルの高さは世界でダントツでTOPですよ。
売国行為を推進すれば、日本国中にその背信行為が知れ渡るでしょう。
不思議なので、もう一度聞きますが・・・・あなたたち(売国議員とマスコミ)は
(正気で)衆人周知の中で売国行為を押し通すつもりですか?

売国行為を実行する国会議員とマスコミのみなさんへ忠告させていただきますが
現実に日本人が外国人に虐げられるような社会が到来した時
あなたたちやその家族までもが、日本中から恨みや怒りの標的となっても
全くおかしくないと予想されます。よく考えてみてください。怖くはありませんか?

売国行為を実行する国会議員とマスコミのみなさん!!是非、売国行為から
日本人の幸福を第一に考える行動へ方針転換なさるよう、お願いいたします。
2010/01/06(水) 21:09 | URL | june #-[ 編集]
No title
『朝鮮進駐軍』について知って下さい 

今日本で起っている大変なことの意味がすべて分かります

http://www.youtube.com/watch?v=uyMLaVq4ez0 

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-748.html

そしてできたらどうか拡散して下さい


2010/01/07(木) 21:02 | URL | 1 #JalddpaA[ 編集]
河村市長竹原市長頑張れ!
民主党は前社会党の幹部達がワンサカいるので、公務員制度改善改革は望みが殆ど無いに等しいのが実情だと国民感情でも察知出来まする。
年金機構を例に挙げれば前社会保険庁の職員達をただスライドさせたに過ぎないからだ!
民間からの人材確保はたった1,000人足らず社会保険庁の国営暗黒詐欺集団組織公務員達は解雇処分もされず約1万8千人も首にならずノウノウト給料、諸手当、ボーナス、更に退職手当金まで我々国民の貴重な税金を貪り続けているのである。
当然夫婦共稼ぎ職員も数千人はいるのだから。
共稼ぎなら最低で30歳の夫婦で年収1、200万円以上位、40歳夫婦で年収1、500万円以上位に成るのだから。
50歳夫婦では年収1、800万円以上位である。
民主党のマニフェスト子供手当ての所得制限をしないのも、所得制限を世帯年収800万円にしなかったのも官公労、日教組、自治労の巨大共稼ぎ公務員組織である公務員共稼ぎ天国を維持するためなのです。
国民はもっと怒るべきです、又野党はこんなインチキ民主党から政権を奪取して真の国民本位の国民のための低所得世帯を保護支援する政策を実行して行くべきだ。
2010/01/11(月) 18:57 | URL | 河村市長頑張れ!竹原市長挫けるな! #-[ 編集]
No title
.

juneさん  1 #JalddpaAさん
河村市長頑張れ!竹原市長挫けるな!さん
コメントありがとうございます。


竹原信一さんの過去ブログを読むと
??? という部分の記事は、わたしもいくつか気がつきますが、 問題はそこじゃないんです。

竹原信一さんは、阿久根市の財政状態を
なんとかしなくてはならないと 決意し立ち上がったこと。
これが重要と思っています。


正直、政治家が重要なことに着手するなら、
酒癖が悪かろうが、女癖が悪かろうが、差別発言しようが
多少宇宙電波だろうが そんなことはどうでもいいと思っています。


もっとも大切な部分へ仕事する政治家であるのなら
その仕事を どうか完遂していただきたい。 と思います。


阿久根市の財政状態は、日本各地の地方公共団体の縮図なのだと思います。

地方公共団体が財政的に経営的に成り立つ運営は
最低限度の仕事であり、
議員と首長、政治家たちの責任と 思います。


わたしは、公務員が高給であろうがなんであろうが
それが仕事と財政状態に見合ったものなら気にしません。

ですが、


阿久根市職員の人件費は年間24億円です。
  阿久根市の税収は20億円ですよ。
そういう状況で、前市長と市議会は職員の退職金を増額したんだから、  デタラメもいいところです。  
    (竹原信一 阿久根市長)





これは、本当に、本末転倒で、マズイと思います。

竹原信一さん ガンバレ v-41です。

.
2010/01/13(水) 20:21 | URL | いの(青空と麦穂) #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
最新記事
全記事表示

全ての記事を表示する

ご来訪 ありがとうございます

いの 01

Author:いの 01
家づくり ローコストで堅牢、健康 ローコストで健康、子供の将来の社会のために提言
がメインです。   全記事表示

リンク
このブログをリンクに追加する
家づくりの急所
ステキな記事へリンク♪2
子育てマンガ日記 (おちゃずけさん)
今日も元気で♪月~金 連載
 単行本化が間近か?
パパはエンジニアン (金)連載
  おちゃずけさん
■ この簡単なしつけで成績が上がる
小学生のときから勉強好きにさせる法』 灘校を東大合格NO.1にした勝山 正躬
■ 見える学力、見えない学力
子供に学力の土台をしっかりつくる

 単行本 発売中!!お弁当の名作の数々
  『ママからの小さな贈り物』 みさよさん

 愛・祈り・そして音楽 三谷結子さん
■ 『 愛ある仕事 』 2009/02/04
  ※ ブログ内記事: 『 妻の 愛ある仕事
■ 「 やる気スイッチ 」  のんきぃさん

 ちかおばちゃんに訊いてみて
■ 全国学力テスト結果公表 ちかさん
北海道は、教育改革に対する機動性に乏しい。
秋田県の小学校、宿題忘れは居残し
■ トラウマ     おかんさん
なぜ2万円を浮かせるために…
■ ほんとにその通りになっていく
くまたさん ※ 子供を伸ばす話し方   褒める
■ ほんとにその通りになっていく?
あくびさん 言葉の力を使って大きく伸ばす
■ 東大合格生のノートはかならず美しい      morinokaoriさん
※子供を伸ばす上手な話し方 間をおくこと
■ 会社に行こう! おちゃずけさん
男の子がまっすぐ育つために…
■ どんぐり      おちゃずけさん
日本のどんぐり22種。そのまま…
■ 食育から乳がんまで 幕内先生
   あっちゃん   おコメのチカラ
■ ポケモンと辞書引き  あっちゃん
子供を 図鑑 好きにの秘策
■ じゃがいも研究~その3「らせんの秘密♪」 ゆっかりん♪ 「世界を変えた野菜 読本」は食育におすすめ
■ 貧血改善の為に・・。 香織さん
カフェインと貧血の関係上手にコーヒーを
■ すぐれもの     みい☆さん
ブドウ の風味が凝縮し 香り気高く すっきり鋭く甘い白ワイン
■ 剣道帳 夢に向かって1本!みさよさん
■ 『失敗は子育ての宝物』 みいさん
■ ( ̄。 ̄)ホーーォ。  香織さん
■ ハイハイ☆ルーム  ひまちょさん
■ やってしまった~! oriseiさん
■ 親が病気になったとき モウコハンさん
■  初・圧力鍋   みゆめ*さん
■ 道路がスケート場  かたくりさん
■ リンクの貼り方講座 むっちさん
スパイダーウィック家の謎@みかづきさん
「スパイダーウィック家の謎」の なぞの5巻…
■ 世界を動かした塩の物語 ゆらゆらゆるり
■ 世界を動かした塩の物語 morinokaori
鱈(たら) 世界を変えた魚の歴史
   は、食育にぴったり!

■ ノンタン・タータンあそび図鑑マグロさん
絵本「ノンタン がんばるもん」を 読んで
■ 「トトロを楽しもう♪  ゆっかりん♪さん
三びきのやぎのがらがらどん を読んで
■ パプリカのぬか漬け』 ぬかlifeさん
■ とろける生キャラメルの作り方なめっぴ
Special Thanks
サイト紹介: Sun Eternity
→移転改題  3ET
http://annkokunokizinn.blog116.fc2.com/
→移転 http://3et.org/
プログラミング開発日記やゲームレビューやPCの役立ち情報などのさまざまなことを紹介&ネタのサイトでお薦めです。
管理人の(旧annkoku)サンエタさんは共有プラグイン・テンプレートの作者です。
(旧作は作者annkokuで検索)
先日、Firefoxを勧めていただき大感謝。
● IE6をFirefoxへは正解! 早い。安定。お気に入りがタグつきで便利。
■ テンプ(新緑): annkokuさん
   『Nature_Mystery_2culm
■ テンプ(金字桜): Chakoさん
   『beige_sakura-black
   『beige_sakura-white
■ テンプ(清楚な台所): meecoroさん
   『 kitchen01・02 』
   『gohan』 『beach』 『simple02』
■ テンプ(さくら): 杏さん
   『 anzu-tp2_13
読みやすく 美しく 感謝しています。
FC2 便利で使いやすい。